レビュー:fitbit oneとiPhoneアプリのBreeze(iPhoneアプリ)の万歩計精度比較

M7コプロセッサ対応のiPhone用無料万歩計アプリBreezeを使い始めて3週間ほどが経過。
途中GWがあって、いつもと違う生活パターンや、事情によりiPhoneを身につけずに走り回る必要があったりして比較できなかったんですが、ちょっと落ち着いてきたのでここらで精度を比べてみる。
レッツ、万歩計対決。

まずはデータを。

曜日 Fitbit One(A) Breeze(B) (B)/(A) %
1日目 10379 10200 98.3%
2日目 13826 12736 92.1%
3日目 15258 11460 75.1%
4日目 13190 9331 70.7%
5日目 9592 8794 91.7%
6日目 10867 9786 90.1%

むむ、なかなか興味深いデータだぞ。
平日はかなり近い値を出してきているのに、土日のずれが大きい。
ちなみにこれはBreezeに限ったことではなく、iPhoneのM7コプロセッサの特徴と思われる。
というのはNike + Moveも特に日曜はアクティブでなかったという判定になっている。

さて、では行動パターンを検証してみる。

■平日
朝、自転車で娘を保育園に送る。(往復20分程度)
電車で通勤。
うち、電車に乗っている時間は往復40分程度。乗り換え等で歩く時間が往復50分程度。
仕事中は昼食時や夜食を買いに行く以外はずっとデスク。が移出時の歩きは合計で10分程度。

■休日
子どものサッカー練習につきあうため、送り迎えや、練習の補助(球出しやグラウンド整備など)がある。
また、この週はプロサッカーの観戦と、映画に行った。

まぁ、休日は平日ほどパターン化された行動でないのだが、1つの予想は子どもにつきあってサッカーなどの運動をしている時の歩数が低めにカウントされているのでは無いかと言うこと。
これは実は以前からNike + Moveで、ランニング時のFuelが低いのではないかという気がしていた。
M7コプロセッサが取りにくい動きなんだろうか?
これに関してはもっと休日のデータをあつめて検証してみたい。

さて、じゃあBreeze、結局どうなの?使えるの?ってことになるんだが、僕の結論は十分使える!
もともと万歩計は徒歩をカウントするものであって、エクササイズをカウントするものではないので、fitbit oneも走った時のカロリーとか、なんとなくビミョーな気がするんだ。

健康増進のために歩こうということであれば、走るなんて高級な活動は計測しなくたって健康に寄与しているに決まっているので、例えば、一駅歩こうとか、エスカレーターやめて階段にしようとか、そういうレベルでの歩数カウントでは、十分両者同程度の数値が出ていると言える。

それとBreezeがおもしろいのは、歩いてるとブルッと震えて、いちいち「やったね!〇〇歩歩いたよ」みたいなメッセージを(英語で)出してくる。
モチベーションを維持する仕組みはさすがによくできていて、これはfitbitにはないメリットだと思いました。

そんなわけで、無料ですし、これはiPhone5sの人は入れてみて損のないアプリと言えると思いますよ。

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