ジェラシー(スタートレックディープスペースナイン レビュー / EP4-12)

DS9シーズン4のエピソード12。

オドーの乙女心(笑)が爆発してしまう話です。

(以下、ネタバレ含む)

■あらすじ
キラがレジスタンスだった時代の仲間、シャカールは、今やベイジョー臨時政府の首相になっている。(EP3-24 シャカールの乱)
フェデレーションへの加盟交渉のため、シャカールがDS9を訪れることになるが、暗殺計画があることが発覚し、オドーに加えウォーフも臨時の保安担当に任命されて警備に当たる。
シャカールを身近で警護するうち、キラとシャカールが親密になっていくことに嫉妬心を覚えるオドー。
しかし、最終的には何も言わずに身を引く。

■感想
正直に言ってしまうと退屈なストーリー。
申し訳ないけど、僕の好みじゃないですね。
とはいえ見どころはいくつかあります。

まず、オドーの感情について。
オドーがキラに恋心を抱いていることは以前のストーリーでも出てきました。(EP3-14 可変種の定め)
その設定はちゃんと生きているようですね。
特殊な環境にいるため、固定種に惹かれるという、オドーが他の可変種との違いを強調したいのかも知れません。

しかし個人的には、オドーのキラに対する愛情は母親のようなものではないかと思っています。

次に、やっぱり意外にいいやつ、クワーク、というところなんですけれども、オドーの異変に気づいたクワークは結構良いアドバイスをしています。
ロムとかノーグは元々いいやつですが、クワークも実はそうなんですよね。
特に、DS9のようなところで商売をしているせいでしょうか、なんだかんだいってフェレンギにしては異種族への理解が深いように思います。

クワークは結構有能な商人だと思うのですが、月を所有している知り合いなどからするとそれほど成功しているとは言えないようです。
もしかしたら、他のフェレンギのように利益だけを追求できない優しさが弊害となっているのかもしれません。

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