定額音楽サービスの「おすすめ」機能

僕はGoogle Play Musicを契約しています。
以前にLineやAppleのサービスを契約していた時期もありました。

こういう定額の音楽配信サービスに必ずあるのが「おすすめ」。
「これを聴いた人にはこれもおすすめ」というものですね。

膨大なライブラリから色々なものを聴いてみたいというユーザーのニーズ、色々なものを聴かせて飽きさせないようにするという運営のニーズがあって導入されているのだと思います。

実際僕もこの機能はよく使っています。
定額配信サービスを使う前は、とにかく同じものを繰り返し聴くことが多かったけど、ライブラリの中のどれを聴いても定額、と言われればいろいろ試してみたくなりますからね。

しかし不満が。
だいたいの場合、好みにマッチしないのです。(笑)

どういう基準でおすすめされてくるのか正確には分かりませんが、きっと各アーティストに属性が付いてて、それを元に関連度を判定しているのでしょう。

例えば

・ジャンル
・性別
・使われている楽器
・言語
・アーティストの国籍
・年代

などかな?
もしかしたら曲自体のテンポだったり、曲調なんかも判断基準に入っているかもね。
さらに他のユーザーの再生データも参考に分類しているかも知れません。

で、なんで好みにマッチしないんだろうとよく考えるのですが、結局のところアーティストAが好きなら必ず気に入る「アーティストB」というものは存在しないんじゃないかと。

例えば、ビートルズが好きなら、ローリングストーンズも好きですよね、と言われても、僕はストーンズは全然聴きません。
多分、好きじゃないです。

いろいろな属性で分類すると相当近い位置になるはずですが、それでもダメです。
更に言ってしまうと、同じアーティストでもファーストアルバムは好きだけどセカンドは聴かないとか、究極的には特定の曲しか好きじゃないとか、そういう例だってあります。

要するに一般的になされている音楽の分類ってのは、恐ろしく大雑把だと言うこと。
大雑把に同じカテゴリに入っていても、一つ一つを観ると結構違うので、勧められても気に入らないということが起こりがちなんですよね。

とはいえ、たまには気に入ることもあります。
だから僕はおすすめを使い続けます。
そもそも気に入る音楽なんてなかなか見つかるものじゃありませんからね。

今AIがすごい勢いで進歩してますので、この辺の精度もすぐに見違えるようになってくるのではないでしょうか。

コメント