新たなる旅立ち(スタートレックディスカバリー レビュー / EP1-15)

スタートレックディスカバリー、シーズン1のフィナーレ(エピソード15)です。

いよいよこれでディスカバリーも一区切りです。
シーズン2の製作が決まっていますので、楽しみに待つことになりますね。

(以下、ネタバレ含む)

■あらすじ
クリンゴンの母星クロノスへの突入作戦を前に、ジョージャウはルレルから火山の情報を得ようとする。
提供を拒むルレルに暴行を加えるジョージャウを見かねたバーナムは、タイラーから情報を得ることを提案する。
タイラーは艦隊のため、ヴォクの記憶を提供した。

ディスカバリーはクロノスの地下空間にジャンプし、ジョージャウは、バーナム、タイラー、ティリーと共に上陸する。
しかし、バーナムはじめ、ディスカバリーのクルーには知らされていなかったジョージャウの作戦は、クロノスの地図を作成することではなく、クロノスを壊滅させることだった。

艦隊の理念に背くその作戦にたいして、バーナムはコーンウェルに反対の意志を伝える。
サルーを始め、ディスカバリーのクルーはバーナムに同調した。

コーンウェルの説得に成功したバーナムはジョージャウに作戦を中止させる。
自由を担保されたジョージャウはバーナムの前から去る。

バーナムはルレルに、クリンゴンを統一させ、無秩序な戦争を終了させた。

後日。
USSディスカバリーは艦長代理サルーの指揮で、サレク大使をバルカンの母星に送る途中、救難信号を受信。
送り主はUSSエンタープライズのパイク艦長だった。


■感想
いやー、もうその前の話がどうでも良くなるくらい、最後に登場するUSSエンタープライズがかっこいいんですけど。(笑)
USSエンタープライズは、当時はおもちゃみたいな映像でしたが、今回最後に登場した姿は、当時のフォルムを維持しながらも、今の映像にマッチする、素晴らしい出来でした。

パイク艦長はカーク艦長の前任ですが、副長はスポックのはずですよね?
バーナムとサレクはもちろん、有名だからディスカバリーのクルーも知っていると思います。

パイク艦長の救難信号の理由が気になって仕方がありません。
シーズン2がここから始まるのか、もしくは全く別のスタートになるのか。。。
スポックに会いたいですね。


さてさて、9ヵ月行き過ぎちゃったディスカバリーは、戻りませんでした。
なんとなくスタートレックって、こういう大きいタイムジャンプは、最終的に戻ってなかったことになるパターンが多いような気もするんですけど、そのまま行きましたね。
ディスカバリーはスタートレックのタイムラインの中にも、大きな存在感を残したことになります。

タイラーはルレルと共に去ってしまいました。
バーナム以外のクルーは受け入れる意志を示していたので残念ですが、また出てくるかな?
ルレルは母星を壊滅できる爆弾をネタに、クリンゴンの統一を図って一応うまくいった形ですが、すぐに落ち着くのでしょうか?

バーナムは功績により、正式に中佐(コマンダー)として復帰しました。
USSディスカバリーでの序列はサルーが上ですが、他のクルーを飛び越して、現状のナンバー2になるはずです。
新しい艦長を迎える予定とのことですけど、サルーが艦長、バーナムが副長っていうのが面白そうな気がしますね。

去って行ったジョージャウはそのままなのか?
いろいろ興味が尽きません。

まずはアフタートレックを楽しみに、そしてシーズン2開始に備えて、もう一度最初から見直さないと。(笑)

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