内なる狼(スタートレックディスカバリー レビュー / EP1-11)

スタートレックディスカバリー、シーズン1のエピソード11です。
シーズン1の終盤に向けてこれから盛り上がっていきますよ!(多分)

(以下、ネタバレ含む)

■あらすじ
バーナムが手に入れたUSSディファイアントの情報は、データが大きすぎてバーナムの手元では解読できず、帝国のファイアウォールを抜けてUSSディスカバリーに送ることもできなかった。
受け渡し方法を模索しながらISSシェンジョウで過ごすうち、バーナムは帝国に染まっていく自分を感じるのだった。

帝国は帰還したバーナムに反乱軍の基地の攻撃命令を与える。
平行宇宙とはいえ、無駄に殺生をしたくないバーナムは、命に背き、軌道上からの爆撃では無く上陸作戦を選択。
反乱軍と取引し、偽装して逃がす計画を立てた。
バーナムたちの宇宙では反目している種族が、反乱軍としてどうやって連合しているのかをさぐり、それを持ち帰って、自分たちの宇宙での和平に役立てたかった。

しかしうまく行きかけた交渉の場で、タイラーが暴走してしまう。
何とかその場は収めたが、帰還し、タイラーが改造されたクリンゴンであることが判明する。

バーナムを襲ったことで死刑にされることになったタイラー。
バーナムはこの機会を利用し、タイラーにディファイアントのデータを持たせ、ディスカバリーに届けた。

バーナムは反乱軍が退去するまで爆撃を待っていたが、帝国の艦が割り込み、爆撃を行ってしまった。
愕然とするバーナムに通信してきた皇帝は、ジョージャウだった。

■感想
いやー、盛り込みましたね。

まず一番の大問題のタイラー。なんと実はクリンゴンらしいです。
ロルカと一緒に逃がしてスパイ的に使う前提だったのでしょうか。

フェデレーションでも異星人への整形技術はありますが、クリンゴンのは痛そうですね。
見た目の整形だけではなく、記憶も操作されているようですね。
それが、鏡面世界での自分と出会って蘇ったと。
タイラーが残るのかどうなのか、これは気になるな。

それにしても、遺伝子の検査などすればわかるはず。
ディスカバリーは新しいクルーが入るときに健康診断をしないのでしょうか。

次にスタメッツ。
ティリーが胞子を使った独自の理論で治療を試みます。
失敗→死亡と思いきや、復活したらしいですね。
スタメッツはディスカバリーに必須のキャラだからな~、そう簡単に退場してもらっては困ります。
深刻な治療の最中も、昇進への野心を覗かせるティリー、GOOD。

そして、皇帝がまさかのジョージャウとは。
似合うけれども。
反乱軍に参加しているサレクなど、久々の顔ぶれも楽しめた回でした。
しかし、鏡面宇宙では、悪いスポックが居るはずですが、サレクとスポックの関係はどうなってるんだろう。
サレクはバーナムの事を知らなかったようなので、この世界ではバーナムはサレクの養子にはなっていないのでしょう。
悪いスポックが見たいな。

コメント