英語リスニングおすすめ動画:This Is Not What Space Looks Like
僕らが良く目にする宇宙の写真、うすうす気づいていましたが(笑)、本当にこう見えるわけじゃないよ、という話。
人間の目は、光の波長のごく一部しか見えません。
いわゆる可視光というやつですね。
波長が長すぎても短すぎても見えません。
しかし望遠鏡は人間の目で捉えられない光も捉えますので、望遠鏡で捉えた宇宙の姿というのは、目に見えない光による映像も含んでいるのです。
そのデータを元に、可視光の範囲に調整し直したものが、よく見る宇宙の写真というやつなわけです。
だから嘘というわけではないのですね。
実際に無いものが写っているわけではない。
ですが、人間の目に見えないものを見えるように調整してあるという意味で、実物をみてもそのようには見えませんよ、といっている訳です。
動画の中でも言っていますが、これは音楽のキーを変えるような物。
カラオケで歌いにくい曲はキーを上げたり下げたりして自分の声の範囲に合わせますよね。
そうすることで原曲とは異なったものにはなりますが、元の音楽に基づくものであり、新しい別の曲ではありません。
さて、動画の後半では、想像図の話。
遠くの惑星の地表の絵など科学雑誌でよく見かけますね。
子どもの頃から僕はそういう絵が好きで好きで仕方ないのですが、数十光年も離れた惑星の絵なんていうのはもちろん全くの想像です。
もちろん観測に基づいていますので、根拠ゼロではありませんが、恒星からの距離だったり、観測から分かるその惑星の構成などから予想して描かれます。
英語的には、ナレーターのお姉さん、結構早口でしゃべりますので、なかなか聞き応えがあります。
wavelength(波長)とfrequency(周波数)という言葉が出てきます。
文系の僕には日本語でも違いがよく分かりませんが(笑)、計算で変換可能なもの(一方が決まればもう一方も決まる)らしいので、まぁだいたい同義と思って良いのかな。
frequencyはラジオとか通信の周波数という文脈でも良く出てきます。
スタートレックでも、通信の周波数という意味でよく使われます。
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