(ネタバレ含む)ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 レビュー
そろそろ3週間も経とうというところではありますが、やっとジョジョ実写版「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」を観てきました。 一言で言うと、イイネ! スタンドの表現はアニメより実写に向いていると思うんですよね。 アニメだとどうしても人と同じようなしっかりした線で描かれてしまいますけど、実写の透明感は、いままで想像していたとおりのスタンド表現でした。 (役者について) 承太郎役の伊勢谷友介以外は知らない人です。 僕は全然テレビも邦画も観ませんのでね。 伊勢谷って人は、龍馬伝の高杉晋作役が良かった記憶がありますが、今回の承太郎も良かった。 ジョジョのキャラクターは変な髪型ばかりなのでなかなか実写に落とし込むのは難しいと思うんですけど、概ねそこそこかなと。 康一君だけはちょっと年齢の辛さが出てますかね。 しかし慣れればそんなもんかなと。 (キャラクタ再現度) 役者とも関連しますが、承太郎は文句なし。 仗助は次第点。 億泰と康一のビジュアルはちょっと厳しい。 でも億泰の役者は役になりきってる感は伝わってきてマル。 形兆はなんか、宝塚みたいな感じになっちゃってますね。もうちょっとゴツさが欲しかった。 山岸由花子もビジュアルが似てるかどうかでいうと似てないけど、気持ち悪さは表現できててさすがだと思った。 全体的にセリフが難しい割りにはがんばってた印象。 やっぱり演技力的にも承太郎が頭1つ抜けていたけどね。 仗助のおじいさんについては、ちょっと俳優の色が出過ぎちゃってうまいんだろうけど逆に×。 ストーリー的にも原作より多く関わっているせいもありますが、ジョジョの世界観では無かった。 (ストーリー) 実写映画化という枠組みで言うなら、原作の再現度は高めではないかと思う。 漫画と同じようには描けないし、三部までの積み上げなく始めているから説明が追加されているところもありますが、虹村兄弟戦までは良い流れ。 最後がレッドホットチリペッパーではなく、シアーハートアタックだったところは評価が割れるところだよね。 吉良吉影が積極的に攻撃してくると言うのは性格的に考えづらいところなので、第二章で納得いく説明が成されるかどうかにかかっている。 (エンディングと第二章) レッドホットチリペッパーが...