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ニュースでよく出る英単語

ニュースで英語を勉強しようと思って、よく出てくるキーワードをまとめた別ブログを作ってみました。 ニュース英語のキーワード https://newsenglishkeywords.blogspot.com/ 本当は毎日ひとつずつ追加していこうと思ったのですけど、なんか書き始めたらコロナウイルスのニュースばかりになってしまって、同じような単語が毎日出てくるので最初からペースが落ちてますが。。。 ニュースの英語は一般的な会話と比べると特殊な部分もありますけど、しばらく同じようなニュースが続く場合は繰り返し同じテーマの単語が聴けますので集中して勉強すると単語が覚えやすいです。 英検の上の方を受けようとするなら、こういった単語の習得が必要になるかと思います。 TOEICには、、、あまり難しい単語は出ないのでちょっと効率は悪いかもですね、テスト対策だけで考えれば。 ただ、結局のところ、ビジネスで英語を使っていこうと思ったらそもそも英語ベースのニュースを仕入れることも重要でしょうから、無駄ではないですね。

英語学習にThe Economistがコスパ高い。

The Economistという週刊誌、TimeとかNewsweekに比べるとちょっとお高いのですが、英語学習用としては使い勝手がよく、実はコスパが高いと思います。 というか、コスパが高すぎて、むしろ使い切れないほどの充実感というか。(笑) ■全記事の音声付! 定期購読すると全記事の朗読音声がダウンロードできます。 「全記事」です。 JapanTimes Alphaとか日本の新聞も一部記事の音声ダウンロードをやってたりしますが、The Economistは記事自体の分量も圧倒的に多いのに、全記事の音声付という太っ腹感。 ちなみに現時点の最新号、2019/10/26版で、96ファイル、全8時間51分33秒です。 見間違えかと思うでしょ? 約9時間分ですよ。 これが定期購読なら、、、えっと、1号あたり800円くらい? 安いな。 ちなみにJapanTimes Alphaは一部記事のみ。15ファイルで20分弱となっています。 また、ナレーションの質がJapanTimes Alphaは正直言ってよくないです。 The Economistもいわゆるニュース放送のようなテンポの良い読み方ではありませんが、全然クオリティも高いです。 定期購読の料金としてはThe Economistの方が3倍くらいだし、ちょっとレベルも違うというのはありますが、読めるだけの力がある、または努力する気力がある方は断然The Economistの方が後悔しないでしょう。 音声ダウンロードについては、公式サイトのヘッダメニューで「More」を選び、「Audio Edition」のページからダウンロード可能です。 全体一括とカテゴリ別がありますが、全体一括でダウンロードしても、Zipを解凍すると記事毎の音声ファイルになっています。 そのままiTunesやGooglePlayなどに登録すれば一つのアルバムとして扱えます。 ■長さがちょうどいい 1つの記事の長さが、短すぎず長すぎずという感じでちょうどいいです。 これは主観的ではありますけどね。 ただ、たとえばTimeは短い記事もありますが長い記事もあり、記事毎の分量の差が大きいんですね。 これがちょっと勉強するときに目安を立てづらいのです。 さらにNewsweekは長い記事が多めかつ、長い記事...

Reader's Digestってだれに人気があるのかな?

リーダーズダイジェストって、昔から英語学習者によくおすすめされる雑誌です。 メリットはわかりますよ。 ・値段が手ごろ ・小さくてもちはこびやすい。 ・記事が長すぎず、分野も様々で読みやすい(?) 3つめは?マーク付きですけど。 まぁ、いろんな記事があって飽きずに読みやすい、というところなのかな。 僕もこの雑誌は買ってみたことは何度かあるのですが、ん~、という感じ。 確かにいろんな記事があるんだけど、なんかどれも薄っぺらくてつまらないんですよね。 読んでよかったと思えない。 単純に英語をたくさん読む練習ということであれば、内容は別にどうでもいいのかもしれないけど、やっぱり面白くないと続かないと思うのですよ。 個人的にはナショナルジオグラフィックとかも、どこを読めばいいかわからない系なんですけど、こちらについては趣向の違いの問題で、好きな人がいるのはわかるんです。 リーダーズダイジェストはねぇ、よくわからないっす。 そのくらいのレベルであれば、Japantimes Alphaという週刊の新聞がいいのではないかなと思いますね。 新聞なので紙版はちょっと扱いにくいんですけど、デジタル版なら取り回しやすいです。 Alphaは今購読しているので、これについてのレビューはまた別途したいかな。

