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TOEICの点を上げるためには何から手を付けるのかっていう話。

チラ裏です。 大人向けの英語の学習書、特に初中級者向けのものは、楽しく続く、ということを第一に考えたものが多い。 まぁ、別に、苦しみながら英語をやる必要はないと思いますけどね。 そういう類いの本は、英語の苦手を作る(と信じられている)文法をざっくりとカットしているわけです。 「英語はこれだけで話せる!」みたいな奴ですよ。 それはそれで、一理あるのは事実です。 「話せる」のレベルをどこに置くかに寄りますけど、実は気持ちの問題で、中学校を卒業した日本人はかなりの割合で、国際的なレベルで英語がそこそこ話せると思って良いんじゃないかと考えています、僕は。 しかしそこは日本人の国民性というか、「完璧じゃ無いから恥ずかしい」みたいな気持ちが強すぎるところに、「日本人の英語はここがだめ」みたいな宣伝が追い打ちをかけて、「日本人は英語が苦手」という洗脳状態を造り出しているのですよね。 話を戻すと、TOEICでスコアを上げたいと思ったときに、単語をいくら覚えても、リスニングのスピードや訛りへの対策をしても、基本的に文法が出来てないと英語は理解できないのです。 文法アレルギーにフタをして見ない振りをし、英語って難しく無いですよーといってもちょっと説得力が無いと僕には思えます。 だって、解けないもん。 そういう人に限って、「基本単語数百個だけで英会話できる」とか言い出すと思いますけど、それは文法がしっかりしていれば単語は少なくても大丈夫ということです。 逆に言うと文法が分からないと単語をいくら知っていても、英語は理解できません。 英語が苦手な人は経験があるはずです。 全ての知らない単語を辞書で調べても、文章が翻訳できなかったということが。 僕はあります。 何度も。 だから言いたい。 まず文法をやった方が良いと。 少なくとも中学校3年間で習う分の文法を、一度で理解する必要は無いから復習して欲しい。 それがその後の学習を圧倒的に効率化する礎になるということに気づいて欲しい。 まとめると、絶対的にまず文法だと思っています。 それありきで単語力、リスニングへの慣れ、リーディングのスピードなどが必要になってきますが、この辺は600点~700点を超えてきてから考えればよろしいのでは無いかと。 以上、独り言終了。

TOEIC990点を目指すリスニング:Part1

■990点を目指すにはもちろんPart1は落とせない リスニング、というかテスト全体を通して一番簡単なセクションだと思いますし、テストが始まったばかりでまだ体力も全開なので(笑)、難しくはないセクションですよね。 6問しかないし。 990点を目指すレベルであれば、あえてPart1の対策というものはもうしていないと思います。 しかし、だからこそ落とせないというプレッシャーもあったりなかったり。 ■ポイントは動作と時制 僕が個人的にPart1が唯一他のセクションより難しいかなと思う点は、動作を表す表現。 かがんでいる、とか膝をついているとか、他のセクションであまり出ない単語が出てきます。 これはビジュアルがある問題特有でしょう。 また、時制にも気を付けたくて、「今まさに~をしている(進行形)」なのか、「一般的に~する(現在形)」なのか、「~した状態である(現在完了など)」なのか、この辺の違いはひっかけとして注意が必要な気がします。 例えば、歩道が舗装されている写真が出ていても、人がだれも映っていなければ、「今まさに舗装の作業が進行中である」という選択肢はバツになりますよね。 ここはフワッと聴いてると引っかかるところ。 ■英語をビジュアル化する練習は英語の習得一般に役立つ 英語をビジュアル化する、写真などのイメージと結びつけるという練習は、日本語を介さずに英語を理解する練習になりますので、実はすごく本質的です。 そういう意味で、Part1の対策は、英語力全般の底上げになりますね。 日本語を介さずに英語を理解するということは、当然語順通りに頭に入れていくことになりますので、Part3・4のような少し長いナレーションも理解しやすくなります。 逆に僕は、テスト中にPart3・4のナレーションを聴くときは、目を閉じて状況を絵としてイメージするようにしていますが、これはそのままPart1の対策にもなると思います。 ■小説を洋書で読むのもおすすめ 小説は動作を表わす動詞、状態を表す形容詞のバリエーションが豊富です。 微妙な違いを表現するのに少しずつ違った単語が出てくるわけですね。 教科書的な英文ではあまり出会えないような、いろいろな表現に出会えるのでお勧めです。 ただし、Part1の対策としてだけとらえるなら、負荷が

Kindle Unlimitedおすすめ:English Short Stories For Intermediate Learners: 8 Unconventional Short Stories to Grow Your Vocabulary and Learn English the Fun Way!

