ハリー・ポッターは文庫より電子版が良いかもしんない。

ハリー・ポッターの電子書籍版(EPUB)を読んでます。
お盆明けからちびちび読み始めてやっと7巻目まで来た。。。

※iOSに標準搭載のiBooksで読めない件については、紀伊國屋のKinoppyというアプリを使うと解決すると思うので、下記も参照してください。
 Kinoppyを入れて、iTunesでKinoppyにEPUBファイルを転送、コンテンツを更新すれば本棚に入ります。
http://hcondo2000.blogspot.jp/2012/08/epub3iphoneipad.html

ハリー・ポッターについては、初期の段階から翻訳がおかしいとか、文字組がみづらいとか、いろいろ言われていましたね。
今まで読んだことがなかったので、実際どういうことか分かりませんでしたが、今回読んでみて意味が分かりました。

個人的な想像で恐縮ですが、一連の松岡佑子批判は、ハリー・ポッターの翻訳権を翻訳も出版も素人である松岡さんにとられた出版業界のやっかみが多分に入っていると思っています。
なので、私は同情的な立場です。

今回読んでみて、確かに読みづらいところはあるし、松岡さん独特の台詞回しが気になると言われればそうかもと思うところもあるが、全体として作品を楽しむのに影響はない。

難点をあげるとすれば、(ハードカバー版は読んだことも見たこともないので)文庫版でみるかぎり、行間とかフォントが見づらいとは思う。そのくらい。

そこでこの記事のタイトルにつながるわけですが、Kinoppyだと書体や行間が変えられるので、私は文庫版より読みやすいと感じた。
こういう点、EPUBは良いですね。
そんなわけで、読める環境がある方は、文庫版よりEPUB版をiPadやiPhoneで読むことをおすすめしたいです。

人間不思議なもので、誰かが「この翻訳はだめだ」とか「文字組が読みづらい」とか言ってるのをあらかじめ聞いてから見ると、どうしてもその意見に引きずられてしまいがちなところはあると思います。
が、良い意見ならともかく、悪い意見についてはそんなに気にしすぎない方が、世の中楽しいと思うんですよね。
最初から否定的な目で見てたら、良いものもよく見えないことだってあるわけで、みんなが悪いと言うから悪いんだろう、悪いと言った方が無難だろうみたいな風潮は良くないです。

今回、私はハリー・ポッター楽しんでますので、読んで良かったと思ってます。松岡さんの訳も私には悪くないです。

ん、最終的に何が言いたいんだかよく分からなくなってきちゃった。。。(^_^;

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