DS9撤退の日(スタートレックディープスペースナイン レビュー / EP5-26)

スタートレックDS9シーズン5の最終話・エピソード26です。
(ちょっとストーリーが盛り上がってきて観るのに忙しく、レビューが途中抜けてますが後で埋めます笑)

タイトルがある意味壮絶にネタバレですが、いよいよディープスペースナインが維持できなくなってしまうというストーリーですね。

(以下、ネタバレ含む)

■あらすじ
ワームホールからは定期的に大量のジェム・ハダー戦艦が出現し、カーデシアに向かっている。
着々と整うカーデシア・ドミニオンの戦争への準備を阻止するため、シスコはワームホール前に機雷を設置することを決めた。

設置を開始するや、ボルタのウェイユンがディープスペースナインを訪れ抗議。
シスコはこの会談でもはや戦闘が避けられないことを悟った。

敵艦隊は機雷設置が完了する前に到着する。
機雷は遮蔽と自己複製機能を持たせた特別な設定のため、全てを設置するまで起動できない。
ディープスペースナインは自身に加え、機雷設置を行うディファイアントも守る必要がある。
フェデレーション艦隊からの増援はなく、手持ちの戦力だけで戦うこととなった。

デュカットの指揮の下、激しい砲火にさらされるディープスペースナインだが、シスコはこのような事態のために備えてきており、容易には落ちない。
さらに警鐘任務からもどったマートク将軍のバード・オブ・プレイも参戦し、ディファイアントは無事機雷設置を完了、起動した。

しかし限りある戦力ではそれ以上にできることはなく、シスコはフェデレーションのディープスペースナインからの撤退を指示。
ベイジョー軍を残し、撤退した。

キラはベイジョーを代表し、ドミニオンの受け入れを表明。
直後にシスコの指示に従い、ディープスペースナインを無効化する自己破壊プログラムを実行した。

■感想
ついにディープスペースナインを放棄せざるを得ない事態にまでなってしまいました。

ベイジョーは巻き添えにならないよう、シスコの発案により事前に不可侵条約を結んだため、フェデレーションが撤退しディープスペースナインがベイジョーの100%管理となった時点でドミニオンの受け入れを表明しました。
事実上は占領ですが、力関係からすると仕方ない妥協でしょう。

デュカットはベイジョーにも再侵攻したい考えですが、ドミニオンとの協定関係からとりあえずは控えている状態です。
ボルタ(ドミニオン)のウェイユンとしては、ベイジョーを、ドミニオンが協定を守る事を示す例にしたいようです。

ロムはすっかり規律が身につき、ストーリー上重要なキャラクターになりましたね。
ノーグは候補生ながらディファイアントのブリッジ勤務だし、クワークも含めてフェレンギはディープスペースナインでは外せない存在です。

クリンゴンとフェデレーションは共闘するはずですが、実際にはマートク以外の戦艦が参戦しているようには見えないです。
もっとも、フェデレーション全体としてディープスペースナインを囮にしてカーデシアに反攻する作戦なようなので、そちらに参加しているのかも知れません。

もともといろいろな文化が混ざり合う交流点だったディープスペースナインですが、いよいよ本格的な戦争が始まり、各勢力の思惑が入り交じって面白くなってきました。
シーズン6も楽しみです!

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