リラックマとカオルさんで英会話

Netflix限定のアニメーション、リラックマとカオルさん。 これ、英語の音声もついているんですね~。 あんまりセリフも多くなくて、まったりしているから、楽しみながら英語のフレーズを覚えるのに向いているのかも?! そう思ったので、ちょっと気になったフレーズをピックアップしてみました~。 (ややネタバレもあるので、まだ見ていない方は注意!) [第1話「花見」/1分35秒くらいからのシーン] A new employee is starting today. I'm supposed to show them the ropes. It's important that I get this right. I'm really trying to be a good role model. 新年度の始まりということで準備をしているカオルさんのセリフです。 (1)A new employee is starting today. あたらしい子が入ってくるのよ。 (2)I'm supposed to show them the ropes. 私がいろいろ教えてあげなくちゃ。 (3)It's important that I get this right. これは大事なことなんだから。 (4)I'm really trying to be a good role model. 良い先輩にならないとね。 (1)a new employeeということで、新人が入ってくるということですね。 この時点では具体的にはわかっていないようなのですが、おそらく複数はないってことと、まだ知らない人なのでtheではなくてaにしてますね。 (2)be supposed to ~は「~することになっている」、 show ~ the ropesは、「~にコツを教える」という表現。 themは新入社員のことですね。 最初の文では単数形でしたが、こちらでthemになっている理由は、英語の場合、単数だと男女がはっきりしている必要があるからです。 前は男女がわかっていないときは慣例的にhimを使っていました。 I'm supposed to show him the ropes. ...

【おすすめ】アプリ&ブラウザで学習できる Quizletが単語カードとして最強かも。

最近知ったのですが、Quizletというサービスがとにかくすごく便利でマジおすすめ。 かなり長い間単語帳のアプリとかサービスを探していたのですよね。 でもなかなか、これ!という決定版がなく。。。 僕が単語帳アプリに求める機能は ●見やすい ●覚えた・覚えてないなどの記録が可能 ●単語カードの作成が簡単にできる  (エクセル形式で作ったのを取り込めるとか) このくらい。 基本的に移動中などの隙間時間を活用して学習したいので、使うのはスマホが中心。 だけどスマホの画面でたくさんの単語を登録したくないのです。 小さいキーボードでポチポチ登録するなんて、考えただけでも悪夢。。。 なので作成はPCでできて、学習はスマホという連携が簡単にできると良いかなというのが一番求めているところ。 ところがこれは後で詳しく書きますが、Quizletはこんな僕が「スマホでの単語登録が苦にならない」と思うほど素晴らしい出来になっています! ■Quizletの基本 ●基本無料です。 オフライン機能とか広告消去をするには月額115円からの有料プランに加入する必要がありますが、基本的に無料プランで全く問題ありません。 まぁ、ガンガンヘビーに使う場合や、気に入ったから応援布施したいというなら払ってもいいかもね。 支払いは年単位になるとのことです。 ●Web版とスマホアプリ版があります ブラウザで利用できるWeb版と、iPhone / Androidのアプリ版があります。 スマホからでもWeb版を利用してもいいんですけど、アプリの方がまぁ、便利かな。 Fireタブレットのようにアプリの用意されていない端末でも使えるのは良いですね。 実際、Quizletのサイトでも下記のように宣言されています。 私たちのウェブサイトはどんなブラウザやデバイスからでもQuizletのすべての機能にアクセスできるよう、あらゆる携帯やタブレットにも対応するように最適化されています。 ●単語帳としての機能は十分 単語帳の作成は一つ一つ入力していくこともできますし、タブやカンマ区切りなどのテキストから一括で作成することもできます。 すでにエクセルなどでリストを持っている場合は、それを張り付けて簡単に単語カード化できるわけです。 (インポート機能はPCで...

レビュー:TOEIC(R) TEST 速読速聴・英単語 GLOBAL 900 ver.2 (速読速聴・英単語シリーズ)

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英語学習をしている人なら多くの人が見たことがあると思われる、速読速聴シリーズのTOEIC編。 2019年3月にバージョンアップして、ver.2となりました。 速読速聴のTOEICは、STANDARD1800とGLOBAL900の2つのレベルがあります。 GLOBALの方が上のレベル設定ではありますが、内容的にはGLOBALは、Part3/4の形式になっている、という感じです。 ■どんなレベル? オビにね、「TOEICスコア800以上を目指す方」とあります。 まあ、レベルが高いよといいたいのは分かります。 ただ本書のレベルはTOEICを越えてますね。 Amazonの出版社からのコメントの欄にも出ていますが、「TOEIC® L&R TEST で高得点を取得するための対策としてだけでなく,グローバルなビジネスシーンで必要となる単語・熟語を習得し,発信力も伸ばすために・・・」というレベル設定なのです。 タイトルにTOEICと入っている割には、TOEICのスコアアップに特化していないというか。 文章の形式はTOEICのにおいはしますが、単語の選定は「TOEIC頻出」のレベルではないように思います。 ただし、非常に役に立つ単語の選択であることは間違いないです。 レベル感としては、「TOEIC800を目指す」というよりも、「TOEIC800をこえて、実際に役立つ英語力を目指す」と考えたほうが良いかなと思います。 ■900語って少なくない? 掲載された文は94個。 1つの文に約100個の見出し語が入っていることになります。 STANDARDが1800となっていることから考えるとちょっとボリューム感に欠けるように思っちゃうのですが、実はSTANDARDで出てきているために見出し語としてカウントしていない語も結構あります。 また、学習者のレベル次第ですけど、それ以外の部分にもたまに難しめの語も入っていて、全部をしっかりマスターすれば決して少ないということはありません。 ■音声ファイル 音声はCDではなく、サイトからのダウンロード。 速読速聴シリーズは2~3枚のCDから音声を取り込むのが面倒だったので、ダウンロードになったのは便利でありがたいです。 このシリーズ共通で言えることなのですが、ナレーションがちょっ...

