レビュー:CD付 星の王子さま The Little Prince (IBCオーディオブックス)


有名なサン・テグジュペリ著「星の王子様」です。
元となっている英文はラダーシリーズのもので、やさしく書き下されたもの。
それに約100分の朗読CD(2枚)が付いて\1890ということで、ボリュームからするとかなりお買い得と言える英語教材です。
長さは14600語だとのことです。

このIBCオーディオブックスのシリーズは、日本の出版社が出しているもののうちではボリュームに対するコストパフォーマンスが高い教材です。
書籍には単語リストも付いています。

レベルが明記されていて、本書はTOEIC350点レベルからということのようです。

TOEIC350点というのは、英語のレベル的には入門レベルです。(TOEICは990点満点)
なので、この本もカンタン・・・なはずですが、聞いてみると結構レベルが高いと感じます。
ナレーションが早めなんですよね。
おそらくこのレベルは、単語レベルで判定されているものと思います。
確かに難しい単語は使っていないのですが、もっとゆっくり読まないとTOEIC350点レベルにはきついんじゃ無いかなと思いますね。

これはシリーズ全体を通して言えることですので、あくまで表示のレベルは目安。
多聴という目的のためにはコストパフォーマンスの高い、良質な教材ですので、レベルにとらわれず、興味がわくテーマのものを選んでみるのが良いかと思います。
興味のわく英語は聞き取りやすいものです。

僕は一応TOEICは800点以上ある(はず、、20年前だから今は分からないけど)のだけれど、この朗読はちょっと聞き取りづらい。
同じシリーズのルパンは聞き取りやすかった。
でも、星の王子様をちゃんと読んだこと無いので、聞き込もうと思います。

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