レビュー:Bose QuietControll30を1年使った感想を書いてみよう



BoseのQC30こと、「QuietControll30」を発売直後に買いましたので1年ほど、かなりヘビーに使ってきました。
1日3時間以上は使っていると思いますので、1000時間以上ですね。

長く使ったという視点から、再評価してみたいと思います。

■劣化を全く感じない

平日は毎日持ち歩いていますが、見たところ、どこか痛んでいるという感じはほとんどありません。
むしろ、キレイに拭けば、ほぼ新品でも通ってしまうのでは無いかと言うくらい。

本体に当たるネックバンド部分はやや弾力のある素材でコーティングされていて、さわり心地も良く、傷も付きません。
ケーブルは断線など心配していましたが、太くしっかりしており、カバーが裂けるというような兆候も1年では全くありません。
(それでも結局一番先に駄目になるのはケーブル関係かなとは思いますが)

イヤーピースも問題無しです。
Boseのイヤフォンは今までにいくつも使っていますがイヤーピースが駄目になったことはありません。

■バッテリーについて

バッテリーはスペック上、10時間の連続使用が可能ということになっています。
実際は10時間も連続では使用しないので真偽は不明ですが、だいたい2日に1回充電しています。
6-8時間くらいは安心して使えているかと思います。
1年間使ってきてバッテリーのもちが悪くなったようには感じません。
多少劣化はあるのでしょうが、充電回数はまだ多く見ても200回は行っていないと思いますので、まだまだ当分は大丈夫かな。

■ノイズキャンセルの性能

なかなか他の製品と比べたりするのは難しいのですが、過去に使った事のあるBoseQC15、Parrot Zik2.0(いずれもヘッドフォンタイプ)との比較でいうと、明らかに上。
耳全体を覆うヘッドフォンタイプより、インイヤータイプの方が上というのは不思議なのですが、1つには、僕がメガネをかけているというのは有るかもしれません。
メガネをしているとどうしてもツルの部分がヘッドフォンと干渉しますので、裸眼の人より外のノイズが入りやすいような気がしてます。

とはいえ、Boseのインイヤータイプのノイズキャンセリングは、最初の有線式のQC20を店頭で試聴した時から驚くほどすごかったです。

遮音ということでいえば、耳栓タイプ(カナル型)の方が良い場合があります。
しかし、歩いている時や食事中に、体から出る音を逆に拾ってしまうと言う難点がありますので、僕はだんぜんQC30が好き。

ちなみに先日、ファームウェアのアップデートがありまして、ノイズキャンセルの性能が向上したらしいです。
全然分かりませんが。

■音質その他

音の善し悪しはそれこそ主観的なので難しいですが、ノイズキャンセルを別にすると、音質はそれなりでしょう。
スマホのおまけのイヤフォンよりは全然良いけど、値段に見合う音かというと疑問。
ただし、どんなに音の良いイヤフォンでも、電車のノイズが入りまくるようでは全然音楽が楽しめません。
それを考えると、「音楽体験を楽しめるかどうか」という観点では、「最高」と言っておきましょう。

音質の面でも、カナル型の方がコストパフォーマンスは高いでしょう。
好みとか用途の問題ですね。

Bluetooth接続は、Boseの製品は非常に安定していると思います。
音飛びなどが発生する確率も低いです。
音の遅延はありますね。
なんか最近遅延が気になる気がするので、もしかしたらファームウェアアップデートでちょっとミスがあったのかな?と思ってます。
修正されると良いのですが。

■まとめ
総合的に考えて、超ヘビーに使っていますので、まったく安い買い物だったと思います。
結局家でゆっくり音楽聴く時間なんてあんまりありませんので、外でも音楽が楽しめるというのはありがたいことです。

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