金のセンテンス (TOEIC L&R 出る単特急:TEX加藤)

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金のフレーズ、銀のフレーズに続くTEX加藤氏のTOEICボキャブラリー本となる、「金のセンテンス」という本が出版されました。 金のフレーズは言わずもがななベストセラーですが、僕も非常にお世話になった本の一つ。 今回の金のセンテンス、やる暇があるかとか細かいことを考える前に、手にもってレジに立っている自分が居ました。(笑) ■本の構成 まず収録語ですが、金のセンテンスでは、金のフレーズの1.5倍ほどとなっています。 +500語ということですので、一応上位版と捉えていいのかな、と。 金のフレーズを学習した人なら、また違ったアプローチで同じ語が復習できるという点でとても役立ちます。 構成としてはいわゆるDUOタイプ。 1文の中に重要語を複数織り込んで、360文に1500語を詰め込み、学習効率を上げているというものです。 ■例文の質 例文はTOEICらしいといえばTOEICらしいし、TEX加藤氏らしさもあります。 この辺はやや好き嫌いが分かれるところ。 僕はTEX加藤氏のTOEIC愛、さらにTOEIC受験者愛にあふれる例文やコメントが好きですので、とても楽しみながら学習できています。 英文は重要語を駆使して端的なものが多く、前後の文脈なしでこれらをサッと理解できるようになれば相当力がつくだろうなというものになっています。 ■音声  音声のダウンロード方法は2種類。 スマホアプリ「abceed」を使うものと、出版社のサイトからMP3ファイルをダウンロードするもの。 PCをお持ちでない方はabceedを使うことになるのですが、これがちょっとストレスです。 有料にしないと使えない機能がいろいろあって、正直ちょっと不満。 PCを持っている人はMP3をダウンロードして、スマホで聞くにしてもPCから転送して普通の音楽プレイヤーで聞いた方がいろいろ便利に使えそうです。 音声は、「英文のみ」、「和訳・英文」、「和訳・英文・単語・英文」の3パターンが用意されているので、学習スタイルに応じて使い分けられます。 一通り学習した後は「英文のみ」を使用すれば素早く復習できますね。 ■まとめ TOEICハイスコアを目指す人には間違いなくおすすめ。 500~600点くらいだとちょっと気合いがいるかもしれないけど、やって損...

2019年3月版 iPhoneの英語ニュース学習アプリ

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iPhoneで英語ニュースをリスニングしたくなってアプリを探してみました。 いくつか入れて試してみたので、レビューしてみます。 ■LissN 日経のアプリ。 月額600円or980円(1ヶ月無料お試しアリ) 日経の記事の英語版が平日毎日5本、土日は3本ずつ配信されます。 記事は英文・日本語訳とナレーションが付いていて、ナレーションはTOEICを意識して英米豪加の4カ国のナレーターが読んでいます。 ●Lissnの良いところ ・使いやすいアプリ 本文は英語のみ・日本語のみ・英日併記が選べます。 また、分からない単語はすぐに調べることができ、メモとして単語カード的に登録できるのも便利。 登録したメモはスタート画面の下の方に表示されるので復習もしやすいです。 今回いろいろ見た中で、機能的にはこのアプリが一番でした。 ・学習が続きやすい工夫 1日10分という目標があらかじめ設定されていて、達成度がすぐに見えるようになっています。 もちろん自動的に時間が記録され、達成したらトロフィーが出るのでモチベーションの維持には良いでしょう。 記事の配信数が控えめなのも、あまり負荷が高いと続かないので、ちょうど良いと思います。 ●Lissnのいまいちなところ ・ナレーターが棒読み ナレーターの質も高いのですが、ゆっくりめで棒読みです。 海外のニュースを聞くと分かりますが、わりと抑揚をつけて読まれることがほとんど。 このアプリの音声はどちらかというと朗読のようです。 初心者でも聞き取りやすいようにしているのかなと思いますが、ちょっと眠くなります。 ・記事の英文の質に疑問 英語では同じ単語の繰り返しを避けるというルールがあるのですが、Lissnの記事では同じ単語が何度も出てきます。 もしかしたらこれも難易度の調整で使える語彙に制限があるのかもしれません。 単語を記憶するという意味では悪くないですが、ちょっと冗長です。 また、記事の文章としての展開でも、前半と後半でちょっと言い方を変えてほぼ同じことを二回言っていたりして、聴いてて飽きてしまいます。 ●Lissnの評価 機能としては非常に魅力的なだけに、コンテンツ部分でちょっと残念。 日経ということで逆にコンテンツ側に対する期待度が高かったのですが、ちょっと思っていた...

