英単語を増やすにあたり、TOEIC教材をやるメリット

英語のスキルっていろいろあるので、一概に「英語が苦手」といってもどのスキルを強化するのが近道か、というのは人によります。

あえて優先順位をつけるなら、個人的には、まず文法だと思っています。
どうせネイティブも文法を崩すことはあるわけなので、こだわり過ぎる必要はないですけど、中学校英語の文法くらいはマスターしておいた方が、その後の学習に絶対役立ちます。

なぜなら、リスニング教材とか単語教材では文法解説がない場合が多いから。
文法が分からないと取り組みづらいのですね。

いきなり話がそれましたが、ある程度文法ができたら次は語彙、ボキャブラリーだと思います。

■TOEICのボキャブラリーを学習するメリット

結論から先に。
TOEICという英語テストは、ある程度出題されるテーマとレベルが決まっています。
なので、頻出語というのがあって、世にたくさん出ているTOEIC対策の単語集はこういった部分を抑えています。

ハイレベルになるとちょっと教材によるブレが大きい印象ですけど、500点~800点くらいのレベルで言えば、どの教材でもかなり扱っている語に重複があるかと思います。

なので、TOEIC対策の単語集を2~3冊やると、同じ単語を違った例文などで何度も学習できる、これが大きなメリットです。

単語は出会った回数が勝負。
そう考えると、同じ単語に何度も出会える可能性が高いので、TOEICを受験するつもりがなくても、TOEICとういくくりで勉強し、今後の学習のベースになる単語力をつけるというのはアリではないでしょうか。

■TOEICの単語はTOEIC以外では使わないのでは?

たまにこういう表現を見かけます。
「(他ではあまり出ませんが)TOEICでは頻出の単語です」

そうでしょうか。
僕の感覚では、TOEICに出題される単語は、英語一般で良く使われるものばかりだと思います。

ただ、日本人が英語学習をするような教材ではあまり出てこない語というのは確かにあります。
しかし、そういう語も、海外のドラマだったり洋書を読んでいると普通に使われますので、要するに教材に無いだけで頻出する日常語であり、覚えておいた方が良い単語です。

■おすすめの教材

この2冊を挙げておきます。







姉妹編でそれぞれ1000語。銀の方が初心者向けです。
私は金しか使っていませんが、重複している単語もあるようなので、合計で1500語くらいかな。

価格も安いので、これを基本に、他の何か1冊手に取ってみるといいかな、と思います。

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