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英語学習者は、簡単な英語でストーリーを読んでみましょう、というコンセプトで、8つのショートストーリーが読める本です。 こう言っちゃうとナンですが、正直「タダだから読んでみるか」という、途中で投げ出す気満々で手に取った(笑)のですが、良い意味ですごく裏切られた本。 どのストーリーも短編かつ簡単な英語ながらも、ちょっと意外な展開があり、なかなか読ませるんですよね。 ■どんな構成? 8つのストーリーはそれぞれ独立したもの。 ジャンルも様々で、青春もの、スパイもの、サスペンス?、ホラー?などなど。 各ストーリーはさらに3分割されていて、途中で理解度テストがあるのが面白いところです。 理解度テストは話を理解していない場合には、端的に言い換えられた問題の正解を見ることで、逆にストーリーを理解する助けにもなります。 ■レベル感は? CEFRというレベル判定基準のB1~B2レベル程度を想定しているとのこと。 ざっくりとですけど、TOEICだと500~800くらい? 英検だと2級~準1級くらいでしょうか。 平易な文体で書かれていますので、ゆっくり読めば、高校生レベルでもついて行けるかと思います。 多読の入門書と言って良いでしょうね。 ■意外に楽しめるのストーリーは必見 繰り返しですけど、小粒ながら意外と楽しめるストーリーが秀逸です。 教材ってつまらないものも多いのですけど、これは著者の筆力をたたえたい。 とにかく「理解して読めた!」という感覚を味わえる、楽しい本ですね。

Kindle Unlimitedおすすめ:TOEIC(R)テスト Part 3 & 4 鬼の変速リスニング

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「スパルタやで!」という帯がやたらキャッチーな本書。 最初に言っときますけど、この本はTOEIC対策のリスニング力向上に、めっちゃ効果的だと思います! これがタダとはおそるべし! ■どんな本? 本、と言いますが、どちらかというと本体は音声。 ラジオ講座的な感じと思っていただけると分かりやすいかなと思います。 本には問題文が印刷されているほか、解説文も有りますが、基本的に音声で全部解説してくれますので、問題文以外はあまり読む必要は無いです。 7日間×4週間で終わる講座形式になっています。 1回の構成はこんな感じ。↓ まず2.5倍速(鬼速)から聞き始めて、2倍(爆速)、1.5倍(快速)、1倍(等速)で問題に答える。 一応、不安な人向けにはキーワードヒントと0.7倍(亀速)も付いています。 その後問題の答え合わせをしながら、解説を聞く。 そして本番はココから。 リピ―ティング、オーバーラッピング、シャドウイングという口を動かす練習を1倍、1.5倍の音声を使ってみっちりとやるようになっています。 ■レベル感は? 「スパルタやで!」となっているとちょっと身構えますが、前提として必要なスキルのレベルが高いというよりも、きっちり付いていく精神力が必要という意味ではないかと思います。 最後の方の1.5倍でのオーバーラッピングとシャドウイングは、なかなかハードなトレーニングです。 しかしながら、いきなりそこまで出来なくても、出来るレベルで練習をつんで、やがてたどり着こうという気持ちさえ有れば大丈夫。 Amazonの紹介ページでは「対象レベルTOEICテスト300点台~」と書かれていますが、確かにやる気さえあればそのレベルでもついて行けると思います。 ただ、現実的に一番向いているのは600点台くらいからでは無いかなというのが、僕の個人的な感覚です。 またこの本は耳を鍛えるものですので、単語や文法は別に学習する必要がありますね。 本書をキッチリ終えれば、耳に関して言えば、TOEIC900点レベルになれると思います。 ■体裁など この本はリフローになっていますので、Kindleでハイライトを付けることが出来便利です。 難点は、文字の大きさによっては英文本文が1ページに入りきらないことかな。 文字を見ながら音声を聞く

CNNリスニング検定 プレテスト

「CNN English Express」という月刊誌を出している朝日出版社が、新しい英語のリスニングテストを開発中だそうです。 その名も「CNNリスニング検定」。 で、プレテスト(モニター?)とやらに応募して当選したので、受験してきました。 内容を公にするな、みたいなことは言われてないので、いろいろ書いてみます。 まぁ、基本的にまだ始まってないテストのお試しなので、もし今後本格的にスタートするとしても、内容は変わる可能性は十分あるでしょう。 ■どんなテスト? CNNで放送された音声が問題文として使われる、100%リスニングのテストです。(リーディングセクションなどは有りません) Part1からPart5に分かれていて、プレテストは35分程度の受験時間でした。 Part1は、流れた音声の中で使われたフレーズを言い換える問題。 Part2は特殊で、音声を元にディクテーション(穴埋め)をする問題。 Part3以降は流れた音声の内容を問う問題に4択で答える問題形式でした。 ディクテーションのPart2だけ、音声が2回読まれますが、その他のPartは1回のみ。 Partが進む毎に、問題の文は長くなり、1つの問題文に対する質問も増えたりします。 ■音声のスピード、音質とか CNNで放送された音声そのままなので、スピードは速めです。 (TOEICよりは確実に速いです) さらに、背景音が入って居たり、レポーターの音声はやや音質が低かったりします。 また、インタビューもありますので、ナレーターが読む問題文とは違い、あまりクリアで無い発音も聴き取れる必要があります。 今回のプレテストでは、Part5では、かなり問題文が長く感じました。 計ってないけど、2分くらい? もっとあったかも? そのあいだず~っとしゃべり続けているのを聴いて、3問の問題に答える必要がありました。 ■難易度 めっちゃ難しかったです。 僕はTOEIC905点(リスニングは最高で480点)なんですが、まったく歯が立った気がしません。(^_^; ニュース英語なので、TOEICよりも一段階上のリスニング力が必要ですね。 テーマも、政治的なもの、自然災害、イギリスのロイヤルウェディング、アルツハイマーなど多彩で、背景知識も必要でしょう。 また、僕