修了後1年たって改めてヒヤリングマラソンレビュー

35年以上の歴史を持つアルクの看板通信講座「ヒヤリングマラソン」 英語を勉強しようと思ったことがある方なら、聞いたことがある方がほとんどではないでしょうか。 ヒヤリングマラソンは1年間で1000時間聞くことで、集中してリスニング力を伸ばすというコンセプトの講座です。 ヒヤリングっていう名称が歴史を感じますね。(笑) ■僕がヒヤリングマラソンを受講した理由 僕は英語自体にはずっと興味を持ち続けていて、細く長く学習も続けていました。 しかしただダラダラ聞いているだけではあまり変化がないなと感じ始めていました。 20年まえくらいにTOEICで845点を取っていたのですが、しばらく受けてもいなかったですね。 英会話学校みたいなものだったりそのほかの教材・通信講座も検討しましたが、やはり学生の時からずっと気になっていたけど当時は高くて手が出なかったヒヤリングマラソンに挑戦してみよう!と思い立ったわけです。 実は最初に申し込んだときには1年間続ける自信がなく、6か月コースにしました。 でも4ヶ月くらい経ったところで継続を決め、最終的には18か月受講しました。 6か月コースは気軽に始めるには良いのですが、やはり効果を考えるとちょっと短いようです。 ■ヒヤリングマラソンの講座内容 講座内容は僕が受けていたころとすでに変わっているので、最新の情報はアルクの公式サイトでご確認ください。 おおまかな内容としては、テキストはいくつかのコーナーに分かれていて、それぞれ難易度も異なります。 基本的には自分のレベルに合わせて取り組めるところから進めていくような感じです。 すごく難しい部分は残すことになり、最初はちょっともったいないかなと思いましたが、無理に取り組んでも効率が悪く、端的に言って時間の無駄なので、自分のレベルを見ながらやっていきます。 また、簡単なコーナーでも、自分なりにディクテーションやシャドウイングを取り入れるなど、素材を活用することで深く学習することができます。 基本的にはマンスリーテキストと副教材のEnglish Journalだけでも、毎月十分なボリュームの学習素材がそろっていて、これをしっかりやるだけで1000時間到達することは可能です。 ■ヒヤリングマラソンの効果 ここが今回書きたかったところ。 実はで...

TOEIC(R)テスト新形式精選模試リスニング2(CD-ROM1枚+MP3音声無料DLつき)

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TOEICで満点取得を目標としている僕ですが、最近買った本、「TOEIC(R)テスト新形式精選模試リスニング2」がすごく良いと思ったのでご紹介します。 ちなみに現時点での僕のスコアは970点(LRとも485点)です。 ■いいところ1:TOEICらしい問題の作り方 TOEICを何度か受けていると気づくのですが、TOEICらしい質問文の作り方ってのがあるんですよね。 ひっかけ方ともいえるでしょうか。 模試本もたくさん出ています。 見た目が本番に似ているというのはもはや当然として、本文(リスニングならナレーションで読まれる文)が本番に似ている、質問文や選択肢も本番に似ている、でてくる語彙も重要語、というのも、半分以上の本がクリアしていると思います。 (クリアしてない適当な作りの本もまだありますけどね) そのうえで、本文と質問・選択肢まで組み合わせて考えたときに、TOEICの出題者が考えそうなひっかけが入っているかどうか、となるとなかなかそのレベルまで問題を作りこむのは難しいのかなと思っています。 実際、タイトルは伏せますが別の3回分がセットになった模試本をやった時に、全体的にはTOEIC風味なんだけど、解いてみたときにTOEICの問題を攻略したという気持ちになれなかったんですよね。 それで、模試本というのは結局形式に慣れるためだけのものであって、学習としてはあまり役に立たないのかなと感じて、敬遠していた時期がありました。 しかし本書は、いかにもTOEICで出題者が出してきそうな罠と同じものがたくさん仕掛けられています。 あー、このパターン、あるある、みたいな。 しかもその中でも難しめのものの割合が高いようで、本番に向けて精度の高い罠回避の練習ができます。 ■いいところ2:重要語も本番に役立つ形でちりばめられている 問題集を作る側の心理としては、当然、TOEIC頻出単語も一緒に勉強してもらいたいので、本文の中に入れ込んでくるわけです。 でも、ただ入れ込めばいいという訳ではないのですよね。 本書では実際にテストで問われそうな言い換えとして出ていたり、すごく工夫されているなと感じます。 語彙に関しては本書だけで十分とは言えないと思いますが、目指すレベルによってはかなりこれだけでもカバーできると思います。 ■い...

「Push to Kindle」がニュース英語学習に超便利!

