四月は君の嘘 2周目! 1. モノトーン・カラフル
※アニメ本編すべて+番外編マンガ CODAまで読んだうえでの2週目の感想なので、【ネタバレ】を大量に含みます。
ご注意ください。
この作品、とても感動的で素晴らしいのですが、最後まで見たらどうやら最初の段階でプロットが最後までできていて、伏線がいろいろなところに張られているみたいなので、もう一度見てみようかな~って思ってます。
■モノトーン・カラフル
第1話は本当に導入なので、主な登場人物の関係の紹介がメインですね。
公生、椿、渡の3人はずっと仲が良い。
椿、渡はスポーツが得意で、公生はピアノを弾いていたけど、2年間弾いていない。
そしてそこに、宮園かをりが関わってくることで物語が動き出すという導入。
■11歳の公生のコンクール
公生がピアノが弾けなくなってしまったきっかけのコンクールですよね。
舞台の公生を椿が心配げに見ていますが、お母さんが直前に亡くなっているからでしょう。
この時椿の後ろの列に金髪の女の子が座っているんですが、これは宮園かをりでは???
ほらこの左斜め後ろにいる子。
かをりが公生のファンになったのは5歳の時、この演奏は11歳の時だと思うので、それからずっと追いかけてたってことですかね。ですよね!
■椿への電話
椿と公生が学校から一緒に下校して家の前で別れた時に、椿の電話が鳴ります。
相手は宮園かをりっぽいですね。
確実に渡に声をかけてくれるように確認しているっぽいですけど、これは「必ずコンクールの日に見に来てほしい」というスケジュールが決まっているからかな。
そして、その見に来てほしい相手は、実は公生、ということなんでしょう。
■宮園かをりの涙
公園でハトと少年を演奏する宮園かをりと公生が出会ったシーンは、もちろん第1話の一番の見せ場ですね。
この曲はいい曲だなぁ~~。
終わった時に宮園かをりが泣いていて、たぶん初めて見た人はこの涙はよく分からないんですね。
最後まで見ると、かをりはずっと公生を想っていたので、こうして出会えたことでの涙と分かります。
ただ、ちょっと演出に1つ疑問が。
なんか、宮園かをりが公生を見つけるよりも前に涙を流しているように見えるんです。
まぁ、あれかな~、演奏中から横目で気づいていた、ということにしましょう。(笑)
この下のキャプチャ、公生からの目線の角度だと思いますが、演奏してるかをりは横向きです。
アニメ見るとわかるけど、この後ハッとして何かに気づいたような動き(公生に気づいた)があってから振り向くという動作になっていて、これは間違いなのかなと思ってます。
マンガ版の第1話、電子版のお試しで読んでこのシーンみてみました。
マンガ版でも微妙ですが、少なくとも公生に気づく前に涙の絵はないですね。
振り向いた時にはすごい泣いているので、いつ泣き始めたかははっきりしないですが。
ただ、番外編の漫画CODAにも同じシーンがあって、こちらでは明らかに公生を見てから泣いてます。
もちろんCODAの方が全体ができてから描かれているのだと思うので、これが最終的な作者の意図でしょう。
■君も行こう!
コンサートに行き渋る公生をひっぱる宮園かをり。
あれ?この子、渡が好きだったんじゃないの?っていう違和感が満載だよね。
もちろん、、、そういうことなんだけど。(どういうことだ笑)
かをりがコンサートを見てほしいのは公生だもんね。
■元気なかをり
一度最後まで見た後に振り返って1話をみなおすと、とにかく宮園かをりが元気。
そしてそれだけで泣けてきちゃう。
春はまだこんなに元気だったのになぁって。。。
入退院を繰り返していたということなのですが、この時は一度調子が戻った時期だったのでしょうね。
そして炎が消える前の最後のように、明るく輝いていた時期。。。
いかん、書いてて泣けてきちゃう。
ラストを知っているからこそ、元気な宮園かをりの一つ一つの言葉がより重い。
何気ない一言として視聴者や、公生さえも考えている言葉だって、宮園かをりにとってはものすごいパワーを振り絞って発している、命を燃やして生きている、そんな感じがします。
あー、第1話でこんな疲れちゃったけど、これ全部ちゃんと2周目全部見られるかな。。
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