Kindle Unlimitedおすすめ:ハリウッドスターの英語 EJ編集部精選シリーズ

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英語教材の大手、アルクが出している英語学習用月刊誌English Journal。 この雑誌では、海外の有名人のインタビューが毎号収録されています。 そのバックナンバーから10本、約66分のインタビューが凝縮されたのが本書。 映画の台詞と違うので、英語の聞き取りやすさという意味では、難易度はそこそこ高いものが多いです。 ただこの辺は使う人の興味にも寄りますね。 映画が好き、その俳優が好き、という人にとっては聞き取りやすいかもしれません。 逆に、映画や俳優に興味の無い人にはなかなか難しい教材です。 そういう人は手に取らない方が良いでしょう。(笑) 教材向けにスタジオ録音されたのとは違う、会話英語らしいスピードや息継ぎ、手加減無しの語彙など、しっかり取り組めば力は相当付きますけどね。 ちなみにこのシリーズ、ハリウッドスターが3冊、英国編が1冊、ロックスターが1冊と結構な数が出ており、すべてUnlimitedに入っています。 趣味が合う方は是非利用したいですね。

Kindle Unlimitedおすすめ:BeNative! ITの英語

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Kindle Unlimitedで読める、英語学習用の本です。 スマホアプリも作っている、BeNative!から生まれた書籍、2016/12月出版です。 ビジネスパーソンのインタビューやプレゼンテーションを素材にした教材で、いわゆるスタジオ録音された教材用ダイアローグと違い、リアルな英語を聴くことが出来ます。 ニュース英語とも違い、しゃべりのプロでは有りませんので、言葉を選びながらしゃべっていたり、言いなおしがあったりというところも、こういう教材の良さですね。 まぁ、そんなわけなので、難しめではありますが、取り組む価値はあります。 型どおりの教材に飽きた方には良いスパイスになるでしょう。 これはIT編ですが、金融編もあり、そちらもUnlimitedに入っています。

Kindle Unlimitedおすすめ:English Journal 2018年4月号

Kindle Unlimitedでおすすめの、英語学習の為の本を紹介します。 おなじみ、アルクの月刊誌、English Journal。 2年ほど前のものからかな、紙版よりも1月遅れてUnlimitedに入るようになりました。 2018年4月の最新号は5月号ですが、Unlimitedでは4月号が読めるということですね。 もちろん音声はアルクのサイトからダウンロード出来ます。 ひと月遅れとはいえ、Kindle版で1200円する本誌、これを毎月読むだけでもUnlimitedの元が取れてしまうと言う素晴らしい本です。 English Journalは有名人のインタビュー、ニュース、ネイティブの会話など、教材として作られた音声では無い、生の英語が多く含まれているのが特徴です。 教材として作られた台本よりも面白く、実践的。 ただし逆に言えば難易度は高め。 一応、TeaTimeTalkというエッセーのコーナーなど、入りやすいところもありますので、全部やろうとするのではなく、レベルに応じて出来るコーナーに取り組むのが良いかと思います。 (毎月全部を完全にこなすレベルだと、TOEIC満点とかそういうくらいのレベルかと思います) これが毎月読めることはUnlimitedに加入する大きなインセンティブですね。 オススメです。

slick.jsで「TypeError: _.$slides is null」というエラーが表示される場合。

スライドが簡単に実装できるjQueryプラグインslick.js。 この間使っていたら「 TypeError: _.$slides is null」というエラーが表示されてしまいまして、一瞬ハマりました。 しかし原因は簡単なこと。 同じ要素にslickを2重に実行しているというものでした。 スクリプトを整理していて、書く場所を変えたときに、元のを消していなかったのでした。 教訓:一つの要素にslickは一回。