「英字新聞で英語を勉強」ってかっこいいじゃないですか?(笑) 今みたいにインターネット全盛じゃなかったはるか昔、ろくに読めもしない英字新聞を持ち歩いてカッコつけていたことを思い出します。 そんな思い出はさておき、きちんと使いこなせば、英字新聞は実際に学習効果の高い教材です。 (Time、Newsweekなどの雑誌も含む) しかしいろいろ難点もあります。 ●持ち運びに向いていない →紙が弱いので破れたりする。 ●繰り返し学習用にスクラップするなど手間をかけると続かない →繰り返し同じ記事を学習する方が効果が高いが、たくさん持ち歩けないので学習した分だけ集めたりすると手間がかかり過ぎ。 ●電車の中などでサッと取り出して勉強しづらい →かさばるから電車の中で広げづらい。 こういう点はデジタルなら解決します。 スマホやタブレットで記事を読むなら、持ち運びの邪魔になりません。 たくさんの記事を保存してもかさばりませんから、古い記事の繰り返し学習にも向いています。 ただし、デジタルはデジタルでデメリットもあるわけで。 ●メモが取りづらい →調べた単語に下線を引いて意味を書きこむ、とかいう紙なら簡単なことがやりづらい。 これね。 そりゃできないことはないんですけど、いちいちハイライトツールと文字入力ツールを切り替えて~~とか、何度もやってるとストレスなんです。 ■Kindleアプリは学習用途にも最強 この点のストレスをかなり緩和してくれるのがKindleアプリ。 どういうことかというと、単語を長押しするとサブメニューが出てきて、「メモ」を押す。 で、メモを入力し終わると自動的にハイライトが追加されますので、ハイライトと文字の入力がいっぺんに済むのですね。 それでも手書き程のスピード感はないんですけど、個人的には許容できる範囲です。 「Kindleアプリ」と書きましたが、同じことはeインクのKindle専用端末でも可能といえば可能。 ただeインクのKindleは操作に対する反応が遅く、どんどん勉強する用途にはちょっと向いていないかもしれません。 KindleアプリはiPhone/iPad、Androidスマホ・タブレット、Fireタブレットなどの携帯端末以外にもパソコン用もありますので多くの人が利用しやすいとい...

CNNリスニング検定 プレテスト 第2回を受けてきて轟沈。

2019年1月27日、朝日新聞社が主催する「CNNリスニング検定プレテスト」というものの第2回が行われました。 難しすぎて轟沈でしたけど・・・。(^_^;) ■CNNリスニング検定ってなに? 一言で言えば英語のテストですけど、正式にサービスを開始しているものではないので初めて聞く方も多いかと思います。 今はプレテストという段階のようで、正式サービスに向けた準備のためのテスト的な開催という位置づけみたいですね。 実は2018年の4月に第1回が行われていて、今回で2回目になります。 僕は第1回も受けていて、その時の日記は下記になります。 https://hcondo2000.blogspot.com/2018/04/cnn.html 受験申込者のなかから抽選で選ばれた人が受けられる形式となっています。 2回めも抽選に当たったのは運がよかったな~。 プレテストは受験料はかかりません。 逆に結果もシンプルなもので、おそらく正解数しか出ません。 ■テストの形式・難易度は? 全5パート、合計約37分です。 問題の形式は前回と同じでした。 全てリスニング問題になります。 (以前の日記より再掲) > Part1からPart5に分かれていて、プレテストは35分程度の受験時間でした。 > > Part1は、流れた音声の中で使われたフレーズを言い換える問題。 > Part2は特殊で、音声を元にディクテーション(穴埋め)をする問題。 > Part3以降は流れた音声の内容を問う問題に4択で答える問題形式でした。 > > ディクテーションのPart2だけ、音声が2回読まれますが、その他のPartは1回のみ。 > Partが進む毎に、問題の文は長くなり、1つの問題文に対する質問も増えたりします。 前回は確か問題の英文はすべてCNNの放送からの音声だった気がしますけど、今回Part1のすべてと、Part2の最初の2問は、ナレーターによる録音でした。 少し難易度を下げようということなのかな? ただ、全体的に考えて難易度はめちゃくちゃ高いです。 僕は直近のTOEICスコアが970点なのですが、途中で投げ出したくなる難しさです。 こういうとなんですが、800点レベルくらいの人だと...

安く英語を勉強する

教材というのはどうしてもたくさん売れる初級者向けのものは豊富になります。 またすでに上級者の場合は英語のラジオなんかを聞いているだけで自然と勉強になりますので、教材は要らないかもしません。 初級の域は脱しているけど、上級というにはちょっと自信がない、そんな中級者がいちばん、何を勉強して良いかこまったりするものです。 ■英語学習にはお金がかかる? 英語を勉強する、といってもいろいろなやり方があります。 スクールに通う、通信講座を受ける、オンライン英会話をするなどは結構お金もかかってきますね。 書籍を買うというのは量によりますが、いろいろ買っていくとそれなりにコストもかかります。 無料で勉強することもできますね。 例えばポッドキャストやYouTubeを活用するとか、図書館で洋書や学習用の雑誌を借りるとか。 こういうのはタダですから、コストパフォーマンスは高いかもしれません。 が、教材としてあまり整えられていなかったりする場合もあり、努力で補う必要があるかなというのが一般的な印象です。 ■そこそこ安くてボリュームがある素材 それでずっと探していたのが、あまり高くなくてボリュームもある素材。 例えばリスニングの勉強をしようと思ってEnglish JournalとかCNN English Expressを買うと、1000円ちょいでCD1枚分ですね。 これもコスパが悪いとは思いませんけど、もっと良いのないかなと探していたのです。 で、僕が見つけたおすすめの方法が二つあるのでご紹介します! ■洋書+オーディオブック アメリカはオーディオブック文化が昔からあるので、洋書っていうのはだいたいオーディオブック版があるんですよね。 これが、長さあたりのコストで行くと、すごく安い場合が多いんです。 例えば10時間くらいの小説のオーディオブックが2000円とか。 僕は海外のAudible.comに契約していて、これは日本のオーディブルと全然サービスが別物なのですが、毎月15ドルの月額制になっていて、毎月1クレジットもらえます。 このクレジットは(多分)すべての本の中から好きなものを1冊選んでどれでもダウンロードできるので、定価が20ドルくらいのものとかだと結構お得感があります。 たくさん聞く場合は毎月もらえるクレジットを使い切ってい...

