金のセンテンス (TOEIC L&R 出る単特急:TEX加藤)
金のフレーズ、銀のフレーズに続くTEX加藤氏のTOEICボキャブラリー本となる、「金のセンテンス」という本が出版されました。
金のフレーズは言わずもがななベストセラーですが、僕も非常にお世話になった本の一つ。
今回の金のセンテンス、やる暇があるかとか細かいことを考える前に、手にもってレジに立っている自分が居ました。(笑)
■本の構成
まず収録語ですが、金のセンテンスでは、金のフレーズの1.5倍ほどとなっています。+500語ということですので、一応上位版と捉えていいのかな、と。
金のフレーズを学習した人なら、また違ったアプローチで同じ語が復習できるという点でとても役立ちます。
構成としてはいわゆるDUOタイプ。
1文の中に重要語を複数織り込んで、360文に1500語を詰め込み、学習効率を上げているというものです。
■例文の質
例文はTOEICらしいといえばTOEICらしいし、TEX加藤氏らしさもあります。この辺はやや好き嫌いが分かれるところ。
僕はTEX加藤氏のTOEIC愛、さらにTOEIC受験者愛にあふれる例文やコメントが好きですので、とても楽しみながら学習できています。
英文は重要語を駆使して端的なものが多く、前後の文脈なしでこれらをサッと理解できるようになれば相当力がつくだろうなというものになっています。
■音声
音声のダウンロード方法は2種類。スマホアプリ「abceed」を使うものと、出版社のサイトからMP3ファイルをダウンロードするもの。
PCをお持ちでない方はabceedを使うことになるのですが、これがちょっとストレスです。
有料にしないと使えない機能がいろいろあって、正直ちょっと不満。
PCを持っている人はMP3をダウンロードして、スマホで聞くにしてもPCから転送して普通の音楽プレイヤーで聞いた方がいろいろ便利に使えそうです。
音声は、「英文のみ」、「和訳・英文」、「和訳・英文・単語・英文」の3パターンが用意されているので、学習スタイルに応じて使い分けられます。
一通り学習した後は「英文のみ」を使用すれば素早く復習できますね。
■まとめ
TOEICハイスコアを目指す人には間違いなくおすすめ。500~600点くらいだとちょっと気合いがいるかもしれないけど、やって損はないです。
ただ、効率を考えると銀のフレーズとかの方が良いかもしれません。
金フレの見出し語は全部入っているようなので、金フレとの併用が一番効果ありだと思います。
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