Google広告にGoogle Analyticsをリンクする

Google広告とGoogleアナリティクスのリンクがちょっとわかりづらかったのでメモ。

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Google広告を初めて使う場合、デフォルトはスマートモードというものになっています。
スマートモードは3ステップくらいの簡単な設定で広告が始められるので初心者には便利なのかもしれませんが、設定できる箇所が圧倒的に限られてしまっていて不便です。

ガンガン使い込んでいきたい場合はエキスパートモードにしましょう。
右上の「ツール」から「エキスパートモードに切り替える」で設定できます。
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Google広告とアナリティクス、それぞれの基本セットアップが終わったら、Google広告画面で2つを連携します。

(1)ツールから、「リンクアカウント」を開く
(2)Google Analyticsの「詳細」をクリック
(3)広告と連携したいアカウントを探し「リンク」をクリック
(4)Analyticsでビューを複数設定している場合、連携したいビューの「リンク」「サイトに関する指標」をオンにしましょう(青くなれば有効です)

「リンク」しないと「サイトに関する指標」はオンにできません。
複数のビューをリンクすることもできるようですが、広告と連携するビューは一つにしておいた方が管理しやすいかと思います。
「サイトに関する指標」というのは、目標設定(コンバージョン)を連携するかどうかですね。

■注意点1
最初に「エキスパートモードに切り替えましょう」と書きましたが、スマートモードでもAnalyticsと連携することはできます。
しかも、スマートモードは色々簡単設定で自動的にやってくれるのですが、Analyticsと連携すると「Default Google Ads Profile」というビューが作成され、目標も自動的に作成されるようです。

エキスパートモードにしてからでもこれをそのまま使ってもいいのですが、不要な場合はこのビューの連携を解除しましょう。

「リンクアカウント」
→「Analyticsの詳細」
→連恵瓊済みのプロパティのビューのところの「ビューの数:2」などとなっている個所をクリック(数字は連携している数によって異なります)
→連携を解除したいビューのスイッチをオフにする

また、不要なコンバージョンが連携してしまっている場合は削除しておきましょう。

「ツール」の「コンバージョン」を表示
→削除したいコンバージョンアクションの先頭の「●」をクリックして「削除済み」に変更


■注意点2
コンバージョンというのは目標達成数のことですが、Analyticsと広告では意味合いが少し違います。

Analytics:特定のページを表示するなどの目標を達成した件数
広告:広告経由特定のタグが設置されているページが表示された件数

Google広告のコンバージョンは、広告経由のアクションであることが必須なので、広告の効果を測定するにはAnalyticsのコンバージョンではなく、広告のコンバージョンを利用する必要があります。
Google広告のコンバージョンのページに従って設定しましょう。

Analyticsのコンバージョンは、僕はあくまで参考として数値が見られるようにしたかったので、Google広告ではコンバージョン列に含めない設定にしています。

(1)ツールから「コンバージョン」を表示
(2)コンバージョンアクションの中からAnalyticsと連携している項目の名称をクリック
(3)「設定を編集」をクリック
(4)「コンバージョン列に含める」を「いいえ」に設定

これでGoogle広告側では「コンバージョン」という欄に数字が入りません。
「すべてのコンバージョン」の方にのみ、数値が加算されるようになります。


AnalyticsとGoogle広告はそれぞれかなり高機能なので、メニューなどがわかりづらいところがありますね。
しかももともとそれぞれが別のサービスなものを連携してますので、サポートの方もすべてを把握しているわけではなかったりするようです。

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