私立探偵ダーク・ジェントリー(Netflixオリジナルドラマ)レビュー


Netflixオリジナルのドラマシリーズ「私立探偵 ダーク・ジェントリー」を観ました。
全8話の中編シリーズ。
最近このくらいの長さのドラマが多いですね。
ワンテーマで中だるみせずまとめるにはちょうどいいのかも。

原作、というか原案はダグラス・アダムズという人の小説らしいです。
「銀河系ヒッチハイクガイド」の作者と言ったらわかる人もいるかな。

日本語が出てないということでもちろん読んだことないですが、ネットのあらすじを見る限り、ストーリーは全く違うようです。


それにしても、上の画像を観ても冴えないですね。
Netflixらしいと思いますけど、恐ろしくB級感漂う画像です。(笑)

ストーリー展開もNetflixオリジナルのらしさ全開、とにかく一気見せざるを得ない魅力満載の作品です。

●すべてが謎だらけ

はっきりいって第1話を観たら負けです。もう止められないです。(笑)
なんだかよくわからない出来事が次々に発生、第1話観終わった段階では、頭の中が?だらけになること請け合いです。

「そういうタイプのドラマなら今までもあったよー」と思うかもしれませんが、ここまで酷い(いい意味で)のは、僕は観たことないです。

例えば、大きく3つくらいの主要なストーリーが別々に流れててだんだん絡み合うとかよくある手法です。
Netflixのエクスパンスもそんな感じでした。

が、このダーク・ジェントリー、いったいキャラ何人でてくるの?っていうくらい、次々新しい話が展開していきます。
「なんだこれ、わけわからん」と思ってここで脱落しちゃう人もいそうですけど、絶対面白いからぜひ踏みとどまってほしい!

ちなみにタイトルに「私立探偵」とありますが、推理探偵モノではないです。

●「すべてはつながっている」

このキーワードが視聴者のよりどころですね。
ダークがそう言っているってことは、最後にはつながるんだよね!?と信じないとついていけません。
これ以上はネタバレになるので、書きません!

●性格のぶっ飛んだ個性的なキャラ

原案でもそうなのでしょうか。
ダーク・ジェントリーをはじめ、ほとんどのキャラの性格がぶっ飛び過ぎです。
映画版の銀河系ヒッチハイクガイドを観たことがあるのですが、キャラの雰囲気は近い感じ。
もっとメジャー所で例えるなら、違う作者ですが、チョコレート工場のウォンカ(ジョニー・デップ)がたくさんいるみたいな感じ?

上の画像の右側にいるトッドという青年はまともな方なので、ダークをはじめ、ぶっ飛んだキャラたちに振り回されることになります。

あんまりキャラがぶっ飛んでると、途中で寒くなってきたり、結局なんだかよくわからないストーリーになりがちですが、このドラマは最終的には非常に分かりやすくなっていますのでご安心を。

●あっという間に全話完走してしまう作品。シーズン2に期待!

観始めたら止まらない、という言葉はこの作品のためにあるといっても過言ではない、ジェットコースターのようにスピーディーに展開します。
重過ぎず軽すぎず、非常に楽しめた作品でした。
シーズン2あるよね?あるよね? 続く感じだったよね?

なんか最近、Netflixで次のシーズンが楽しみなものが多すぎて、いっぺんに来たらどうしようとか余計な心配しています。(笑)

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