TOEICで990点を目指すリスニング

過去1年間で2回受けたリスニングパートの得点は、 2017/04:480点 2017/10:455点 でした。 新しいほうがちょっと下がっちゃってるのはご愛敬。 まぁ、自分でも悲しんでいるのでそこは突っ込まないで。 とはいえ、この程度はスコアの誤差と当日の調子の範囲かと思います。(^_^;) ■リスニングで満点を取るための戦略 リスニング495点を目指すにあたり、作戦を考えました。 まず、時間さえあれば読み返せるリーディングと違い、リスニングは一度聞き逃すと終わりです。 (そのためか、全問正解でなくても満点が出るようではありますが) 一応、満点を目指すレベルなら、語彙や文法などはおおむね問題ないと仮定します。 そして、仮にすべての問題を2回聞くことができれば全問解ける自信があるという前提に立ちます。 そうすると結局のところ、問題となるのは集中力なのです。 45分間のリスニング全体を、集中力を維持して臨むにはズバリ、 「楽に聴けるようになる」 ことが必要だ、という結論に達しました! 全力で45分間集中し続けることは難しいですね。 なので、ギリギリの力で聞き取れるのではたぶんダメなんです。 余裕で聞き取れる耳が必要! ■余裕で聞き取れる耳を作るには 重視したいのは2点。 1.スピード 2.アクセント です。 最近はスピードを変えてリスニングできるアプリなんかがありますので、模試の素材とかを入れて、早回しで聴く。 おすすめのアプリは、「ALCO」もしくは「語学プレーヤー」です。 ただ聴くだけではなく、ディクテーション、オーバーラッピング、シャドウイングもしましょう。 1.5倍・2倍でのシャドウイングは相当負荷の高い、いい練習になります。 これになれるとノーマルスピードの音声が非常に遅く感じられるようになります。 聴くのも楽だし、なんなら聴きながら問題を読んじゃう余裕だってでますので、スピードを上げてのリスニング練習はおすすめです。 アクセントについては、日本人だとどうしても圧倒的にアメリカ発音に慣れているはずです。 最近ではイギリス発音の教材も多くなってきたので、この辺は攻略しやすいと思います。 またカナダ発音はアメリカ発音に近いと感じますので、少なくとも僕はあまり対策の必要を感

Firefoxで、別ページから飛んできたアンカーリンクの位置がずれる問題の対策

Firefoxでアンカー付きで別のページに移動したときに、ページが正しくない位置にスクロールするという現象が発生しました。 A.htmlページ内のリンクで、「href="B.html#anc1"」などとなっていて、クリックすると、B.htmlのanc1の箇所が表示されないということです。 この現象、ググってみると、同じような症状の報告が結構古くから有るようです。 Firefoxに以前から存在する問題なのかも。 ただし、古くから報告されている問題が、現在発生している問題と同じものかどうかは分かりません。 現象が同じでも原因が違うことは考えられます。 当然もともと発生しない場合もあるし、「こうするとなおる(かも)よ」というアドバイスはいろいろ出てきます。 しかし、いくつかの方法を試しても今回僕が遭遇した現象は解消しなかったのと、いちいち原因を考えるのもしちめんどくさえので、一気に解決できるJavaScriptを組んでみました。 ■■==スクリプトここから  window.onpageshow = function(){   //ページのURLからアンカー部分を取得   var myhash = $(location).attr('hash');   if ( myhash.length > 1 ) { //アンカーがあった場合     if($(myhash).length){ //アンカーに対応するidの要素があった場合       var nScrolltop = $(window).scrollTop();       var nOffset = $(myhash).offset().top;       //現在のスクロール位置とアンカーに対応するidのY座標(本来有るべき位置)を取得       if( Math.abs(nScrolltop-nOffset) > 5 ) { //2つの位置の差が5以下の場合         //本来有るべき位置に調整         $(window).scrollTop(nOffset);         console.log("調整しました");       } else {         cons

レビュー:TOEIC(R)テスト Part 3 & 4 鬼の変速リスニング

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前から気になっていた本ですが、なんとKindle Unlimitedで読めるんですよね。 なので現在取組中です。 ■どんな本? TOEICのPart3・4形式の例題音声を使って、通常より速いスピードで音声を聞き、本番の音声を楽に聴き取れるようになろうという本です。 「本です」と言いましたが、どちらかというと本体はダウンロード音声の方な気がします。 本には問題文が掲載されていますし、簡単な解説もありますが、どちらかというとラジオ講座のテキストのような位置づけ。 音声の講座を聴きながらテキストの該当箇所をみて進める方式です。 ■どんな練習? まず問題音声を2.5倍で聴きます。 この時点では全然聴き取れません。 2倍、1.5倍とスピードを落としながら聴いていき、問題を解きます。 しかし本番はここから。 リピ―ティング、オーバーラッピング、シャドウイングをみっちりやっていきます。 オーバーラッピングとシャドウイングは1.5倍速音声でもやるようになっています。 1.5倍速ともなると通常の会話で話すスピードではないので、はっきり言ってきついですね。 この辺がスパルタたるゆえんか。 この練習が、1週間アタリ6日分(いちおう月曜~土曜とうことかな)、プラス7日目はすこし趣向を変えた練習が入っています。 この組み合わせが4週間分はいっています。 一回当たりの練習時間は、繰り返し回数にも寄りますが、20~30分くらいでしょうか。 ■口を動かすのはやっぱり効果的 例題はTOEICっぽい内容ですので、何度も繰り返し聴けばそれほど難しいものではないです。 しかし実際の試験ではリスニングは45分続きますので、ハイスコアを目指すには、リラックスして問題が解けるレベルを目指す必要があるわけです。 それでスピードを速めて負荷をあげたトレーニングをしようというのがこの本の発想ですが、リスニングなのに受動的に聴くだけではなく、口を動かすトレーニングを多く取り入れているところはマルです。 ただ聴いているだけでは、聴き取れたつもりになってしまうのですが、口を動かすことで、音をしっかり捕らえる必要が出てリスニングの効果が高まります。 やはり口を動かすのは大事だなと再認識しました。 ■総合的なリスニング力が向上する TOEIC

