TOEIC990点を目指すリスニング:Part1

■990点を目指すにはもちろんPart1は落とせない

リスニング、というかテスト全体を通して一番簡単なセクションだと思いますし、テストが始まったばかりでまだ体力も全開なので(笑)、難しくはないセクションですよね。
6問しかないし。

990点を目指すレベルであれば、あえてPart1の対策というものはもうしていないと思います。

しかし、だからこそ落とせないというプレッシャーもあったりなかったり。

■ポイントは動作と時制

僕が個人的にPart1が唯一他のセクションより難しいかなと思う点は、動作を表す表現。
かがんでいる、とか膝をついているとか、他のセクションであまり出ない単語が出てきます。
これはビジュアルがある問題特有でしょう。

また、時制にも気を付けたくて、「今まさに~をしている(進行形)」なのか、「一般的に~する(現在形)」なのか、「~した状態である(現在完了など)」なのか、この辺の違いはひっかけとして注意が必要な気がします。

例えば、歩道が舗装されている写真が出ていても、人がだれも映っていなければ、「今まさに舗装の作業が進行中である」という選択肢はバツになりますよね。
ここはフワッと聴いてると引っかかるところ。

■英語をビジュアル化する練習は英語の習得一般に役立つ

英語をビジュアル化する、写真などのイメージと結びつけるという練習は、日本語を介さずに英語を理解する練習になりますので、実はすごく本質的です。
そういう意味で、Part1の対策は、英語力全般の底上げになりますね。
日本語を介さずに英語を理解するということは、当然語順通りに頭に入れていくことになりますので、Part3・4のような少し長いナレーションも理解しやすくなります。

逆に僕は、テスト中にPart3・4のナレーションを聴くときは、目を閉じて状況を絵としてイメージするようにしていますが、これはそのままPart1の対策にもなると思います。

■小説を洋書で読むのもおすすめ

小説は動作を表わす動詞、状態を表す形容詞のバリエーションが豊富です。
微妙な違いを表現するのに少しずつ違った単語が出てくるわけですね。
教科書的な英文ではあまり出会えないような、いろいろな表現に出会えるのでお勧めです。

ただし、Part1の対策としてだけとらえるなら、負荷が高すぎますね。
楽しみながら英語力全体をあげつつ、リーディングスピードの向上も狙うという意味で、900点台からスコアを伸ばしたいという人におすすめの方法だと思います。

大人向けの本は難しすぎるので、最初は児童書から入ると良いですよ。(マジックツリーハウス、Marvin Redpostあたりがおすすめ)

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