Kindle paperwhiteは買いなのか

新しいKindleが発表されました。
残念ながら日本語版電子書籍の販売に関しての発表は全くありませんでした。。。
ハードウェアよりそっちをずーっと待ってるので、お願いしますよ、Amazonさん。

個人的にはFireの方には興味が無いです。
価格的にはiPadよりも優位であるものの、解像度もiPad(3rd gen)の方が高く、魅力的なアプリも豊富。KindleのアプリもあるのでiPadがあれば十分。

「本を読む」ということに特化したeInk版の方は、軽さ・文字の読みやすさ・バッテリの持ちなど、iPad等他のタブレットに比べても優位な点が多く、こちらは良い物が出たら買っても良いかなと思っています。

で、そんな視点からみたKindle paperwhite。

今までKindleを買おうと思わなかった主な理由は解像度。思うに、アルファベットは形が単純なので解像度が低くても良いのですが、日本語は漢字やそれにつくルビがあるので、解像度が低いととても読みづらい。
さらに、まだサービスとして電子書籍がほとんど配信されていませんので、自炊です。
スキャンデータは1ページの文字数を変えたり字を大きくしたりしづらいですから、せめて文庫をスキャンして快適に読める解像度がほしいのですね。

とはいえ、実はうちの妻がKindle3を持っていて、自炊した文庫を読んでます。それなりに読めるらしいです。が、、iPadの解像度になれちゃうとやっぱりちょっと悲しいんですよね。

今度のKindle Paperwhiteはピクセル数約62%増量ということで、計算はしてませんが、おそらく1024×768ピクセルということなのでしょうか。
十分とはいえないかもしれない、けれども、800×600のKindle3でもまぁまぁ読めると言うことであれば、それよりも快適なことは間違いない。

これは結構いいかも、と思い始めてます。


・・・実はもう一つ、Kindleには進歩してほしい点があって、それは階調なんです。Kindle3は16階調。どういうことかというと、白から黒の間にあるグレーの種類が14種類ってこと(だよね? 白と黒は含まないのかも??? とすればグレーが16種類だが、まぁ大差ない)
階調も多い方が色の変化がなめらかになる=きれいということです。
カラーの液晶はおそらくだいたい8Bitsで256階調だと思います。

文字だけ見てる分にはあまりどうでもいいのですけど、図版が入ったときにこれは大きい差なんですね。

そんなわけで、今回のKindle Paperwhite、結構気にはなっている物の、ちょーっと決め手に欠ける感じ。
解像度がKindle3の倍程度(1600×1200)になるか、価格が5000円未満になるなら即買います。
あ、出来れば防水も。 (笑)

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