resume:スタートレックとTOEIC

resume:再開する Ensign, prepare to resume course. 少尉、コースを戻す準備だ。 いったんやめていたことを再開するという意味ですね。 スタートレックの場合、攻撃を受けたり嵐を避けたりするために、一時的にコースを変え、その後戻す、などというシーンが良く出てきます。 だいたい、一難去った後の場面だったり、あえて危険に立ち向かうときなど、見せ場だったりします! TOEICでは、いったん停止していた生産ラインを再開するなどと使われます。 ちなみに、発音が違いますが、フランス語由来の「履歴書」という単語も綴りが(ほぼ)同じです。 区別のためにeの上に点が付いていることが多いですが。

cease:スタートレックとTOEIC

cease:やむ、やめる The Vulcans want to discuss terms for a cease fire. バルカンは停戦条件を話し合いたがっている。 スタートレックに限らず、争いが起こって、停戦ということになれば、cease fire。 銃撃戦の中で使われれば文字通りの、「撃ち方やめ!」という事になります。 TOEICでは、生産をやめるとか、ビジネスをやめるとか、そういうときに使われます。

liaison:スタートレックとTOEIC

liaison:連絡員 I already have a liaison officer. ここには既に連絡員はおります。 スタートレックでliaison(liaison officer)といえば、キラ少佐。 ベイジョーからDS9に派遣され、ベイジョー政府と連邦の中継役という立ち位置ですね。 ベイジョー政府的には、監視役じゃないけど、変なことがあれば連絡しろよという含みもありますので、なかなか難しい立場に立たされることもあります。 しかも、キラ個人としては、シスコが予言者の使者として宗教的な崇拝の対象のような感覚が有り、複雑さが増しています。 liaison、綴りがちょっと複雑ですが、TOEICでは綴りは問われないので一安心。(笑) ビジネスの場での部署間の連絡係など、そういった意味合いで登場します。

「出る単特急 金のフレーズ」はTOEIC対策単語集の決定版。

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「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ(TEX加藤)」 めちゃくちゃ売れまくっていると思われる本書。 だいたいどの書店に行っても、TOEICコーナーにはこの金のフレーズが積まれています。 最近では姉妹編の「銀のフレーズ」も出ましたので並んでおいてあることも多いですね。 金のフレーズはTOEIC対策の単語集の決定版といっても良いと思うのですが、その理由はズバリ、「この本の単語を全部覚えれば、TOEICではほとんど知らない単語に出会わない」というところ。 ■全部覚えると、TOEICは完璧?! テスト全体を通じて、1つも未知の単語に出会わないかというと、それはないと思います。 やっぱりそれなりに、(TOEICレベルにおいて)「超マニアック」と思われる語もいくつか入って来ますので、100%というのは難しいですね。 しかし、おそらくそういう語があったとしても、数は一桁なのではないかなと思います。 本書はそのくらいTOEICの単語をカバーしています。すごいとしか言いようが無い。 ■レベル感がピッタリ 英単語は難しくしようと思えばいくらでも難しく出来ます。 ハイスコア向けの参考書では、「これホントに出題されるの?」という単語が混ざっていることも多いです。 もちろん、稀に出てくるというものは有りますし、「全ての単語を知っている状態」を目指すならそういう語も覚える必要があります。 しかし例えば、99.9%の単語を覚えた後、残りの0.1%のために学習時間を大量に割くよりも、他の練習(リスニングの精度を上げるとかリーディングのスピードを上げるとか)の方が時間当たりの効果が高いのではないでしょうか。 残り0.1%の単語というのは、たまに出題されるレベルの単語であり、覚えても出会わない確率の方が高いものです。 こういうのは日常会話でもありえますので、周りから推測すれば良いだけの話。 やけに難しすぎない、という絶妙なチョイスが金のフレーズのすごいところです。 逆に、「990点を目指す」とうたいながら、比較的簡単な語しか収められていないものも有ります。 それは、どこまでの単語を覚えてどこからやめるかという線引きのさじ加減の違いですけれども、あくまで僕の感覚として、金のフレーズくらいの単語までは覚えておきたいと思

freighter:スタートレックとTOEIC

freighter:貨物船 There are six life forms aboard the freighter, sir. 貨物船には生命体反応が6つあります。 スタートレックの主人公たちは宇宙艦隊に所属していますが、自給自足できない基地や観測所には物資の輸送が不可欠です。 もちろん宇宙には貿易もあって商人もいますので、その貨物船もありますね。 舞台は宇宙ですけど、意外と日常生活的な感じがするのがスタートレックの良いところ。 スタートレック:エンタープライズの操舵士、メイウェザーは貨物船出身です。 TOEICでは、ビジネスに際して荷物の輸送が話題になることが多く、この単語も良く出てきます。 だいたいちょっとトラブルが起こっちゃうんですよね~。

