これからのトラッカー勝手予想

活動量計またはフィットネストラッカーはどんどん進歩しています。
Appleが出すかもという噂のiWatchにも、フィットネストラッカー機能が搭載されるとかいう話もあります。

今後、こうなるのかなぁ、こうなったら良いなぁと言う妄想も膨らみます。


●形
今は大まかに分けると、

・腕輪タイプ
・腰に付ける従来の万歩計タイプ
・それ以外

という感じかな。
特に活動量計専用機としては、ブレスレットが主流かも。
個人的にはfitbit oneという腰に付けるタイプを使っており、腕に付けられない状況でも腰なら付けられるので気に入ってはいるのですが、まぁ腕時計もかねてたりした方が便利ですよね、一般的には。

それ以外は漠然としてるけど、ブローチみたいに付けれたり、髪を留めるゴム?に付けるとか言うのもあるようです。
あと、iPhone5SにM7センサーが付いたように、携帯のセンサーも活動量計として進化してきていますね。

センサー類も安く、小さくなってきているようなので、今後はいろいろなところに付けられるタイプが出てくるのではないかなと思います。
例えばGoogle Glassにも付くかもしれないし、イヤフォンにビルトインされているものも出そうです。

歩数や動きだけの検知なら肌に接していなくても良いのですが、心拍や血中糖度・酸素などを計ろうと思うと、肌に接している必要があると思うので、腕輪・指輪・イヤフォンあたりが現実的に主流になりそうかな~。

形によってとりつける場所も変わってくるので、当然とれるデータも変わってくる。
だから今でも腕輪と腰に付けるものでのデータ比較は単純にはできないけど、バリエーションが増えてくるとこの点はちょっと一時的に混沌としそうです。


●トラッキングできるデータ
最近は動きだけではなく、心拍、血中酸素、体温などいろいろなデータを取るようになってきました。
取るデータが増えれば分かることも増え、データも正確になっていくかと思われますが、価格とか処理速度とかバッテリーの持ちとかサイズとか、解決すべき問題も多いはず。
でもこの辺は時間が解決する(というと一生懸命開発している人に失礼ですが)のでしょうね。
見る間に小型化・省電力化して、値段も下がっていくので、ユーザーとしては嬉しい限り。

つき詰めればもっとトラッキングできる体のデータはもっとあるとは思いますが、細かく知りたいわけじゃなくて、ざっくり健康かどうか分かれば僕は良い。
だから、今後の方向性としては環境のトラッキングが追加されていったら良いと思う。

つまり、日光に当たりすぎか、もっと当たった方が良いのか、気温が高いと体内の水分量と関連してアラートを出すとか、湿度・騒音などとストレス値の関連性とか、そういうデータが出てくるとおもしろい。


●サービス
集計したデータをもとに専門的なアドバイスをする有料サービスというのも今でもあるけど、あまり利用している話を聞かない。
自分でも使ってみたいと思わない。
ぶっちゃけ、個別にカウンセリングしてもらいたいほど健康に気を遣いたい訳でもないんだよね。
どちらかというと、サーバーに集まったデータを集計してマーケティングに活かすとおもしろいと思うんだ。

例えば、あるエリアは現在暑く、水分量が不足している人が多いから、電車内の広告をドリンク中心に変えてみるとか。
(取得されたデータは、個人が特定できるもので無ければ、保護の対象になる個人情報ではないんだよね)


とにかく、いろいろな情報を安く収集できることになってくると、今まで漠然と生活していたが、どうすれば改善できるかという情報が、パーソナライズされた状態で手に入るわけだ。
これって結構すばらしいことだよね。
肥満とか貧血気味とか、体調の悩みについて、原因と対策がはっきりしてくるわけだから、数年後には、みんな健康度の平均値が上がっていたらいいなと思う。

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