Adobe AIR 2.6 でiPhone Retinaアプリ事始め。
Appleへの登録や証明書の作成関係は省きます。
(「.p12」という証明書ファイルと、「mobileprovision」を予め用意する必要があります。その辺はググるといろいろ出てきます)
それと、私の開発環境はWindowsVista64bitsです。
その他に用意する物
●FlashCS5
●AdobeAIRSDK
●JDK
(1)
まずAdobeAIRSDKとJDK(Javaの開発環境)をダウンロードして、それぞれ解凍しておきます。
コマンドプロンプトでJAVAとAIRSDKが使えるように、環境変数に登録します。
登録の仕方は、「JDK 環境変数」で検索するといくらでも出てきます。
同様に、AIRの方も、binを環境変数に登録しておきます。
※ちなみに、AIRのSDKは、64ビット用のJDKに対応していないようです。
コンパイルしようとするとそんなエラーが(英語で汗)出ます。
64ビット版Vistaなのですが、普通のJDKをインストールできました。
(ダウンロード時の選択肢で、プラットフォームを「Windows x64」ではなく、「windows」にします。2011/4/19現在)
インストールは「Program Files (x86)\JAVA」が初期設定のようです。
(2)
基本的にはこのやり方↓で進めます。
●初めての iOS 用 AIR アプリケーションの作成
http://help.adobe.com/ja_JP/air/build/WSfffb011ac560372f3cb56e2a12cc36970aa-8000.html
このサンプルではFlashCS5を使っていませんが、FlashCS5を使う場合は普通に「HelloWorld.fla」をActionScript3で作ってswfを書き出せば良く、「HelloWorld.as」ファイルは不要です。
(「アプリケーションコンテンツの作成」という部分は、普通にswfを作れば良いと言うことになります。)
起動画面とアイコンを作ります。
retina用にする場合には、114×114サイズも用意します。
「アプリケーション記述ファイルの作成」に進みます。
<icon></icon>欄に3つのサイズの画像が登録されていますが、ここに1つ追加します。
下記の様になります。
<image114x114>icons/Icon_114.png</image114x114>
※AdobeサイトのサンプルXMLでは、なぜかファイルの名前が「AIRApp_29.png」などとなっています。手順の説明通りにファイル名を付けると名前が違っているというエラーでコンパイルできませんので、ファイル名にあわせて修正して下さい。
さらにもう一つ追加。
下記の「AIR2.6の新機能」にある「AIR for iOSでのRetinaディスプレイのサポート」に従って、XMLに追記します。
http://kb2.adobe.com/jp/releasenotes/891/cpsid_89107.html#main_What_s_new_in_AIR_2_6
これを記述しないと、Retina対応になりません。
書き終わったらXMLを保存します。
(3)
XML、アイコン画像、起動画面、プロビジョニングファイル、p12ファイルを同じフォルダにまとめます。
コマンドプロンプトを起動(ファイル名を指定して実行で、cmdと入力)して、上記のまとめフォルダに移動します。(フォルダ移動コマンドは「cd フォルダ名」。この辺よく分からない人は、フォルダ移動のコマンドだけでもどこかで調べると吉)
「初めてのiOS用AIRアプリケーションの作成」に戻って、「IPAファイルのコンパイル」に進みます。
コマンドの文例がありますので、「.p12ファイルの名称」、「パスワード(-storepass)」、「プロビジョニングファイルの名称」を自分で設定した物に変更して、コマンドプロンプトで実行します。
書き出しには数分かかりますので、大人しく待ちます。
暫くしてipaファイルができていれば完成です。
たかだかHelloWorldでもRetinaに対応した美しい描画は超感動! Retina最高!
なれれば特に難しいことのない工程ですが、AdobeのサイトにあるXMLのサンプルにアイコンファイル名の間違いがあることと、環境変数の設定あたりがはまるポイントかも。
あとはコマンドが全く分からないとちょっと大変かもしれませんね。
FlashCS5.5とやらにはPackager for iOS機能がつくとかつかないとか。
私は買う予定はないですが、もっとお手軽にiOS用アプリが作れるようになる事を祈ります。
ビバRetina!
