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2017年2月23日

英語リスニングおすすめ動画:It's not you. Bad doors are everywhere



もう、だーいぶ前のことになりますが、この動画に出ててくるD.A.ノーマンさんの著書「誰のためのデザイン?」を読みまして、その後も僕の思考のかなり根底に重要な位置を占めています。

名著ですし、最近改訂版もでたらしいので興味のある方はぜひ読んで見て頂きたいのですが、僭越ながら簡単にまとめさせて頂くと、例えばドアがうまく開けられない(開け方が分からない)場合、悪いのはあなた(ユーザー)では無くデザインであると。

押さなければ開かないドアが、押すのか引くのか分からないデザインになっていたら、すぐに開けられない人がかなりいるはずです。
それで場当たり的な対応としては、「押す」など文字を書いたりするのですが、そもそも取っ手を付けず、手を当てる高さにプレートしか付いていなければ、文字など無くても押すと分かるだろう、ということです。

ここからは僕の解釈ですが、これがデザインの力であって、デザインとアートは違います。
この2つは一般的に混同されがちですが、まったく違う物です。
見た目がめちゃくちゃ格好良くて美しくて、ずっと観ていても飽きないきれいなドアがあったとしても、開け方が分からなかったらデザイン的には×です。
逆に全然味気なく見栄えがしなくても、誰でも一発で開け方が分かるドアは、開け閉めに迷わせないという点からすれば、デザイン的には正解です。
(もちろん実際には、その原則を踏まえた上での美しさも必要です。美しいということもドアを毎日使うことを考えれば大事ですので)

と、まぁ、なんとなく難しいような話かもしれませんが、ノーマンさんはとても簡明にお話ししてくれますので、分かりやすいのです。(優れたデザイナーは説明もうまい=話をうまくデザインできると僕は思います)

日本の駅とか、ノーマンさんが来たら貧血で倒れるかもしれませんよね。
あらゆるものが使いづらく、紙で後から付け足した案内だらけ。
案内が付いている位置も不適切だったり、案内の意味すら分かりづらかったり。(笑)
そういう変なデザインが存在すると言うことは、この人の本を読んでいないデザイナーが多いということだし、デザイナーを管理する側にも知っておいて欲しいと思うアイディアですね。

個人的に興味がある話なので、熱くなってしまいました。(笑)

英語的には聞きやすいです。ノーマンさんも、難しい単語は使わず、分かりやすく話しています。
長さが5分を超えるとちょっと何度も聴くには長いかな、という気もしますが。
でも、ぜひ多くの人に見て頂きたい動画です。

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