array:スタートレックとTOEIC

array:配列(並んだ装置群の一式) It appears the Array was reprogrammed to observe several Federation sites. (通信)アレイのプログラムが上書きされ、連邦の監視をしているようです。 arrayは、配列ですね。何かが並んだもの。 なんとなく小さなユニットが集合として機能している感じがイメージできます。 スタートレックでも、武器アレイとか、ディフレクターアレイとか、通信アレイとか、いろんな所にアレイがあります。 まぁ、実際にどんなものなのかはさておき、身近にアレイなものって見えるところにあまり無いような気がするので、この単語が出てきただけでSFっぽい感じがしちゃいます。 とはいえ、植木鉢が並んでいるとか、そういうビジュアル的な表現なので、TOEICの写真問題なんかでは要注意かな。

report:スタートレックとTOEIC

report:出向く、出頭する Report to sick bay. 医務室に来てください。 宇宙艦は広く、色々な箇所で色々なことが起こります。 重大な発見があったときに艦長に見てもらいたいとか、誰かに手伝いに来てもらいたいときとか、通信機でこういう風に呼びかけるわけですね。 もちろん「報告せよ」という意味でのReport.もよく使われますが、日本人には「出向く」の方がなじみが薄く、TOEICでも紛らわしいので良く出てきます。 また、「直属である」という意味もありますのでこちらもおさえておきたいところです。

botanist:スタートレックとTOEIC

botanist:植物学者 Starfleet doesn't need a botanist on this station. 宇宙艦隊は、このステーションに植物学者を必要としていないわ。 botanistと言えば、ケイコ・オブライエンですね! 夫婦ともにレギュラー(準レギュラー)として登場する例はあまり無いので印象的です。 探査ミッションでは未知の生態系に出会うことも多いので、生物学関係の科学者も多く同行しています。 ケイコはピカード艦長のエンタープライズDに乗っていましたが、後にマイルズ・オブライエンがディープスペース9に転属になった際に同行し、ステーション内で学校を作ったり、ベイジョーの調査を行ったりしました。 日本人的には、なんか中途半端な日本人感に共感が沸くような沸かないような・・・。(笑) TOEICではbotanical garden(植物園)がイベントの案内を行うということが多く、アナウンスやポスターなどで出題されますね。

deteriorate:スタートレックとTOEIC

deteriorate:悪化する、崩壊する The network will continue to deteriorate, everywhere. (胞子ドライブの)ネットワークは至る所で崩壊し続けるでしょう。 状況が悪化する、関係が悪化する、機械の調子が悪くなる、体の具合が悪くなるなどなど、何かが悪い方向に向かっていくときに使う表現です。 ハラハラドキドキのストーリーの為には、まず何か悪いことが起こらないと話が始まりませんので、結構な頻度で出てきますね。 TOEICで言えば、天候の影響で交通機関の状況が悪化するとか、ビジネスや経済の状況が悪くなるとか、そういう意味で出てきます。

evade:スタートレックとTOEIC

evade:避ける Evasive maneuvers! 回避運動! えっと、動詞と名詞なのでちょっと変化球ですが、まぁもとが同じってことで。 エンタープライズやヴォイジャーが回避行動をとるとき、だいたいは最高に盛り上がってますよね! Evasive nameuvers!という言い方はジェインウェイ艦長が良く使う? 動詞で、ちょっと嫌なことを回避する、切り抜けるってことでTOEICにも出るようです。

diagnostic:スタートレックとTOEIC

diagnostic:診断 Run a level 3 diagnostic on the plasma relays. プラズマリレーにレベル3の診断を実行しろ。 長期に渡り単独行動で深宇宙を旅するエンタープライズなどの宇宙艦では、当然のことながら不調は現場で対応することが求められます。 幸いレプリケーターという複製機で大抵の部品は作れるようですので、かなり大きな破損も修理可能で、ワープコアがいきなり爆発するとかでなければ時間さえあればまた動くことができるみたいです。 精密機器ですので、クルーは日々システムを診断して状態を保っています。 diagnosticにはレベルがあって、高いほうがより詳しく調べることができると思いますが、詳しくは良く分かりませんね。 また、新スタートレックのデータ少佐はアンドロイドで、self diagnostic modeに入り、自分のシステムがきちんと動いているか確認する機能がついています。 もちろん、医務室でドクターがクルーを診断するというシーンもあります。 TOEICでも、システムの診断、人間の健康診断などで出てきますね。

jeopardize:スタートレックとTOEIC

jeopardize:危険にさらす Your action jeopardized all of us. お前の行動はみんなを危険にさらした。 スタートレックで日々行われている任務は、一筋縄ではいきません。 そりゃピンチにならないとお話が盛り上がりませんのでね。 判断ミスだったり、立場の違いだったりで、ある人物の行動がみんなを危険にさらすということも良く起こります。 トレッキーならこんなちょっと綴りの変わった単語もヘッチャラ(死語)ですね。 名詞はjeopady。 TOEICでは文字通りの危険はあまり起こりませんが、jeopardize our relationship(私たちの関係を危機にさらす)とか、jeopardize his business career(彼のキャリアを危機にさらす)などといった感じで出てきたりします。

