レビュー もう何もなくさない！ Chipoloで鍵だってスマホだってすぐ見つかる！

誰だって、鍵、無くしますよね！？
それも、忙しい朝に限って見つからないですよね！？
マジでこれで電車に乗り遅れたことが何度有ることか・・・。

出かける準備ができて、さぁ出るぞって時に鍵が見つからないのは本当にイライラします。

でも、これからは大丈夫！　だってChipoloがついてるから。

これがそのChipolo。

■■どんな仕組み？
さて、このChipolo、どういう仕組みで鍵が見つかるかというとこんな感じです。↓

このキーホルダーの中にはボタン電池とハイテク機械（笑）が詰まっていて、スマホ（iPhone・Android）とBluetoothでつながります。
スマホのChipoloアプリを起動すると、スマホとChipoloの距離が表示されます。
また、アプリのラッパボタンを押すと、Chipoloがピコピコ鳴ります。

鍵無くしたーってときには、まずスマホで距離を確認しながらふらふら歩きます。
距離を表す数字の増減をみて近づいているか遠のいているかを判断しながら、だんだん目安を付けていきます。
ある程度近づいたら音を鳴らせば見つかる、という寸法。

ちなみに遠くで落としてしまった時なんかは、最後にスマホが信号を受信できた場所を地図で確認することができます。
その場所まで行って、また信号が受信できる距離まで近づくと、スマホにアラートが出ます。
そこからは先ほどと同様、だんだん距離を詰めていけば探せます。

また、鍵はなくしてないけどスマホを無くした場合。
この時はChipoloを振ると、スマホがピコピコ鳴ります。
スマホを探すために電話かけてみる必要はもう無いし、バイブにしていても音は鳴るので大丈夫！

両方無くした場合は・・・残念ですがChipoloではどうにもならない！（苦笑）
アイディアとしてはこの手のものは既に出ているもの、これから出るもの、いろいろあるのですが、以前につかったStickNFindはいまいちだった。
今現在手に入る競合はあまり多くないはずだが、Chipoloは見た目がカワイイし、後述の通り使ってみて安定しているように思える


■■Chipoloが届いたぞ！
発送したよ、という（英語の）メールが来てから約1週間、仕事が終わって家に帰ると届いてました。
どうやらスロヴェニアから来たらしい。遠いところご苦労様です。(^^)

中にはちっこい箱。Chipoloの大きさを考えるとこれでもでかすぎですけどね。そのくらい本体はちっこい。
中には本体と簡単な説明書、キーリングが入っています。

鍵に付けてみるとこんな感じ。
キーホルダーと考えると結構大きいですけど、ポッケには十分入ります。
カバンのジッパーなんかに取り付けても邪魔にならないかなと思います。


■■設定してみたぞ！
さて、まずはiPhoneの場合、AppStoreからChipoloのアプリをダウンロードします。
「Chipolo - Nothing is lost」
もう何もなくしません。すごい名前です。

最初にペアリングという、スマホにChipoloを接続登録するための設定をします。
といっても簡単で、アプリの「＋」を押して登録待機にした後、Chipoloの絶縁テープを引っこ抜いて近くに置くだけで勝手に検出されます。
で、このChipoloが何についているかをアイコンで登録します。
僕は鍵に付けるので、鍵マークを選びました。

この辺は用意されている物から選ぶだけなので、カスタムのアイコンを使うとか、文字で名前を付けるなんて言うことは残念ながらできませんが、色とアイコンの組み合わせでまぁ何とかなるのではないかな～。

これだけでもう使えます！
簡単！


■■鍵を探してみよう
いよいよ遊んでみます。
普段ならすーぐ鍵なくすのに、こういうの付けちゃうとなくさなくなってちょっと寂しいんだよね。
そんなわけで、わざとぽーい、っと。

さっそくiPhoneで確認してみます。

鍵アイコンが真ん中のラッパのマークから離れた位置にあります。
そして距離を表す数字が38。
単位はフィートかな？
およそ12メートル弱らしい。
※遮蔽物などによって変わると思うので、だいたいです。まだ少し遠いな、くらいの感じで。

ウロウロすると数字が変わります。
近づいていくと数字が減り、鍵アイコンもラッパマークに近づきます。

数字が10ということで、これだと約3メートルくらいかな。
これくらいまで近づけば音を鳴らせば聞こえるはず！　ということで、ラッパマークをタップ！

ピコピコChipoloが鳴って、無事鍵が見つかりました！


■■スマホを探してみよう
こんどはスマホを無くしてみます。
iPhoneをぽーい。

Chipoloを振ってみます。そうするとiPhoneから音がするはず。
…
……
………鳴らない。
もっと激しく振ってみた。ブンブン！
鳴った！


■■道で鍵をおとしたら？
まず、Chipoloが範囲外に出た時にアラートが出ます。（アラートをオンにしている場合）
アプリを開くと、いつも温度が表示される部分が、GoogleMapsなどでよく使われる、ピンの形になっているので、押してみると、最後に通信したときの場所を見ることが出来ます。

地図をクリックするとiPhoneの地図アプリでもっと詳しい場所が観られるので、その場所に行ってみましょう。
再びつうしんできる範囲にChipoloが来ると、iPhoneに、「White is in the range」とアラートが出ます。
こうなったら先ほどと同じで距離が数字で出ますので、数字とにらめっこしながら探します。


■■Chipoloのここが便利！
・設定が簡単
ペアリング（初期設定）も簡単で迷わないし、アプリの操作も直感的。
・スマホも探せる
Chipoloを振ればスマホも探せる。マナーモードにしていても音が鳴るので、探しやすい！（iPhoneで確認）
・各機能のオンオフが簡単
範囲内に入った時、出た時のアラート表示や、振ってスマホを探す機能のオンオフが簡単にできる。
動きの激しいペットに付ける場合には、スマホを探す機能をオフにしておく等、使い方に合わせた機能設定ができて便利。
・安定している（っぽい）
もう少し使い込んでみないと分からない部分もあるが、以前使ったことのあるStickNFindという機械はいまいち安定していなかった。
（具体的には勝手になり出すことが多かった）
Chipoloはそのようなことがないので、より完成度が高いようだ。

カラーバリエーションもたくさん有ってカワイイのも魅力のChipolo。

■■Chipoloのここがもうちょっと何とかならんか？
・ちょっとでかい
財布に入れるにはでかい。もう少し小さかったら嬉しかった。
・音が小さい
アラームを鳴らした時の音がちょっと小さい。
カバンの奥に入っちゃってる場合などは聞こえないかもしれない。

まぁ、とはいえこういうのがあるのとないのと全然安心感が違うかな～。
便利そうなのでお一ついかが？
http://www.chipolo.net/

-----（2014/05/22追記）
さて、chipoloを実際に使い始めて2ヶ月ほど。
音がヤヤ小さいかなという以外は特に不満ないんですが、こんなものを見つけてしまった！
chipoloは既に製品化されているというアドバンテージがあるけど、半年後にでるというこれは長期になる。。。

chipolo超えた！鍵をなくさないキーホルダー、しかも電池が要らない！iFind - The World's First Battery-Free Item Locating Tag　【kickstarter】