英語学習おすすめYoutubeチャンネル:Speak Up Radio by スピードラーニング

スピードラーニングっていう英語教材がありますよね。 なんか、すごい宣伝してるやつ。 最初に言っておきますが、個人的な意見として、スピードラーニングの聞くだけで英語ができる的な宣伝方法は好きじゃないです。 どうやら教材自体は実は結構ちゃんとしていて、音読なんかもするように推奨されているようですし、使い方次第かもしれませんけどね。 まぁ、僕は買ったこと無いし、今後も買いません。 それは置いといて。 スピードラーニングがやっているYoutubeチャンネルがありまして、これは良いです。 ●Speak UP Radio by スピードラーニング https://www.youtube.com/channel/UCli1re30MxC6vSElc7uvLqQ MJさんとAdamさんというお2人が、テーマに沿って30分近くフリートークをするというもの。 4年も続いているそうです。 字幕は自動のものしかないので、しっかり勉強しようと思うといまいちですが、MJさんとAdamさんはとにかくハイテンションで楽しそうに話しまくるので、ラジオ的に聞くのに良いです。 テーマも身近だし、それほど難しい話はしない、あくまで日本人の英語学習者を意識した話し方なのもあり、わかりやすいかと思います。 英語のリスニング学習と言っても、いつも同じものを聞いてると飽きます。 こういう楽しくて比較的簡単なトークは息抜きには良いですし、会話スピードを手加減しているわけではないので実践的ですね。 くり返し聞くには若干長いのだけが難点かな。 蛇足ですが、僕はこのチャンネル、すごく良いと思うんですけど、再生数もチャンネル登録数も少ないんですよね。 やっぱほら、スピードラーニングの受講者はこのレベルまでたどり着かないんじゃないですか?とか思ってしまうわけです(^_^;)

英語多読の効能

ずっと英語多読というのを避けてきていました。 しかしTOEICで900点を超えてなお、リーディングで時間が足りないという状況を改善すべく、一念発起してここ半年、多読に取り組んでいます。 ■■多読の効果とは リスニングと違って、リーディングは自分のペースで進められます。 英文の細かいところまで集中するという点からするとこれは結構重要なこと。 音声が勝手に進んでしまうリスニングでは、例えば短縮された助動詞、弱い冠詞などを聞き逃してしまったとしても、大体の意味を理解して「聞こえた!」と感じてしまうことが多いのです。 リーディングでは自分が能動的に読んでいかないと先に進みませんので、こういう事はありません。 集中力が一瞬途切れても進んでしまうリスニングとは違い、しっかり英文の細かいところまで追うことが出来るのですね。 なので、学習の密度が全然違ってきます。 そしてリーディング力が上がると、具体的にTOEICでは下記のようなメリットがあります。 ●リーディング問題が早くとけるようになり、リーディングセクションのスコアが上がる。 ●Part3・4の選択肢をすばやく読めるようになり、リスニングも楽になる。 リスニングのスコアアップにも、多読は有効です! ■■何を読む? おすすめはとにかく簡単なものから始めること。 本を読むときにわからない単語だらけだと、スピードが出ずに楽しめません。 多読を楽しむためにはある程度スピードを上げて読める必要があるので、とにかく優しいものから始めるのがおすすめです。 おすすめは児童書。 ネイティブの子ども向けの本なら、入りやすいものが多いはずです。 少なくとも構文が簡単なものが多く、もし単語が分からなくても、辞書を引けば、構文には悩まずに進めるので、途中で挫折しづらいです。 子どもっぽいのは苦手という場合には、レベル別の学習者向けリーダーでしょうか。 僕自身は児童書が面白かったので、リーダー教材は使っていません。 ちなみに、僕が読んだ本は下記で紹介しています。 Kindle Unlimitedで読める本も多いので、よければ参考にしてみてくださいね。 ●レビュー Kindle英語多読のおすすめ http://englishbooksrecomend.blogspot.com/ ...

