ヒヤリングマラソン 1か月目の感想

ヒヤリングマラソンは1か月分を終了したので、この時点でのレビューを。


■■ボリューム満点

1000時間ヒヤリングマラソンは、完走するには、1日3時間程度のリスニングをする必要があります。
なのに教材についてくるCDは、テストとEnglishJournalを合わせても3枚。
素材足りなくない?と思いましたが、要らぬ心配でした。

まず、メインのマンスリーCDは、何度も何度も、CDが擦り切れるんじゃないかと思うくらい繰り返し聞きます。
・・・CDは擦り切れないけれども。
・・・・・・MP3化してるんだけれども。

僕の場合、7月号で一番繰り返し聞いたトラックは再生回数80回。
その他も学習に使用したトラックは、50回くらいの再生回数です。
さらにEnglishJournalで学習したトラックも繰り返し聞く。

テキストの構成として繰り返し聞かせるようになっているし、学習が終了したコーナーを引き続き繰り返し聞きながらシャドウイングしたりすると効果的です。

これだけで、聞いている時間・音読している時間など、ヒヤリングマラソンの素材関連だけで、月15~20時間くらいになりそうです。

このヒヤリングマラソンの素材を聞いている時間は、精聴の時間。
聞き流すだけではなく、しっかり意識を集中しながら聞き取る時間です。


1000時間を達成するためにはこれ以外にも海外ドラマを見たり、英語のポッドキャストを聞いたり、多聴部分を補う必要がありますが、精聴としては教材のボリュームは十分と感じました。


実際のところ、マンスリーテキストのレッスンはレベルの低いものから高いものまで段階があって、難しいものまで手が回りません。
だから難しいところはとりあえずやってません。
それでいてこのボリューム。
十分でしょう。


ちなみに、このやり残した部分は、いったん受講が終了したら戻ってきてやろうと思ってます。


■■難易度はやっぱり高い。

2016年7月号だと、だいたいこんなコンテンツ構成です。

●Basic Phonetics ★☆☆
●3 Round System ★☆☆
●Training Gym ★★☆
●Talk Today ★★☆
●News Views ★★☆
●HM Playhouse ★★★
●Screening Room ★★★

目安としては星が多いほうが難易度が高いもの。
僕の場合だと、Training Gymくらいが一番ちょうどいいコンテンツで、Talk Todayはやや歯が立たず、News Viewsはなんとかこなせたものの、HM PlayhouseとScreening Roomは飛ばしました。

欲を言えばもうちょっと自分にちょうどいいレベルのコンテンツが充実してるといいかなと思いますが、簡単な素材ばかり勉強していても伸びないでしょうし、今手が出なくても、いったん終了したら戻ってこようと思ってるので無駄にはなりません。

ヒヤリングマラソンはサイトにサンプルがあるので、受講前に試してみて、Basic Phonetics、3 Round Systemが難しいと感じるなら、ちょっと厳しいでしょう。
もっと入門レベルの講座がありますのでそちらから始めることをお勧めします。


■■勉強のペースメーカーとして機能

自分で計画がカンペキに立てられる自身があれば、NHKのラジオ講座でも十分かもしれません。
しかし、やっぱり毎月の課題締め切りがあったり(月2回あります)、新しいテキストが定期的に届くというのは、ペースメーカーとして良いですね。
コンテンツも面白いですからね。
金額分の価値があるかどうかというと、なかなか微妙なところだと思いますが、たまに3か月のお試しキャンペーンをやっていたりします。
そういう時にちょっと試してみるのも手かもしれません。

一つ言いたいのは、サイトでサンプルコンテンツを見るだけと、実際に申し込んでやってみるのとは違うということ。
サンプルは、まるまるひと月分を見ることができますけれども、実際に受講して、スケジュール的な目標をもってやるというのは気持ちの入り方として全然違いました。

僕はとりあえず6か月コース、しかも毎月のコンテンツを全部こなせていないので、終わったらすぐに継続はしないと思いますが、いつかまた戻ってくるかも、と今の時点では思っています。

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