Bose QuietControl 30 wireless headphones レビュー!



ついに出ました!
Boseのノイズキャンセル製品史上、最高傑作とも言える逸品!(と、僕は思っている)
Bose QuietControl 30を買いました!

実はこの1つ前の製品、QuietComfort 20が出たときに、ヨドバシで何度か視聴しまして、相当迷ったあげく、見送ったのです。
QC20はスマホと有線でつながなくてはいけない点が、取り回しの不便さだけでなく、耐久度も下げているように感じたので、この値段のイヤフォンとしては怖かったんですよね。
ノイズキャンセルユニットも邪魔な感じがしました。

そして僕は決心したのです、これがワイヤレスになったら買うと。

そしてついにその日がやってきました!

■■QuietControl 30の良いところ

細かいこと言う前に、良いところをまとめてみます。

1.最高レベルのノイズキャンセル性能
2.ワイヤレスでコードが邪魔にならず快適3.快適な付け心地


ノイズキャンセル機能の付いた製品は最近多いですが、僕はBoseが最強だと思っています。
もちろん全部を比べたわけじゃありませんが、他のメーカーが自社の製品を大げさに宣伝するのに比べ、Boseは非常に控えめです。
「ノイズ99%カット!」みたいな売り文句の製品が実際にはいまいちに感じる中、Boseの製品は嘘偽り無く、電源を入れたとたん、快適な静寂に包まれます。

これは体験してみたらすぐ分かる。
正直、QuietComfort20の時点でも驚きでした。

とはいえ、完全に無音になるわけではありません。
音は耳以外からもはいってくるし、安全のため、人間の声に近い波長は聞こえるようにわざとしてあるようです。

ワイヤレスの快適さも、つかってみた人なら分かります。
有線だと、カバンを背負い直すのに引っかかったり、あまったケーブルがダラダラしたり、とにかく邪魔。
さらに服にこすれてノイズを出すなど、鬱陶しいのです。

QuietControlは首に回したユニットからイヤフォン本体までしかケーブルがありませんので、動作の邪魔になりませんし、ケーブルのタッチノイズもありません。
首に乗せるユニットも軽く、しばらく付けていると付けていることを忘れるレベル。
快適です。

そしてBose自慢のイヤピース。
Boseのイヤフォンはみなこの形ですね。
耳に強く押し込まずに乗せるだけでフィットするシリコンイヤピースです。
カナル型のように奥まで押し込んだり、耳の壁と密着したりしませんので、長時間の装着でも不快にならず、自分の声や歩いたときの足音、咀嚼音が耳の中で反響するような不都合もありません。

■■早速Androidスマホ、iPhoneとペアリング

今つかっているAndroidスマホ、以前つかっていたが今はiPod的に使用しているiPhone5sとペアリングしました。
QuietControl30は、2台の機械と同時接続できます。
最初にペアリング設定を2台のスマホと行っておくと、電源を入れたときに、「Connected to A and B」(AとBはスマホの名前)というアナウンスと共に、自動的に接続され、音が出ている方を自動判別して、鳴ってくれるみたいです。

ワイヤレスのデメリットの1つとして、2台以上の機械と一緒につかいたい場合は、まず片方との接続を切断して~、みたいな手順が必要な場合があると思いますが(前つかっていたZik2.0は層でしたが)、QuietControl30はそれが不要。

むしろ、差し替えが必要な有線よりも切り替えがしやすい。
有線の便利さを超えてます。

ペアリングにつかうアプリの画面はこんな感じ。



Androidの画面です。
ここでノイズキャンセルの強度を選べます。
上の画面はノイズキャンセルを最強にしてあります。
(ノイズキャンセルの強さは本体のボタンでも変更可)

■■写真を撮ってみた

いくつか写真を撮ってみたので載せてみます。

まず商品のそのままの状態。



ネックバンドの後頭部部分は柔軟性があり広がりますので、首に楽に装着することが出来ます。



電源ボタンはここ。


ネックバンドの右側の、内側です。
少し奥まったところにあり、やや押しにくい位置です。
また、ボタンのサイズが小さめで堅いのも押しにくさに影響しています。
誤って押してしまうことを防ぐためでしょうか?


充電ケーブルの差し込み口も右側の裏。


電源ボタンより更に奥です。
ここのフタはやや作りが粗い感じを受けます。
ピッチリはまらないので、じっくり見ると格好が悪いです。
が、まぁそんなに見る部分じゃないので気にしない。


これも右側のケーブルに付いている、ボリューム調整ボタン・ノイズキャンセル調整ボタン・マイクのユニット。


装着時は耳のすぐ下に位置して、目で見えませんが、手探りでも迷わず操作できます。
ボリュームボタンは、間に再生・停止のボタンがあって、全部で3つになっており、ノイズキャンセルボタンは+と-の2つだけなので、指先だけで区別可能です。

■■Bose QuietControl30ノイズキャンセルはどのくらいノイズをキャンセルしてくれるのか。

これはなかなか文字で伝えづらいのですが、例えばこんな音は消してくれるよ、というのを上げていきたいと思います。

●電車の音
定番ですね。
車内でノイズキャンセリングをオンにすると、列車の走行音はほぼ聞こえなくなります。
地下鉄など騒音の大きい路線は聞こえると思いますが、地上を走る電車はそれほど車内のノイズは大きくないので快適でしょう。
この手のノイズを消すのは得意なのかも。

●駅
電車が入ってきたときの音は少し聞こえます。
電車は中より外の方が音が大きいのですね。

●エレベーター
静かです。
無音室に居るようです。

●交通量の多い道路
車の走行音は遙か遠くに聞こえます。
ゼロにはなりません。
また、クラクションなどの警告音は割と聞こえますので安心です。
人の足音も遠くに、軽く聞こえます。

●工事の音
僕が利用している駅は工事真っ最中で、そこを通るとき普通のイヤフォン・普通の音量では音が聞こえません。
が、QuietControl30なら聞こえます。
特に大きな、ガッガッガッという音(ドリルかなんかでコンクリを砕く音?)は聞こえます。
が全体的に低音が大きくカットされ、軽く弱い音になります。

●掃除機
うちの掃除機は初期型のダイソンで、派手に音がしますが、QuietControl30を付けていれば、かなり軽減されます。
完全には消えません。
主観的には1/4くらい?

●食器洗い
食洗機では無く、水道で水を出しながら食器を手で洗う場合。
水の跳ねる音は結構大きいのですが、面白いくらいに軽減されます。
1/4くらい?

●レストラン
人の声のざわめきはそこそこ聞こえますが、それ以外の音はほぼありません。
場合によっては逆に声が気になるかもしれませんが、音楽を聴いていれば気になりません。
隣で大きな声で話している人が居ると気になるかも。


僕は、実のところ音楽を聴くのではなく、英語の勉強につかっています。
実は家の中でも結構ノイズというのはあるのですが、勉強時にこれをつかうと、めちゃくちゃ静かな図書館にでも来ているかのようで集中できます。
また、移動中も、電車や車の音、工事のノイズなどで細部が聞き取りづらかったのですが、そういった環境でも常に聞き取れるようになり、質の高い勉強の出来る時間が増やせます。

長々と色々書きましたが、一言で言うと、「おすすめ!」って事です。

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