fluctuate:スタートレックとTOEIC

fluctuate:変動する、振動する The radio wave is fluctuating. 電波が変動しています。 人類未踏の地で観測する様々な宇宙の自然現象だったり、敵からの攻撃だったり、SFですから波長というのはいたるところで出てきます。 もちろん、自艦のワープコアなどの設備もモニターしてますので、データに振れ幅が出てきたりして、そんなときに使います。 名詞形のfluctuationもでてきますね。 まぁなんか、スタートレック時代の技術ってのは、それっぽいことをクルーがしゃべっててもなんだか全然分かりませんけど、何となく、変動してるとやばいんだろうな~、くらいな感じですね。(笑) 実際には変動しているのが普通ということも多いと思いますけど、なんとなく一般的な感覚としては変動していない、一定な方が安定していて良いような感覚を受けるので、その辺をSF的にうまく使っていると思います。 TOEICではそういう科学技術的な話ではなく、例えば株の価格が変動しているとか、そういう意味で出てきます。

intriguing:スタートレックとTOEIC

intriguing:興味深い、面白い That is intriguin. それは面白いですね。 スポックの口癖ともいえるこの単語。 バルカン人の口癖なのかも。 新スタートレックではバルカン人がレギュラーで出てきませんが、アンドロイドのデータ少佐が良く言います。 interestingとかと似ている言葉だと思いますが、ちょっと興奮が抑えられたような表現なんでしょうかねぇ。 しかもあまり抑揚のない言い方で言います。 っていうか、少なくともスポックの場合、おそらく自分の思いつかない論理的でない展開にたいして、やや皮肉的なニュアンスで使っているようです。 データはもうちょっと素直で素朴なキャラなので、たぶん本当に興味深いのでしょうね。 TOEICでそれほど頻出するような単語ではないですし、そもそも日常的にもそこまで聞かない語ですけど、トレッキーなら忘れてはいけない単語です。

expertise:スタートレックとTOEIC

expertise:専門知識、専門分野 That is not my expertise. それは私の専門ではありません。 スタートレックの宇宙艦は探索が主なミッションです。 (外交や戦闘の場合もありますけど) 未知のエリアを探索するということですので、様々な観察や実験、研究を行ったり、ファーストコンタクトを含む外交的な交渉もあり、敵対的な種族との戦闘もあります。 要するに何が起こるか分からない。 そんなわけで、乗組員の技能は多種多様にわたります。 調査隊を派遣する場合、艦長は少数のクルーを選んでアサインしますが、もちろん彼らの専門分野(expertise)に応じて適切なメンバーでチームを組みます。 ただたまには、クルーの研修的な意味で、ちょっと専門とは言えないようなクルーをアサインするような場合もあったりします。 TOEICはビジネスに関する話題が出てくることが多いので、この単語がよく出るのもうなずけますね。

レビュー:TOEIC 読解特急5 ダブルパッセージ編

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TOEICのPart7のうち、ダブルパッセージと呼ばれる2つの文章を読んで答える形式に特化した問題集です。 Part7は、シングルパッセージ、ダブルパッセージ、トリプルパッセージと3つの形式がありまして、だいたい文章が多くなるほど時間もかかりますしむずかしいと言えるので、トリプルパッセージが一般的には最難関かと思われます。 本書はダブルパッセージなのでそれよりは取り組みやすいですが、ダブルとトリプルは複数の文章の関連性を考えながら解く必要があるという点で共通しており、問題集としては手頃かなと思います。 ■ダブルパッセージに慣れる! 言ってもTOEICですから、ダブルパッセージだからと言って、一つ一つの文自体がシングルよりむずかしいというわけではないです。 文章が複数になると難しいという理由は2つあると思っていて、1つは前述の通り関連線を考えなければ行けない点、もう1つはタダの気のせい。(笑) 実際、慣れて、落ち着いて読めば解ける、と僕は思います。 そう考えると、とにかくダブルパッセージを解きまくって慣れる、恐怖心をなくすには最適な問題集でしょう。 ■取り組みやすい分量 問題文が3つになると、このくらいのサイズの本ではページを行ったり来たりしなくてはいけなくなり、学習しづらいと思います。 新書サイズではダブルパッセージが良いところなのかなと思いますね。 ■スピードを簡単に計算できる仕組み 全ての問題に、語数が表示されています。 その上、本の冒頭に計算表が掲載されていて、問題を解くときに時間を計っていれば、割り算などする必要なく、スピードを割り出すことが出来ます。 なにげにこれは便利。 計算機があれば自分で計算してもすぐですけど、こっちの方が早いし、余計なことに気を遣わなくて良いのは英語の勉強に集中できるのでありがたい配慮ですね。 スピードを記録する欄もありますので、本番を意識してスピードトレーニングをすることも出来ます。 ただ、個人的には学習においてはスピードよりも正確に解き、分からない単語はマークするなど、精度を意識した方が良いように思いますけどね。 単語力・文法力が付けばスピードは自ずと上がると思ってますので、正確に読めないのにスピードだけ意識しても事故ります。 ■おびただしい数の語注 問題本

