パナソニック 43V型 4K 液晶テレビ ビエラ HDR対応 TH-43FX500

テレビ買いました。



パナソニック 43V型 4K 液晶テレビ ビエラ HDR対応 TH-43FX500。
10年ぶりくらいにテレビを買い替えたということになります。

別に今まで使っていたパナソニックのフルHDプラズマテレビ(42型)で機能的に不満はなかったんですが、壊れてまともに見られなくなってしまったので仕方なくの置き換えになります。

■プラズマ→液晶で変わったこと

流行りませんでしたね、プラズマテレビ。
液晶の方が安い、軽い、消費電力少ない、とスペック的に優位なんで仕方ないです。
しかしプラズマテレビって発色は良いんですよ、液晶より。

今回ここはホント残念だったのですが、TH-43FX500は正直発色の面では不満があります。
古いプラズマの方が彩度が高く温かみのある発色で、黒も締まっていました。
まぁでも残念なのはここだけだし、発色に関しては好みの問題もあります。

■いいところ1:音がイイ

10年経つと薄型に搭載するスピーカーってのも進化してるんですかね。
それなりの音を出してくれます。
もっとも音楽を鑑賞するとか、音を突き詰めるようなモンじゃないのは当然のことなんですけど、これならまぁ音楽番組見ても良いかなと妥協できるレベルではあります。

■いいところ2:ビエラリンク

ビエラリンクってのはパナソニックが独自に拡張したもので、各社「●●リンク」とかって言ってますが、根幹では互換性のあるCECというリンク技術ですね。
例えばテレビの電源が入るとAVアンプも自動に起動するとか、テレビのリモコンでAVアンプの音量調整ができるとか、そういうやつ。

これが10年前はちょうど広まり始めた時期でして、うちのテレビは対応が不完全だったんですよね。
オーディオリターンチャンネル(ARC)というHDMIケーブル1本だけで音声をテレビ←→AVアンプで相互にやり取りできる機能にも対応していませんでした。

後から買い足したAVアンプやBDレコが対応していたのに、この機能が使えていなかったのですね。
今回全体のシステムの根幹となるテレビを買い替えたことで、この機能がやっと使えるようになりました。

とはいえ、いろんな機器がつながるうえに、各メーカーが拡張しているブラックボックスもあったりするので、設定はちょっとどういうのがいいのか詰めていく必要がありそう。
(でもそういうのってちょっと楽しい)

■いいところ3:4K

このTH-43FX500というモデル、画面自体は4K対応ですが、4Kのチューナーは入っていません。
4Kを表示させるには別途チューナーを買う、外部から入力してやる、NetflixやAmazonプライムビデオで見る、などの方法をとる必要があります。

個人的にテレビはフルHDで十分と思ってますが、まぁ4Kなら4Kに越したことはないというか。
きれいな映像はホントキレイ。
ただ、作りの粗さが出やすいというデメリットもあり、ドラマなんかでは今まで感じなかったチープさが見えてしまうこともあります。

これはSD画質からHD画質に変わった時も味わったことで、最近やっと制作側がフルHDでチープにならない見せ方ができるようになってきていると思いますけど、また画質の方が一歩先に行ってしまう感じですね。

また数年たつとノウハウだったり、制作ツールの進化だったりで、この辺は気にならなくなってくると期待します。

■微妙なところ:内臓アプリの操作性が低い

最近は当たり前になってきたスマートテレビ機能、TH-43FX500もついていて、Netflix、DAZN、Amazonプライムなど、テレビでそのまま見ることができます。(外付けのFireスティックとか不要)
ただ、使い勝手はまだまだかな。

1つには動作のモッサリ感があります。
作品一覧をスクロールするときなど、カクカク動きますので、全然気持ちよくないんですね。

もう1つは、今まで使っていたAppleTVと比べてリモコンでの操作性が低すぎるということ。
まぁこれも、Appleはユーザビリティに命かけてますので比べるのがかわいそうかもしれないですね。
とはいえ、AppleTVのリモコンは少ないボタンで何でもできるし、タッチパッドも快適、音声検索も便利。
対してTH-43FX500のリモコンは、旧来のいわゆるテレビのリモコンですので、そもそも上下左右のボタンを連続して押す時点で苦痛。(^_^;)
動画視聴中に前後のシーンに切り替えたいときには、AppleTVと比べるとリモコン投げたくなるめんどくささです。

そんなわけで我が家ではAppleTVは引き続き現役続行ということになりそうです。

でも微妙なところ、今のところここくらいかな。
AppleTVは別途買うとそれなりに高いですし、とにかく出費を抑えてネット機能を楽しみたいという場合なら、全然ありですね。

■まとめ

TH-43FX500はパナソニックというネームバリューもある4Kテレビとしては、破格にお買い得ではないかというのが感想です。
正直10万円レベルの出費を覚悟していたのでほんとにありがたいですね。
これは、買いだと思います。


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