Mauticのダイナミックコンテンツ - Filter based
Mauticのダイナミックコンテンツの仕様理解に苦労したのでメモ。 ダイナミックコンテンツ(Dynamic Web Content、DWC)という機能を使うと、特定の条件に合致した場合にコンテンツを表示するということができるようになります。 大きく2つのタイプがので、まず1つめについて書いてみます。 ■Filter based コンタクト(Contacts=カスタマー、ユーザー)がフィルターで設定した条件に当てはまった時に表示される。 フィルターとして設定できる条件は、コンタクトの各属性。 匿名のコンタクトでも住所とかデバイスの情報はとれることもあるので、それを条件にすることもできる。 ただし基本的には実名のコンタクト(名前やメールアドレスが判明しているコンタクト)に対して使うことになる機能だと思う。 ■作り方 Componets → Dynamic Contentと進み、「+New」をクリック。 この時点でFilter basedとCampaign basedの選択肢はでてこない。 デフォルトではCampaign basedになっている。 右側の設定のところに「Is campaign based?」という項目があって、「Yes」になっていると思うので、ここを「No」にすることでFilter basedになる。 Filter basedになると、「Details」の横に「Filters」というタブが出現する。 「Internal Name」は管理用の名前なのでなんでもよい。 「Content」の中に表示したい内容を入力。 つづいて「Filters」のタブで条件を設定する。 必須項目なので忘れないと思うが、右側の設定欄の「Requested Slot Name」に識別名を入れる。(たぶん英数半角) ここに入力した識別名は、実際にダイナミックコンテンツを呼び出すときに使うので重要です。 ■MauticのLPで利用する MauticのLP作成機能でダイナミックコンテンツを差し込むことができます。 ComponetsのLanding Pagesの項目で、ランディングページの編集画面(ビルダー)を表示させます。 ※本稿はダイナミックコンテンツについてのメモなので、LPの作り方の詳細は省略。 ダイナミックコン...