シドニアの騎士 男女以外の性と遺伝子操作技術
最近は男女以外の性もあるんだよ。
とかなんとかいうことだけど、少なくともアニメでおおっぴらに分かる範囲で科戸瀬イザナ以外の中性キャラはでてきてないよね?
もっとも中性かどうかは見た目で区別つかないから、出てても分からないけどね。
イザナさんも「久しぶりにみたよ、そういう困った顔」とのことなので、それなりに一般に認知されている存在なんだろう。
この、中性っていう存在、100年前の第4次ガウナ防衛戦での人口激減を受けて、いざというときの為に実験的につくられたんだろうか。
極端に人口が減って男女比が崩れても、性別をシフトできる人間がいれば存続の可能性は高くなる。
最悪自分のクローンを作り出すこともできるというので、まぁ、一人からの人類再建は無理だろうけれども、そういう選択肢もあるってことで。
長道が知らなかったって事は、ごく最近始まった計画なんだろう。
イザナはユレの孫と言っているが、両親は出てこない。
もしかしたらいないのかもしれない。
今風に言うなら試験管ベイビーで、単に孫としたのは年齢差からかな。
というか、シドニア全体的に親子関係があまり出てこない。
山野栄子は回想シーンで親が出てくるし、岐神海苔夫も親がいるという話はあるが、そのくらいか。
出産とか親子関係も今とはだいぶ違うのかも。
推測(妄想)まとめ。
●久しぶりにみたよ、そういう困った顔
→以前は結構あったということなので、イザナは中性の第1世代に近いのかな。
●イザナが衛人訓練生に選ばれた理由の1つは中性という身体的特徴
→中性が実験段階で小数であることがうかがえる
●アニメ第2期でイザナがユレに性別決定の兆候が出た事を話すシーンがあり、
ユレが他の人より遅かったから心配したということを言っている
→だいたいどのくらいで分化するか、平均が出せるくらいの人数はいる。
→イザナくらいの年齢だとすでに男女どちらかになっているのが普通なので、訓練生には見かけ上中性と分かる人は他にいない。
中性以外にも、光合成とかね、シドニアの住人的には大事なことだが、視聴者的に大事なのはキャラクターのルックスだ。(笑)
シドニアの、特に女性キャラのほとんどは美形・巨乳。
また、年齢不詳で、見た目的には一番好ましい時期を長く維持できるようだ。
(見た目以外にも労働力として身体能力を維持しているのも大事だが、繰り返すと、視聴者的には見た目だ!)
アニメだからみんな美形というのではなくて、これはシドニアの技術により選択された美だ!と思いたい。
仄姉妹の髪がピンクなのも、緑川兄妹の髪が緑なのもね。
女性化したイザナの胸は、ゆはたよりも大きいらしいが、親の選択が子どもの趣向と一致するとは限らないね。
全体的に女性の方が顔の系統が均一化しており、女性の顔に関する美観のバリエーションの少なさがうかがえる。
ま、これは現代でも理想の顔は女性の方が1点に集中しているように思うので、1000年たっても変わらないってことだ。
男性では操縦士の弦打や整備士の丹波は個性的な顔をしている。
遺伝子技術については作品中で多くは語られていないけど、中性とか光合成までできるんだからかなり細かいチューニングはしているはず。
病気に対する耐性はもちろん、運動能力の向上とか、現代の人間とはもはや違う種といって良いくらいに改良されているのかも。
シドニアが他の播種船と分かれてから700年ほど経つが、もしまた出会っても、お互いに交配できないかもしれないね。
コメント