(「.p12」という証明書ファイルと、「mobileprovision」を予め用意する必要があります。その辺はググるといろいろ出てきます)
それと、私の開発環境はWindowsVista64bitsです。
その他に用意する物
●FlashCS5
●AdobeAIRSDK
●JDK
(1)
まずAdobeAIRSDKとJDK(Javaの開発環境)をダウンロードして、それぞれ解凍しておきます。
コマンドプロンプトでJAVAとAIRSDKが使えるように、環境変数に登録します。
登録の仕方は、「JDK 環境変数」で検索するといくらでも出てきます。
同様に、AIRの方も、binを環境変数に登録しておきます。
※ちなみに、AIRのSDKは、64ビット用のJDKに対応していないようです。
コンパイルしようとするとそんなエラーが(英語で汗)出ます。
64ビット版Vistaなのですが、普通のJDKをインストールできました。
(ダウンロード時の選択肢で、プラットフォームを「Windows x64」ではなく、「windows」にします。2011/4/19現在)
インストールは「Program Files (x86)\JAVA」が初期設定のようです。
(2)
基本的にはこのやり方↓で進めます。
●初めての iOS 用 AIR アプリケーションの作成
http://help.adobe.com/ja_JP/air/build/WSfffb011ac560372f3cb56e2a12cc36970aa-8000.html
このサンプルではFlashCS5を使っていませんが、FlashCS5を使う場合は普通に「HelloWorld.fla」をActionScript3で作ってswfを書き出せば良く、「HelloWorld.as」ファイルは不要です。
(「アプリケーションコンテンツの作成」という部分は、普通にswfを作れば良いと言うことになります。)
起動画面とアイコンを作ります。
retina用にする場合には、114×114サイズも用意します。
「アプリケーション記述ファイルの作成」に進みます。
<icon></icon>欄に3つのサイズの画像が登録されていますが、ここに1つ追加します。
下記の様になります。
<image114x114>icons/Icon_114.png</image114x114>
※AdobeサイトのサンプルXMLでは、なぜかファイルの名前が「AIRApp_29.png」などとなっています。手順の説明通りにファイル名を付けると名前が違っているというエラーでコンパイルできませんので、ファイル名にあわせて修正して下さい。
さらにもう一つ追加。
下記の「AIR2.6の新機能」にある「AIR for iOSでのRetinaディスプレイのサポート」に従って、XMLに追記します。
http://kb2.adobe.com/jp/releasenotes/891/cpsid_89107.html#main_What_s_new_in_AIR_2_6
これを記述しないと、Retina対応になりません。
書き終わったらXMLを保存します。
(3)
XML、アイコン画像、起動画面、プロビジョニングファイル、p12ファイルを同じフォルダにまとめます。
コマンドプロンプトを起動(ファイル名を指定して実行で、cmdと入力)して、上記のまとめフォルダに移動します。(フォルダ移動コマンドは「cd フォルダ名」。この辺よく分からない人は、フォルダ移動のコマンドだけでもどこかで調べると吉)
「初めてのiOS用AIRアプリケーションの作成」に戻って、「IPAファイルのコンパイル」に進みます。
コマンドの文例がありますので、「.p12ファイルの名称」、「パスワード(-storepass)」、「プロビジョニングファイルの名称」を自分で設定した物に変更して、コマンドプロンプトで実行します。
書き出しには数分かかりますので、大人しく待ちます。
暫くしてipaファイルができていれば完成です。
たかだかHelloWorldでもRetinaに対応した美しい描画は超感動! Retina最高!
なれれば特に難しいことのない工程ですが、AdobeのサイトにあるXMLのサンプルにアイコンファイル名の間違いがあることと、環境変数の設定あたりがはまるポイントかも。
あとはコマンドが全く分からないとちょっと大変かもしれませんね。
FlashCS5.5とやらにはPackager for iOS機能がつくとかつかないとか。
私は買う予定はないですが、もっとお手軽にiOS用アプリが作れるようになる事を祈ります。
ビバRetina!
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