レビュー:ION Piano Apprentice、iPad/iPhoneで初心者向けピアノレッスンが受けられる!

うちの妹と弟はヤマハのエレクトーン教室に通っていて楽器が弾けるのですが、私そういうの全然ダメでして。
引け目を感じるとか言うのではないのですが、聴くのは好きで、ちょっとできたら楽しいだろうなぁと言う気持ちはずっとありました。

そういうこともあってiPadでピアノが弾ける的なアプリはいくつかやってみたのですが、iPad上に表示される鍵盤ではどうも練習になりません。
文字入力に使うキーボードと同じで、手に触っている感覚が有りませんので、ブラインドでできないんですよね。

そうなるとやはりハードウェアが必要だと言うことで。


   

こんなん買ってみました。

簡単に言うと、iPad(もしくはiPhone)とつなげて画面を見ながらピアノの練習ができる鍵盤、です。

写真見れば一目瞭然、鍵盤の上のところにiPadを置くスペースがあって、後ろから出ているコードでつなげば準備完了です。
鍵盤自体は2オクターブ分で、決して数が多いわけではありませんね。よく知りませんが、本格的な曲は弾けないと思います。
でも、弾けないから別に気にしません。
これで満足できなくなったら卒業ってことでしょう。

電源は単3乾電池。別売りのACアダプタも使えるということですが、アダプタ買うほどのものでもないでしょう。
うちでは最近乾電池を結構使うのでエネループがそこら中に転がっているという、若干特殊かもしれない状況でもあるので。(笑)

一つ一つの鍵盤の大きさは、素人が見るに、まぁちょっと小さいような気がするが、これならちゃんとした練習になるだろうと思える大きさです。
離れているキーを同時に弾く必要があるとき楽で、基本の練習に集中するには良いのではないでしょうか。別にプロ目指してやるわけではないので、その辺の本格さはもとめません。敷居の低さが大事。

それと、これはiPadにつながないと音が出ないようです。単体では弾けないみたい。
もうひとつ、ボリュームつまみが付いていて、iPadを接続しているときにこれをひねると、iPadの音量が調整されます。うむ、変わってる。

フリーのアプリPiano Apprenticeをダウンロードして使います。
(Apprenticeってなんかカッコイイ。ジェダイみたい。)

注意点としてはアプリでは先生が出てきてビデオで教えてくれますが、しゃべりは全部英語です。
英語が分からなくても、同じように手を動かせば良いので大丈夫だと思いますが、気になる方はまずアプリだけ落としてビデオをご確認ください。

しかしこのPiano Apprentice、さすがレッスン専用ハードとして設計されただけあって、iPad見ながら練習がしやすい。置いたときの角度も完璧。画面と手元が近く、目の移動をそんなにせずに、練習に集中できます。

先生のしゃべりが少し早くて慌ただしいかな。
収録されている曲数の増加とともに、この辺は改善を望みたいところ。
レッスンは追加で購入できるようになったりするとうれしいな。


さて、まだ買ったばかりで全然ピアノマンになっていない私ですが、今度こそ少しは弾けるようになる予感があります。
ちょっと新しいこと始めたい方、是非。

コメント