ChainLPとiPhone4(というか、iPod touch)

ChainLPの設定を求めてくる人が多いみたい。
なので、僕が使ってる設定をちょっと紹介してみます。
ScanSnapでスキャンした画像の場合ですよ。

●出力:PDF
iBooksで読むのでPDFです。
zipが読めるソフトならzipでも良いと思います。
iBooksはめくりの方向が固定なのが難ですが、それ以外は表示も速いし、使いやすいです。
iPod touchで見開きとかできなくていいので、めくりの方向はガマンすることにして、動作の速さを優先してます。

●サイズ:横640×縦960
ChainLPの「解像度」にあるiPhone4用そのままです。
普通に読む分にはこれで問題無いですが、拡大したときに解像度が足りないと感じるときもあります。
ファイル容量が許すなら、1280×1920とかの倍サイズも試してみても良いかも。

●ページ補正:単純余白除去

●本文ボールド化:オン
Bold設定は、X・Yとも1で、黒強調閾値は255。(たぶんこれデフォルト)

●ガンマ補正:1.3
自動レベルはオフで、ヒストグラムを使用。
この辺は元画像の状態によるので一概に言えないですが、ヒストグラムの右側の△をやや左に動かします。(白に近いグレーを飛ばして白にする)。左側の▲も右にずらします。こちらはやや多めに移動した方が良いと思う。(濃いグレーを真っ黒にする)
真ん中の▲で最後に明るさを微調整します。

●シャープネス:オフ
解像度低めに出力するときはシャープネスが効き過ぎるので。
高めに出すときはシャープネスを弱めにかけると読みやすいかも。



書いてみて思うこととしては、一言で言うと、元の画像の状態による、ということ。
結局なんどかトライしてみて自分なりの感覚をつかむしかない。
特に読みやすさに影響するガンマ補正は、△▲の動かし方をプレビュー観ながら研究してね。

ちなみにKindle用の場合、黒をかなり強調しないと文字がかすれて読みづらいので、左側の▲は相当右に寄せる。ボールド化も多分必須。

コメント