シャドウイングは音声のスピードと目的を変えながら

TOEIC990点を目指す方であれば、シャドウイングという学習法はおなじみかと思います。 音声を聞きながら、少し遅れて口から発する練習ですね。 シャドウイングを取り入れることで、聞き取るときにより音に集中することができますので、リスニングの向上にも効果があります。 ■シャドウイングの前の準備 初めて聞く音声でシャドウイングをするよりも、一度ちゃんと聞き込んで細部まで理解している素材を使った方が効果が高いです。 意味が分からない単語、綴りが分からない単語や、構文的に良く理解していない英文をシャドウイングしてもただの口の運動になってしまいます。 なので、まずしっかり素材を理解することをオススメします。 1.分からない単語は調べる 2.ディクテーションする 3.英文を見ながら何度も聴いてみる これらを先にやって、英文をちゃんと分かってからシャドウイングしましょう。 ■音声のスピードが変えられるアプリを使おう 最近は便利なもので、スマホでは英語のスピードを変えられるアプリがあります。 メジャーなところだと、アルクのALCO、NHKの語学プレーヤーでしょう。 これらに音声を入れることで、スピードを調整しながら練習すると効果的です。 (1)通常スピードで音をしっかり再現する 通常スピードと書きましたが、元々の音声が早い場合はさらに遅くしてもOK。 要するにアタフタしないでしっかり音を再現してついて行けるスピードという意味です。 とにかく口をなるべく正確に動かし、あるべき音を再現することを心がけましょう。 英語は適当に早く話すより、一音一音をしっかり発音した方が絶対伝わります。 もちろん、なるべく速いスピードで再現出来るに越したことは無いので、スピードを遅くしている場合はぜひ等倍でできるようにしたいところですが、重要なのは再現性です。 (2)速いスピードで高地トレーニング 1.2倍、1.5倍などの高スピードで再生し、ついていきます。 もちろんできる限り正確な発音を目指しますが、速いスピードでは聞き取ることに力点を置き、きちんと聞き取れていることの証明としてシャドウイングを行うというイメージです。 ただ高速でリスニングするよりも、シャドウイングを取り入れる方が細かい音に集中でき、「聴けたつもり」になることを減らせます。...

TEP(TIME Educational Program)レビュー

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英語学習者にも昔から人気が高い英語雑誌のTIME。 個人的にも憧れではあったので、定期購読を申し込んでみました。 最近は定期購読を申し込むと、TEP(TIME Educational Program)というオンライン学習サイトが利用できるようになっています。 せっかくなので早速利用してみました。 ■いつから利用可能? TIMEの定期購読は、申し込みから最初の号が届くまで3週間ほどかかるようです。 しかし申し込みの手続きが完了し支払いが確認出来ると、アカウント登録のメールが送られてきて、その手続きも済ましてしばらくするとオンラインのサービスは利用可能になるようです。 (アカウント登録手続きをしてすぐに利用可能にはならないようです。どのくらいかかるのかは不明ですが。。。ただ、最初の号が届くよりずっと前にオンラインサービスは利用できるようになります。アプリ経由でのデジタル版の購読も可能になっていますので、紙のバージョンよりも速く読み始めることができます) ■何ができるの? 現時点でできることは下記の通り。 (1)今週の語彙 (2)TOEIC単語 初級・上級 (3)TOEIC文法 (4)ディクタン (5)読解問題 (6)書き写し問題 (7)聞き写し問題 (8)抄訳 (9)TIME Video なんかいろいろありますね。 一つ一つ観ていきます。 (1)今週の語彙 TIME本誌の中から10個の単語が選ばれて、最初は意味のテスト(4択)、次にスペリングのテストを行います。 全体から10個って少ないよなぁというのと、どの記事から選ばれているか分からないのは残念。   (2)TOEIC単語 初級・上級 今週の語彙と同じ形式でTOEICに良く出る(らしい)単語を学習するコーナーです。 が、これ、TIMEの記事とは全く関係ありません。 毎週初級・上級それぞれ10個ずつ出題されます。 (3)TOEIC文法  TOEICに良く出る(らしい)文法問題を10問学習します。 文章の中に穴が空いていて、4択で選ぶ形式です。 これもTIMEの記事と無関係です。 (4)ディクタン 英文を聴いてディクテーションします。 これもTIMEと連動していません。 (5)読解問題 TIMEの記事...

TOEICのPart3、Part4で問題文の先読みは必須か?

