マンチェスターシティ、ペップにアレックス・ファーガソンのような長期政権を期待

ガーディアン紙がペップのコメントを載せていますが、その中で、シティの首脳陣がペップに長期政権を期待しているという話が出ています。

ペップはバルサにもバイエルンにも、あまり長くとどまらずに次に移ってきました。
個人的にもペップの長期政権は見てみたいですし、その場としてプレミアリーグのマンチェスターシティはあつらえ向きだと思うんですよね。

まず、強力なライバルがひしめいているリーグだということ。
リーグ全体的に資金力がありますので、非常にタフな中で戦うことができます。
そしてこれから歴史を作っていくクラブであること。
まだビッグクラブと胸を張れる歴史のないシティだからこそ、これから伝説を作っていくことにもやりがいがあるのではないかなと。
最後に育成に力を入れていること。
オーナーの意向もありアカデミーにも巨額の資金を入れていますので、イヘアナチョやフォーデンのような才能も生まれてきており、下部組織からペップ流で強くなれるクラブです。

現在の契約ではペップの任期は2019年の夏まで。
来た時から3シーズンが一つの区切りであるということはにおわせてはいました。
しかし、次の夏に延長に関する話し合いがもたれるようで、シティ首脳陣は少なくとも10年は残ってくれると期待しているようです。
もし本当にそうなれば楽しみですね。

アレックス・ファーガソンの26年半はもうなかなか超えるものは現れないと思われますが、ヴェンゲル監督も去るといううわさもありますし、プレミアで長期政権を築いてくれる監督がいると、盛り上がるんじゃないでしょうか。


■以下ペップのコメントより抜粋
もちろんいい時も悪い時もあって、ボーンマス、サウサンプトンでは最後の数分で勝利した。
昨シーズンと今シーズンは別のものと考えている。
スパーズは昨シーズン、プレミアで一番いいサッカーをしていたと思うので、今年のプレシーズンでスパーズといい戦いをして、シーズンをスタートできたことに満足している。
プレシーズンのユナイテッド戦では敗戦したが、スパーズ戦では何度もチャンスを作った。
逃したチャンスも多かったが、私だけでなく選手たちも、どう戦えばいいのかを理解し、それからその水準を維持している。

(12/17のスパーズ戦で交代で退いたアグエロが落胆を現したことについて)
 私は、決断をするときには様々なことを考慮している。
選手を信頼しているので、個人的な感情ではないし、 誰かを攻撃することもない。
私も選手だったから、プレーしたい気持ちは理解している。
ダニーロ、ベルナルド・シルバ、ヤヤ・トゥレなど、プレーできない選手がいることには心を痛めている。
彼らはプレーに値する選手だからだ。
しかし仕方のないことだ。

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