Amazon Prime ビデオ:弁護士 ビリー・マクブライド
Amazon Primeビデオオリジナル作品、「弁護士ビリー・マクブライド」を観終わりました。 全8話となっており、Netflixオリジナルは6話くらいか、12・3話くらいが多いので、中間くらい、Netflixオリジナルを見慣れてるとちょっと不思議な感じの長さでした。 核心に迫るネタバレは無しで書きます。 ●主人公が花のないオッサン 主人公はその名の通り、弁護士のビリー・マクブライド。 この人がまぁ、花が無いって言うか(笑)。 上の写真で立ってるオッサンなのですが、この写真みたいにキリッとしているシーンはあんまりありません。 最初は魅力も感じないし、好きになれないな~と思いましたが、いやいやしかし、話が進んでいくと味が出てくるのでした。 とはいえ、この話の中で一番魅力的なキャラクターとは言えないかなぁ。 キャラクターで魅せる作品では無いようで、どのキャラも一癖あるのですが、例えばSUITみたいにカッコよかったりはしないし、ハウスオブカードみたいにカドが立ちまくってたりもしない。 でも憎めないキャラではあります。 ●全体で1つの事件 1話1話で完結するタイプではなく、シリーズ全体で1つの事件を追います。 8話構成ってのはちょうどいい長さなのかも。 過不足なく終わる感じがオリジナルドラマのメリットを活かしていて良いですね。 当然ですが、相手側が相当手強いのでなかなかうまく進まず。 僕は弁護士ドラマをそんなにたくさん見る方では無いので相場が分かりませんが、このストーリーでは彼我の力の差が相当でかいですね。 まぁ、僕が観た弁護士が主人公のドラマは、SUIT=粋な弁護士が華麗に解決する、デアデビル=法廷より殴り合いで解決するというものなので、参考にはならないかもね。(笑) ●そこまでやるかという徹底ぶり これもオリジナルドラマならではなのかもしれないですが、テレビで放送するにはややためらわれそうなほど、もったいぶらずにズドンと攻撃してきます。 そこまであっさりやるか、くらいな。 視聴者の反応を気にしながらもったいぶって進めるストーリー回しが無いのもネットオリジナルの特徴でしょうか、ある意味心地良いです。(内容は悲惨だが) また、善悪は別として、主人公がたばこをポイ捨てするとか、今やテレビじゃあり得