世界最薄の完全ワイヤレスブルートゥースイヤフォン CARD20
最近、昔ほどクラウドファンディングが面白くないような気がしてしまってあまり見ていませんでしたが、久々に支援してしまいました。
それがこれ。
曰く「紙のように薄く超高音質な完全ワイヤレスイヤフォン、CARD20」です。
■今更完全ワイヤレスイヤフォン?
思えば、完全ワイヤレスイヤフォンなるものが最初に出てきたのもクラウドファンディングだったかと思います。コードが全くなく、ケースに入れると追加充電できるという発想にはびっくりしましたが、あっというまに世の中の標準になってしまいましたね。
今では大手からあまり聞いたことのない小さなメーカーまで、とにかく完全ワイヤレスがあふれています。
そんな、言ってみれば手あかのついたこの分野、いまさらクラウドファンディングするような画期的なものってあるの?と思っていました。
しかしCARD20はすごい。
「紙のような薄さ(Paper Thin)」はまぁ言い過ぎだとしてもですよ、本当にびっくりする薄さなんです。
■ケースの薄さ0.5インチ
冒頭の写真だと伝わらないんで、こっちをご覧ください。左の薄いのがケース。
比較するものがないのでこれでもわかりづらいかな。
厚みが0.5インチと書いてあります。
別のところに書いてある仕様表を見ると、ケースの大きさは「8.4cm × 3.5cm × 1.3cm」だそうです。
指でつまんでいる左下の写真を見たら、そのコンパクトさがわかるでしょう??
「他社製品と比べて、60%~80%小さい」とうたってます。
これはポケットに入れても、入れていることを忘れるレベルでしょう。
まじでヤバイ! スゴイ!
■基本的なスペックの勘所は十分抑えている
他社製品とのスペック比較がこちら。
・Bluetooth 5.0対応
・本体でのバッテリー再生時間は4時間。(ケースで16時間の追加充電可能で、合計20時間)
・防水性能はIPX4
・片耳の重さ0.1オンス(上の表では3.5gとなっているが、もうちょっと軽いのでは?)
・ドライバーサイズ13mm
もちろんマイクも装備していて通話もできますし、タッチでの操作や音声アシスタント呼び出しも可能です。
バッテリーの持ち時間が本体のみで4時間というのが少し短いかな~と思いますけど大きさとのトレードオフですね、ここは。
逆に小さくても妥協していないのがドライバーの大きさ。
音を鳴らすパーツですが、超大雑把に言うとこういうのは基本的に大きい方が良いです。
このサイズながら13mmのユニットを搭載しているのはすごいらしいですよ。(伝聞かよ!)
Kickstarterのページで、動画で紹介している人(Youtuberかな?)が言ってました。
防水性能はIPX4。
この辺はメーカーによって、防水とか防滴とか生活防水とか言い方がいろいろなので比べにくいところですね。
AirPodsも同じIPX4らしいですけど、たしか生活防水と言っていた気がします。
CARD20は「WaterProof」と言っちゃってますね。
プールなどで使えるようなものではないですけど、汗や軽い雨なら問題ないようです。
■ランニングなどのスポーツにもフィット
どんな耳にもフィットする、とうことらしく、激しい運動でも外れないから大丈夫とうたってます。
確かに上のGIFアニメみても外れていませんね。
これは本体の軽さも影響しているでしょうね。
当然重かったり耳からはみ出している部分が大きいほど外れやすくなりますが、軽く薄ければそれほどしっかり固定していなくても外れずらいので。
そして、このお兄さん、めっちゃ汗かいてますが、要するにこのくらいの汗は問題ないということなんでしょう。
ちなみにCARD20は耳の奥に押し込むカナルタイプではなく、耳の外に乗せるオープンタイプです。
遮音性については書かれていませんし、おそらく低いと思われます。
ただしカナル型の弱点である自分の足音などが耳に響くことがなさそうですので、ランニングに使うには向いていそうです。
■デザインもかっこいい
カラーは4種類が用意されるようです。
シルバー、ブラック、ゴールドがもとからあったのですが、支援がたくさん集まったためグリーンも追加されました。
グリーン、かっこいいなぁ~。
しかもこのケース、窓が開いていて中にイヤフォンが入っているかどうか見えるようになっています。
これはちょっとした工夫ポイントだそうで、ケースを開けなくても中に入っているかどうかがわかるようにすることで紛失を防ぐんだとか。
確かに、たとえなくさな語ったとしても、家に置忘れとかで出先で開けたときに入っていなかったという虚無感に襲われずにすみますし、逆に他のイヤフォンがなぜこれを採用しなかったのかが疑問に思えるくらいの良いアイディアですね。
単純にデザインとしてもかっこいいです。
CARD20は、Kickstarterで支援受付中となっています。
Kickstarterの「CARD20」のページはこちらから!
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