比べて改めて分かった、QuietControl30のすごさ。

QuietControl30を使い続けて約3年。

この機種によくあることらしいのですが、ネックバンド部分のシリコンが内部パーツから剥離してしまう、簡単に言うとゴムがめくれちゃうっていう状況になりまして、それでもしばらく我慢して使っていたのですが、電源ボタンが押しづらいのですよね。

どうにか自分で何とかできないかとめくれたシリコンの中を見てみたところ、内部のプラスチックパーツの電源ボタンのところは、穴が開いている構造なことがわかりました。
これ、水とか入るとやばいやつだ、と気づき、サポートに連絡して修理をお願いした次第です。

そしてまぁ、わかっちゃいたけど、修理できないんですよ。
そして新品交換の憂き目にあいました。(^_^;)

でもこれからもガンガン使うものだから、それは良しとします。
どちらかというと、今回修理期間中に使っていたカナル型イヤフォン(Shure SE112)と比較して、いかにQuietControl30がすごいのかを再認識しました。

■カナル型よりもすごい遮音性

カナル型イヤフォンは耳栓ですから、遮音性は当然高いわけです。
僕も、QCは物理的にはあまり遮音しないし、すごいけどカナル型には及ばないよね、とずっと思っていました。
が、これが間違い。

今回初めて、カナル型よりも遮音性に優れていることに気づきました!
なぜ今まで気づかなかったんだろう
Parrotののイキャンヘッドフォンからの乗り換えだったから、直接カナル型と比較してなかったんですよね。

■タッチノイズや生体音がないって快適

カナル型は耳栓部分が耳に密着することから、周りの音は防げるものの自分の音が聞こえるというのが最大の欠点なんですよね。

例えば、人の足音は聞こえないけど、自分の足音が結構大きく聞こえるし、食事時は咀嚼音も気になります。
それと僕は英語の学習用につかうのですが、シャドウイングすると自分の声もちょっと不自然に頭に響いちゃうのですよね。

また、僕はShure SE112の有線版を使っていたので、コードが服にあたって発生するタッチノイズというものもあります。

要するに、じっとおとなしく音楽聴いている分には良いんだけど、ちょっと動いたりすると急にいろいろ問題が出てきちゃうと。

QC30の場合は、シャドウイング時の自分の声についてはやや気になるけど、それ以外はないのでこれも改めて比較してみると恐ろしく快適でした。

■装着感が軽い

カナル型は耳を密閉して音を遮断するため、装着はシビアです。
かなり耳の壁に密着していないと音が入ってきちゃいますからね。
なので、閉塞感はありますし、耳の壁や、場合によっては鼓膜が痛いような時もあります。

Boseのイヤフォンはすべて、耳に置くという構造になっていますので、そういうのは一切ありません。
これも、しばらくカナル型で我慢した後だと、すっごい快適。
家に帰って靴下を脱いだような解放感です。(笑)

■唯一の弱点はネックバンドの経年劣化

今回修理に出すきっかけになった、ゴムの剥がれは、まぁだいたい避けられないようです。
ネットで検索するとたくさん出てきます。
これさえなければ完ぺきだったのに、、、悔やまれますね。

とはいえ、丁寧に使えば2~3年くらいは大丈夫かと思います。
そこそこ高い商品ですので、この耐用期間は正直割高感がありますけど、それでも得られる満足感を考えると・・・・うーん、ありかな、と思ってしまう僕でした。(^_^;)


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