英単語を増やすにあたり、TOEIC教材をやるメリット

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英語のスキルっていろいろあるので、一概に「英語が苦手」といってもどのスキルを強化するのが近道か、というのは人によります。 あえて優先順位をつけるなら、個人的には、まず文法だと思っています。 どうせネイティブも文法を崩すことはあるわけなので、こだわり過ぎる必要はないですけど、中学校英語の文法くらいはマスターしておいた方が、その後の学習に絶対役立ちます。 なぜなら、リスニング教材とか単語教材では文法解説がない場合が多いから。 文法が分からないと取り組みづらいのですね。 いきなり話がそれましたが、ある程度文法ができたら次は語彙、ボキャブラリーだと思います。 ■TOEICのボキャブラリーを学習するメリット 結論から先に。 TOEICという英語テストは、ある程度出題されるテーマとレベルが決まっています。 なので、頻出語というのがあって、世にたくさん出ているTOEIC対策の単語集はこういった部分を抑えています。 ハイレベルになるとちょっと教材によるブレが大きい印象ですけど、500点~800点くらいのレベルで言えば、どの教材でもかなり扱っている語に重複があるかと思います。 なので、TOEIC対策の単語集を2~3冊やると、同じ単語を違った例文などで何度も学習できる、これが大きなメリットです。 単語は出会った回数が勝負。 そう考えると、同じ単語に何度も出会える可能性が高いので、TOEICを受験するつもりがなくても、TOEICとういくくりで勉強し、今後の学習のベースになる単語力をつけるというのはアリではないでしょうか。 ■TOEICの単語はTOEIC以外では使わないのでは? たまにこういう表現を見かけます。 「(他ではあまり出ませんが)TOEICでは頻出の単語です」 そうでしょうか。 僕の感覚では、TOEICに出題される単語は、英語一般で良く使われるものばかりだと思います。 ただ、日本人が英語学習をするような教材ではあまり出てこない語というのは確かにあります。 しかし、そういう語も、海外のドラマだったり洋書を読んでいると普通に使われますので、要するに教材に無いだけで頻出する日常語であり、覚えておいた方が良い単語です。 ■おすすめの教材 この2冊を挙げておきます。 姉妹編でそれぞれ1000語 。銀の方

ドラゴンクエストビルダーズ2はおすそわけ非対応っぽい・・・。

2018/4/2、ドラゴンクエストビルダーズ2の公式サイトが公開されました。 http://www.dragonquest.jp/builders2/ まぁまだ発売日も未定なのですが、「プレイ人数 1人 ※マルチプレイ時最大4人(1人につき、本体とソフトがそれぞれ必要です)」となっています。 ちーん。 せめてSwitchのおすそわけで画面分割2人プレイに対応して欲しかったなぁ。 こう言うのって、みんなでわいわいやるのが楽しいんだと思うんですよ。 家族であそぶにあたって、2はおすそわけに対応してくれると期待してたんだけどな。。。 残念です。

フロンターレの誤審騒動

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2018/3/31の川崎フロンターレ対サンフレッチェ広島の試合における、ジャッジが議論を呼んでいます。 ■あらまし 0-1とアウェイ広島のリードで迎えた89分、川崎の長谷川達也のゴールに対して、広島の選手が抗議。 主審と副審が確認を行った後、遅れてオフサイドの判定となり、ゴールは取り消された。 しかし、これは明らかにオフサイドではありません。 なぜならボールに触った順番で言うと、川崎の車屋からマイナスのクロス→広島DF→広島GK→広島DF→川崎の長谷川だから。 更に言うと、途中川崎の小林が触ったように見える箇所があって、そこを勘違いしたとしても、さらに車屋がマイナスのクロスをあげたときに滑った広島の選手がずっとゴールライン近くに残っており、長谷川は最初からオフサイドポジションではない。 副審がきちんとオフサイドラインをキープしていれば発生し得ない誤審。 詳しくは下記動画で確認してください。 ■問題点 「ジャッジの質」という点に議論がいきがちだし、もちろん審判の判定の技術力というのは高めて欲しいのですけど、今回の問題はもっと大きいところにあると思います。 1.一度旗をあげなかった(=オンサイドの判定を行った)のに、再度の確認を行ったという事 2.審判の判定が選手の抗議で覆ってしまったこと ひとつずつ見ていきます。 ■「旗をあげない」は何も判定していないのではなく、「オンサイドの判定をしている」 よく審判が笛を吹かなかったり手を上げなかったりすると、何もジャッジしていないような事を言う人が居ますが違います。 例えばファウルが疑われるシーンがあったとして、審判が笛を吹けばファウルと判定していますが、笛を吹かなかった場合は、ファウルでは無いという判定をしているのです。 オフサイドも同様で、旗をあげないのは基本的には、オンサイドと判定しているのです。 一度判定をしたのに確認に行くということ自体がおかしな事です。 正直、審判も人間ですから全てが見えているわけではなく、日々誤審は起こります。 しかし、それでも見えた範囲で判定したことについて、主審と副審が相談をして後から変えるというのは、ビデオで確認するなどのプロセスが無い限り、おかしな出来事です。 ■審判は自分の目で見えた事実に基づいてジャッジすべき