VSX-S520レビュー



7年くらい使っていたDENONのAVアンプが壊れまして、新しいものを買いました。
PIONEERのVSX-S520。

結論から言うと、普通のホームシアターユースでは十分かつ、小さくて薄くてステキ!
今まで使っていたアンプがでかすぎてラックからはみ出していたので(笑)それだけでもとても快適だったりします。

細かく観ていきますね。

■小さいってステキ!

繰り返しだよ。
大事なことなので、2度言いました。
でも本当にこれは大事なんです。

音楽の機械って言うのは、こだわる人からすると大きくて重くないとダメみたいなところがあるのでしょうが、正直、ほとんどの人はこれで十分なんじゃないかなと思うんですよね。
グレードの高いものを追求するとキリがありません。
そして出費に見合うかどうかというと、、、うーん、少なくともある程度以上はコストあたりの効果が極端に低くなっていると思います。

なので、とにかくサラウンドできて、音楽もそこそこ楽しく聴ければ良い!という用途には価格的にもサイズ的にもお手軽なこの機種がオススメなんですね。

■機能も必要十分

僕は変則的なスピーカー構成で、フロント×2・サラウンド×2のみの4チャンネルで使っています。(センターとウーファーは無し)
もちろんそういう設定も可能です。
付属のスピーカーを使った自動設定も可能ですので、初心者でも安心です。

他にも最近流行の機能は代替おさえてます。
・Wifi接続
・Bluetooth接続(Bluetoothスピーカーとしてスマホから認識可能)
・AirPlay
・Chromecast
・ラジコ
など。

■注意点

注意点は2つ。

1つはスピーカーのケーブル。
VSX-S520のスピーカーケーブルの接続口は、呼び方はよく分かりませんけど、よくミニコンポなんかであるような、細い穴に通して挟み込んで止めるタイプです。
このタイプは穴の大きさより太いスピーカーケーブルが入りません。
太めのスピーカーケーブルを使っている場合は入らないケースが考えられますので要注意ですね。

実は私もどうせ違いは分からないんですけど(笑)、なにげにフロント用に太いケーブルを使っていまして、入りませんでした。
仕方なく先っぽを細く巻いて無理矢理入れ、プラスとマイナスが接触しないようにブチルゴムで絶縁しましたが、なんか怖いので細いのに交換する予定です。
一応プラスとマイナスが接触すると安全装置が働くと書いてありますので、壊れたりはしないと思いますけど。

もう1つはAirPlayとChromecastのクセ。
この辺の機能はまだ新しいせいでしょうか、なんか変です。
少なくとも僕の環境では、AirPlayで音楽を飛ばした場合はフロント2本でのステレオ再生になり、Chromecastは4本を使ってのステレオ(?)再生になります。
これは音響モードを変更するボタンを押しても変わらない。
どうやらそういう仕様らしいです。

ん~、せめてフロント2本のみっていう設定なら理解はできるんだけど、なぜChromecastは後ろからも音が出るのか。。。

ちなみにiPadでGoogle Playミュージックを使っている場合、アプリからは両方の接続が選べます。
なので、2本でききたい場合はAirplay、4本でききたい場合はChromecastという利用方法が可能です、、、、が、おかしいだろ、その使い方。


■まとめ

音質については書きません。
だって、ソースとかスピーカーの種類とか、影響するものが多すぎて比べられないから。
でも、1つ言えるのは最初にも書いたとおり、ライトな日常ユースでは十分なクオリティだと言うこと。
手頃にホームシアターを作りたい方には断然オススメです。

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