初めて審判をしてみた話。

さて、サッカー4級審判員を取得して初めて審判を実際にする機会がやってきました。
といっても息子のチームが普段の練習の最後に行っているミニゲームでの実践。
公式戦で無いばかりか、他流試合でも無い、いわば初心者御用達のぬるーい感じです。

一応、フエと時計(ストップウォッチ機能付き)は持って行ったので、多少なりとも心の準備はできていたつもりでしたが、いざやるとなると緊張で脚が震えます。
練習とはいえ子ども達は真剣にやっているわけで、審判にも適当なんてものはありません。
がんばってやるのみです。

が、いきなりキックオフのフエでつまずく私。
テレビみたいに、ピーッとかっこよいい音が出ません。(涙)
フョー、みたいな情けない音に。。。ギャラリーからも苦笑いが。

そして、せっかく時計を持っていたのに、ストップウォッチのスイッチを入れ忘れるわ、ファールスローを少なくとも2回も見逃すわ、ハンドも1回は見逃すわ、たかだか8分のミニゲームでミスのオンパレード。

いやぁ、自分にガッカリです。
しかし、これで諦めちゃダメだよね。次に向けて気合い入れ直さねば。

サッカーの審判はルールを知っていればできるというものではないと思いました。
まず大事なのは冷静さ。
何事も慌ててしまうとミスが起きますが、サッカーは始まると展開が早く、気持ちのリカバリが難しい。

そして慣れもあると思うけど、展開に応じて見るべきところを見ること。
これはイメージトレーニングも必要かな。
例えば、スローインの時は、スローインの位置、相手選手の距離、ファールスローの有無に特に注意する。
ゴールキックの時はボールがペナルティエリアを出たかどうかに注意するなど。
テレビのサッカーの試合を自分が審判をするという観点で観てみて、その時々にどこに注目するかを練習するのも良いでしょう。
90分も集中するのは大変なので、最初は少しずつ。
初心者の審判にはこういう練習が大事だと思う。

講習の時に講師の方がおっしゃっていましたが、講師をされるような方でも完璧というようなジャッジはなかなかできないようです。
まぁ、そりゃそうでしょうね。世界のトップリーグでも誤審だってあるわけです。
完璧じゃ無いのもサッカーの魅力だと、一ファンとしては思うわけですが、自分が審判となると話は別で、無理かもしれないけど完璧を目指していく気持ちは持たなくてはいけない。
なぜなら、選手は真剣だから。
真剣なプレーを適当な審判で台無しにすることは極力避けなくてはいけないよね。

まだまだへたくそですが、そういう気持ちで頑張っていこうと思います。


ところで、いまのところはフエと時計のみ審判グッズを調達しました。
いずれ服・カード・トスコインなどもそろえる必要が出てくるかと思いますが、私が買ったものを参考までに挙げておきます。


■■フエ molten(モルテン)【WDFPKPBK】ドルフィンプロKP 各種審判員用ホイッスル

最高級だと4000円以上くらいするのですが、まずはこの辺にしました。
とはいえ、適当なフエではなく、ちゃんと吹ければいい音がします。
音が大きいのでなかなか練習できないのですが、ちゃんと吹けた方がゲームコントロールもうまくいくので、公園などで練習しておきたいところ。
私の買ったのはモルテンですが、アディダスなどでも同じ価格帯のものがあります。
長く使うものですので、あまり安物にしない方が良いかなと思います。


■■時計 CASIO 腕時計 PHYS フィズ TIMERS11 RFT-100-1JF

ストップウォッチ付きの時計をお持ちなら、まずはそれで良いように思いますが、これは実際便利です。
便利な点
・時間が来るとバイブで知らせてくれる
・ボタンが押しやすい
・あらかじめ設定されているストップウォッチの設定がサッカーでよく使う時間になっている
・もちろん自分で好きな時間を設定して使うこともできる
値段もわりと手頃だと思いますし、審判取得の自分へのご褒美として買っちゃいました。

私のようにスイッチ押し忘れなければ完璧です!(苦笑)

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