Webで集客の幻想

プレジデントという雑誌、別に全然好きじゃないけど、この記事には一部共感した。

ダメな人ほど"チラシ配り"をムダと見下す
https://president.jp/articles/-/26269


チラシ配りの効果は個人的にはよくわからないのですが、インターネットの集客が効果が薄いという点は非常に同意。
僕自身、かなり長くWeb業界に関わっているのでこれは結構大きな問題で、本当に素人ほどWebの集客に過大な幻想を抱いていることが多いですね。

テレビとか見てると「今インターネットで話題の・・・」みたいな話は毎日のように聞く昨今だから、ネットでブレイクすれば一気に売れると思い込むのかもしれません。
いや、まぁ、それはブレイクすれば売れるのは事実でしょうけど、そこまで行けないよね、って話なんですよね。


上記の生地にもありますが、まず、「ライバルが多い」。
これは「多い」っていう表現じゃ生易しいくらいですね。莫大です。
誰でも手軽に始められるけど、そういうとりあえず始めてみる的な感覚では何の結果も得られないことがほとんどでしょうね、埋もれちゃって。

そしてテクニックの問題。
始めるのは簡単かもしれないけど、ちゃんと結果を出すにはテクニックが要ります。
Webの技術っていうのはもうすごいスピードで進化していて、素人がすぐにどうこうできるレベルではなくなってきています。
もちろんできないとは言いませんよ。
かなり努力や才能が必要だということです。

Webの広告を全然否定するわけじゃないんですけど、Web作れば儲かる、広告出せばバンバン人が来る、というのは幻想だということは分かっていたほうが良いと思います。
それよりも紙媒体等のリアルな広告のほうが強いと僕は思うし、何にしたって、広告よりも前に売り物に魅力がなきゃ売れないわけだし、要するに、Webで話題になって売れているものって、元々良いものなわけです。

なんだか、普通だったら「そんな美味しい話あるわけない」と思えるような内容であっても、PCとかネットとか、そういうのが絡んでくると判断が曇る場合が多いように感じるので、そこは注意したいところですね。

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