TOEICの対策本やサイトを見ていると、ほとんど必ず書いてあること、それは「Part3、4では問題用紙の英文を先に読んでおく」ということ。 だけどちょっと待って! それって本当に必須なの? 990点を目指すという観点から考えてみます。 ■問題文を先に読むメリット メリットはあきらか。 問題文を先に読んでおくと、どこに焦点を置いて聴けば良いかが分かります。 こういうのはリーディングでも有利なテクニックですが、1度しか音声を聞けないリスニングにおいては非常に有効であることは確かですね。 ■デメリットは? デメリットはあるかというと、良いペースで解けていけている分にはあまり無いと思っています。 ただたまにつまずく問題ってあるんですよ。 少し考えてしまって解くのに時間を要してしまうようなやつが。 そうすると次の問題を先読みする時間が無くなります。 こうなると、メンタルの問題という気もしますが、先読み無しで次の問題に挑まなくては行けないというのが、僕はちょっと焦るんです。 それと先読みして行こうと思うと、かなり手早く解いて次に進まないと行けないので、集中力もかなり必要かなと思います。 ■先読みしないと解けないの? そんなことないです。 そもそも出題者は、先読みしないで解くことを前提に問題を作っているはずです。 また、前述の通り、先読みできなかった場合でも問題は解かないといけないので、結局、先読み無しで解けるだけのスキルは必要なんですよね。 ■結論:先読みは不要! あくまで僕の個人的な結論ね。 990点を目指すようなレベルの場合、リーディングのスピードもそれなりに有るはずです。 それだけの力がある場合、Part3、4程度の問題文と選択肢は一瞬で読めます。 読めるなら先読みしても良いじゃんという考え方もありますけど、Part3、4の会話やアナウンスはせいぜい40秒弱、100語程度であることを考えると、別にちゃんと聴いていれば記憶できる程度なんですよね。 僕は45分のリスニングの間、集中力マックスで前の問題を解いたらすぐに次の先読みをするということを続けられる自身があまりないです。 また、当然、先読みできなかった場合も対応出来る必要があるので、それなら先読みしない方に統一する方が気持ち的に楽なのです。 補足...

リスニングの質を上げるためのディクテーション、シャドウイング、そしてリピ―ティング。

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TOEIC990点を目指して、リスニング強化中です。 使っている教材は主にこれ! 今回主にリスニングの話なので、リスニング部分だけの模試とかの方が無駄が無いんですが、この本、なにせUnlimitedに入って居るのでコスパが良い! これのPart3とPart4を使って、ディクテーション、シャドウイングなどをしています。 ■まずは解く せっかく問題形式になっているので、まず最初は1回問題を解きます。 なかなか通しで解く時間は取れないので、僕の場合は長文1個単位でやってます。3問ずつということですね。 この段階では普通にといて答え合わせをします。 ■ディクテーション 問題を解き終わったら次はディクテーション。 ちょっとずつポーズしながら、聞こえた音を書き取ります。 固有名詞とかは難しいから、答え合わせの時にチェックしておくのも有りかもしれません。 ポイントは、 1.冠詞、三単現や複数形のs、would・hadの短縮形の'dなど弱い音を聞き取る。 2.bとv、rとl、sとthといった日本人的に似ているように聞こえる音を正確に聞き取る。 固有名詞もイチから聞き取る場合は特に2のポイントに気をつけたいですね。 意外と問題は解けても、細かい部分は聞き漏らしがあったりしますので、このステップではどこが聴けてどこが聴けてないのかを確認します。 ■シャドウイング 音声だけを聴いて、すぐ後について口から出す練習です。 僕は等倍と1.5倍での練習を組み合わせています。 等倍では一つ一つの音を正確に再現することを意識します。 ディクテーションの時に聞き漏らした音をしっかり発音しようとすることで、聞き取りの力も上がります。 TOEICではノンネイティブが聞き間違えやすい音を使った引っかけもありますので、その辺の発音もおさえたいですね。 1.5倍ではリスニングのスピードをアップしても聞き逃しをなくすよう、音に付いていく練習をします。 ただ聞いているだけだと聞けたつもりになってしまうので、シャドウイングを行うことで集中力を維持します。 TOEICの1.5倍速だと、だいたい1分間250語程度で、話せないスピードではありません。 最初は難しくても10回、20回とやっていくうちにだんだん出来てくる、、、ハズ! ■...

Kindle Unlimitedおすすめ:English Short Stories For Intermediate Learners: 8 Unconventional Short Stories to Grow Your Vocabulary and Learn English the Fun Way!

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英語学習者は、簡単な英語でストーリーを読んでみましょう、というコンセプトで、8つのショートストーリーが読める本です。 こう言っちゃうとナンですが、正直「タダだから読んでみるか」という、途中で投げ出す気満々で手に取った(笑)のですが、良い意味ですごく裏切られた本。 どのストーリーも短編かつ簡単な英語ながらも、ちょっと意外な展開があり、なかなか読ませるんですよね。 ■どんな構成? 8つのストーリーはそれぞれ独立したもの。 ジャンルも様々で、青春もの、スパイもの、サスペンス?、ホラー?などなど。 各ストーリーはさらに3分割されていて、途中で理解度テストがあるのが面白いところです。 理解度テストは話を理解していない場合には、端的に言い換えられた問題の正解を見ることで、逆にストーリーを理解する助けにもなります。 ■レベル感は? CEFRというレベル判定基準のB1~B2レベル程度を想定しているとのこと。 ざっくりとですけど、TOEICだと500~800くらい? 英検だと2級~準1級くらいでしょうか。 平易な文体で書かれていますので、ゆっくり読めば、高校生レベルでもついて行けるかと思います。 多読の入門書と言って良いでしょうね。 ■意外に楽しめるのストーリーは必見 繰り返しですけど、小粒ながら意外と楽しめるストーリーが秀逸です。 教材ってつまらないものも多いのですけど、これは著者の筆力をたたえたい。 とにかく「理解して読めた!」という感覚を味わえる、楽しい本ですね。