ScanSnap1500を少し使い込んでみました。

3連休に何冊か取り込みをしてみました。試したのは文庫の小説、詰碁(笑)2冊です。

結果分かったこと。

(1)文字などの黒色が薄い本は、コントラストが結構甘めになる。
(2)紙の色が白でない本は、紙の色がきれいに出ない。
(ベタッと全体が同じような色で出て欲しいが、グラデーションしてしまう)
(3)適当設定で取り込んでも読めるが、やはりレベル補正をかける方が断然きれい。
(4)携帯(940SH)にJpegを転送して見てみたが、思いの外きれいに見えて感動!


(1)文字などの黒色が薄い本は、コントラストが結構甘めになる。
本はだいたい白黒の二色で印刷されていますが、黒と言っても真っ黒になっているわけではなくて、どうしても濃いグレーになってしまう。
scansnapは基本的にグレーの設定で取り込んでいるが、文字が少し薄めの色になるだけで、取り込み結果では割と差が出る。
もってないけどKindleとか、携帯の液晶画面で見る分には全然気にしなくても良いのかと思うんだけど、取り込み直後にPCで確認しているから結構気になってしまう。

(2)古くて紙の色が変わってしまう事もあるけど、文庫本の紙の色って少し色が付いている事が多い。これも(1)と同様、文字とのコントラストを下げる原因になるので、取り込み後の画像も文字が薄めになってしまったりする。

(3)上記を解決するためにはやはりレベル補正(あるいはトーンカーブ)で補正をした方が良い。
特に本はオリジナルを処分してライブラリ化する予定なので、一応このくらいはしておきたい。
レベル補正については、サンプル画像も入れつつ、別途やってみたい。

(4)最終的にはiPadなどのタブレット機で読むのがゴールなのだが、まだ手元になので(あたりまえ)、とりあえず携帯電話940SHにJpegで転送して、読んでみた。
文庫サイズの詰碁の本で、詰め碁というのは問題の図(碁盤の絵)は一部分だけだから大きいし、文字も小説よりも大きい。
元々紙が真っ白に近くてきれいなのだが、黒色が若干薄い。なのでレベル補正は強めにかけた。
携帯の画面サイズが横幅480ピクセルなので、レベル補正と同時にPhotoShopで縮小。

できた画像はパソコンで見るとさすがに小さい。が、携帯で見ると、超きれい!
画面のドットの密度が高いせいだと思うが、文字も印刷物かと思うくらいギザギザもなくきれいだ。
パソコンの画面ももっときめ細かくなったらきれいなんだろうなぁ。

ただ、このサイズでは文字をじっくり読むのはちときつい。
はやく来い来いiPad。

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