可変種の脅威 第二幕 前編(スタートレックディープスペースナイン レビュー / EP4-25)
スタートレックDS9シーズン4のラストエピソード、第25話です。
ディープスペースナインは徐々に可変種(創設者)が支配するドミニオンの脅威が高まってきています。
シーズン最終話が次のシーズンの最初との前後編になるのは新スタートレックでよく使われたパターンですね。
(以下、ネタバレ含む)
■あらすじ
ガラックの店を出たところで突然倒れたオドー。
体調が悪いようだが、体のつくりが分からないため、ベシアには治すことができない。
それでも、ベシアはオドーに横になって休むように指示をした。
一方、クリンゴン帝国の宰相ガウロンは、フェデレーションが要求している「クリンゴンが占領したカーデシア領の返還」を拒否するメッセージを出していた。
そんな差し迫った状況の中、オドーを治すためにディープスペースナインの一行は創設者と接触することを決心し、ガンマ宇宙域へ出発する。
ディファイアントは救難信号を出しながらガンマ宇宙域を航行。
すると、ジェム・ハダーの戦艦が大量に現れ、包囲されてしまった。
ジェム・ハダーの艦隊には創設者の女性リーダーが同行しており、ディファイアントに乗船許可を求めてきた。
仕方なく許可を出すシスコ。
話し合いの末、目隠し状態にされたディファイアントは創設者の本拠地に連行されることになる。
オドーは、グレートリンクと繋がるため創設者の惑星に降り立った。
創設者は、今まで例のない同胞殺しを行ったオドーを裁判にかけていた。
何日経ったかすら分からないほど待ったシスコとベシアの元に、オドーが海から投げ出される。
創設者による裁判の結論は、オドーを追放し固形種とすることだった。
ベシアがトライコーダーで確かめると、確かにヒューマノイド、人間になっていた。
ディープスペースナインに帰還したディファイアントを悪いニュースが待っていた。
クリンゴンが、旧カーデシア領を10日以内に明け渡すよう要求してきたのだった。
宣言をするガウロンの映像を見たオドーは、創設者との裁判の間に、ガウロンを見た、と告げる。
ガウロンは可変種だと。
■感想
シーズンの切り替わりのエピソードらしい、盛り上がるものとなっています。
クリンゴン帝国の上層部に可変種が入っている疑いはずっとありましたが、ガウロンだということになると、最高権力者ですから大変なことですね。
創設者の戦略は、このように、相手勢力内で仲違いをさせ弱らせるというものです。
フェデレーションはクリンゴンを取り込み、ロミュランやカーデシアとも悪くない関係を気づきつつありますが、大きくなるほど火種も増えているわけですね。
特にクリンゴンやカーデシアは好戦的ですので、狙われやすいのでしょう。
今回はオドーにとって一大転機となる話です。
オドーのアイデンティティであったシェイプシフターである属性が消え、普通の人間になってしまった訳です。
そんなことを簡単にやってしまう事から考えても、創設者はやはり生物科学にかなり秀でた種族であるようです。
しかも、既に人間の遺伝情報についても完全に解明されていますね。
それにしてもずっと疑問なのが、可変種の女性リーダーがオドーに似た容姿で現れること。
オドーがあの見た目なのは、自分を研究していたベイジョー人をまねたものという設定だから、可変種がオドーに似た見た目で出現する理由はあまりない。
1つ考えられるとすれば、オドーに親近感を抱かせるためでしょうか。
いよいよシーズン5は最初からクリンゴンと一触即発の状態から始まりますので盛り上がりますね!
ディープスペースナインは徐々に可変種(創設者)が支配するドミニオンの脅威が高まってきています。
シーズン最終話が次のシーズンの最初との前後編になるのは新スタートレックでよく使われたパターンですね。
(以下、ネタバレ含む)
■あらすじ
ガラックの店を出たところで突然倒れたオドー。
体調が悪いようだが、体のつくりが分からないため、ベシアには治すことができない。
それでも、ベシアはオドーに横になって休むように指示をした。
一方、クリンゴン帝国の宰相ガウロンは、フェデレーションが要求している「クリンゴンが占領したカーデシア領の返還」を拒否するメッセージを出していた。
そんな差し迫った状況の中、オドーを治すためにディープスペースナインの一行は創設者と接触することを決心し、ガンマ宇宙域へ出発する。
ディファイアントは救難信号を出しながらガンマ宇宙域を航行。
すると、ジェム・ハダーの戦艦が大量に現れ、包囲されてしまった。
ジェム・ハダーの艦隊には創設者の女性リーダーが同行しており、ディファイアントに乗船許可を求めてきた。
仕方なく許可を出すシスコ。
話し合いの末、目隠し状態にされたディファイアントは創設者の本拠地に連行されることになる。
オドーは、グレートリンクと繋がるため創設者の惑星に降り立った。
創設者は、今まで例のない同胞殺しを行ったオドーを裁判にかけていた。
何日経ったかすら分からないほど待ったシスコとベシアの元に、オドーが海から投げ出される。
創設者による裁判の結論は、オドーを追放し固形種とすることだった。
ベシアがトライコーダーで確かめると、確かにヒューマノイド、人間になっていた。
ディープスペースナインに帰還したディファイアントを悪いニュースが待っていた。
クリンゴンが、旧カーデシア領を10日以内に明け渡すよう要求してきたのだった。
宣言をするガウロンの映像を見たオドーは、創設者との裁判の間に、ガウロンを見た、と告げる。
ガウロンは可変種だと。
■感想
シーズンの切り替わりのエピソードらしい、盛り上がるものとなっています。
クリンゴン帝国の上層部に可変種が入っている疑いはずっとありましたが、ガウロンだということになると、最高権力者ですから大変なことですね。
創設者の戦略は、このように、相手勢力内で仲違いをさせ弱らせるというものです。
フェデレーションはクリンゴンを取り込み、ロミュランやカーデシアとも悪くない関係を気づきつつありますが、大きくなるほど火種も増えているわけですね。
特にクリンゴンやカーデシアは好戦的ですので、狙われやすいのでしょう。
今回はオドーにとって一大転機となる話です。
オドーのアイデンティティであったシェイプシフターである属性が消え、普通の人間になってしまった訳です。
そんなことを簡単にやってしまう事から考えても、創設者はやはり生物科学にかなり秀でた種族であるようです。
しかも、既に人間の遺伝情報についても完全に解明されていますね。
それにしてもずっと疑問なのが、可変種の女性リーダーがオドーに似た容姿で現れること。
オドーがあの見た目なのは、自分を研究していたベイジョー人をまねたものという設定だから、可変種がオドーに似た見た目で出現する理由はあまりない。
1つ考えられるとすれば、オドーに親近感を抱かせるためでしょうか。
いよいよシーズン5は最初からクリンゴンと一触即発の状態から始まりますので盛り上がりますね!
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