子どものサッカーの試合を撮る! ビデオ編 for 初心者



写真についてはこちら「子どものサッカーの試合を撮る! 一眼レフ編 for 初心者
一眼レフに続いて、ビデオについても考えてみます。

僕は写真の方が試合の雰囲気、躍動感みたいなものを残せると思っていますけど、実際にどういう風にプレーしたのか、動きを残したい時もあります。
両方いっぺんには無理なので、日によってビデオの日と写真の日に分けて撮影してます。

プレーの質を上げるための復習用のような硬派な使い方から、なかなか見に来られない祖父母へのプレゼントなどなど、動画ならではの良さもありますね。


■■必要なもの
●ビデオカメラ
最近はビデオカメラも安くなってきました。
Amazonでも、そこそこの2万~3万くらいでかなり実用的なものが手に入ります。
ビデオカメラ

【機能面でのチェックポイント】
・ズーム
数字で何倍と書かれても、実際どのくらいよれるのか判断しづらいのですが(一番引いたときと依った時の差で決まるため、引いた時の数値によって同じ倍率でも、寄れる距離が違う)、30倍前後のズームがあれば十分かと思います。

・バッテリー
試合時間、一日に撮りたい試合数から逆算してどのくらいバッテリーが持てば良いかの目安にします。
スペック表のバッテリー持ち時間ほど持たない可能性もありますので、長いに越したことはありませんが、とりあえず使ってみて、不満があるなら予備のバッテリーを追加するのも手です。

・内蔵メモリ容量
最近のものならなんでも大丈夫かと思います。逆にそんなにたくさん要りません。
僕のは8GBしかないのですが、一日分は十分に撮れます。帰ったらはき出せば良いので、ここは容量少なくても安いもので良いのかなと思います。
また、僕のはSDカードが使えるので、もし将来的に不満があっても容量は増やせます。

まぁ、基本的には安めで、水濡れなどで壊れてもそんなに惜しくないものでいいかなと思います。
良いものは5.1チャンネルで音声が記録できたり、4Kで撮れたり、メモリ容量が多かったりしますけど、動画をきれいに撮るのはなかなかに難しいので、動きがわかる程度であれば、なんでも良いのかなと。

ちなみに僕が使っているのはこれです。


バッテリがスペック上で135分持つこと、メモリにSDが使えることがポイントでした。
画質はまぁそれなりですが、十分楽しめます。

●三脚
ビデオ撮影にはできれば三脚が有った方が良いです。
僕は乗り物酔いにも弱い方なのですが、手ぶれしたビデオを見ていると気分が悪くなってしまいます。
頑張れば手ぶれを軽減する様に撮影することはできますが、かなり撮影中に気を遣います。
それより三脚を一回立ててしまえば簡単にぶれずに撮れますので、おすすめです。
三脚はだいたい3000円前後のものでOKです。
ビデオカメラは軽いので、それほどしっかりしたもので無くて大丈夫。
1万円以上する様な重くてしっかりした三脚は、重い一眼レフなどに使います。
カメラが重い場合、三脚が軽いと重心が高くなりぶれるため、重い三脚を使う必要があるためです。

こんなのとかかな?




■■撮影時の注意
●ぶれない様に撮る
三脚を立てていれば大丈夫ですが、やむなく手持ちで撮る場合は手ぶれしない様に神経を集中して撮りましょう。
ボールを追って素早くカメラを動かして、上下左右にガタガタ、ブレブレになった映像は想像以上に気持ち悪くなります。(苦笑)
三脚を使った場合でも、左右の移動は速く動かしすぎない様に注意。

●引いたアングルで撮る
試合前のセレモニーなどは動きが少ないのでアップで狙うのも良いと思います。
試合が始まったら、基本的には引いて、広めのアングルで撮った方が、画面の動きが少なくなって良いでしょう。
ズームすると表情なども分かって良いのですが、ボールを追い切れなくなります。
プレー全体の雰囲気を撮るという意味でも、選手が小さくなっても、少し広く撮影する方がやりやすいと思います。

●プレーの邪魔をしない
これ、大事なのですが、三脚をピッチに近づけすぎない様に注意するのはとても大事なことです。
我が子の雄志をしっかり撮ろうと、ピッチにだんだん近づいてきてしまう親御さんが多いですが、ボール一部でもタッチラインの上にあるうちはプレーは続いています。
タッチラインギリギリに三脚を設置するとプレーの邪魔になり、危険なことが分かるかと思います。
また、タッチラインのそばは審判も通りますので、少なくとも1mは開けて頂きたいというのが、審判としての僕の意見です。

会場によっては応援エリアがラインで示されている場合もあります。もしそういう線が無い場合でもなるべく離れる様にして下さい。
また、近づきすぎている場合は審判に注意される場合がありますが、選手の安全の為なので従って欲しいです。

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