kindle読書 千里眼 完全版クラシックシリーズ 松岡 圭祐

松岡 圭祐って作家はホント筆がはやいんだろうね。次々新しい本を出します。
ちょっと前は万能鑑定士シリーズが流行ってて書店でだいぶ露出してました。

万能鑑定士Qシリーズ、面白いんだけどさすがにシリーズが続きすぎてマンネリ感が出てきたので、ちょっと違う作品にでも手を出してみようかということで見つけたのがこの千里眼シリーズ。

主人公は女性臨床心理士なんだけど、ただのカウンセラーじゃ無くて元エリート自衛官。
女性初の戦闘機乗りという経歴で、人並み外れた動体視力と心理学の知識で常人には読み取れない表情の変化を読み取り、相手の心理を見抜くことから付いたニックネームが千里眼、という。

万能鑑定士Qの凜田さんもなかなかにスーパーな人だけど、岬美由紀はもう、神の領域。(笑)
なんかもう、マーベルのスーパーヒーローみたいな感じです。

だけどまぁ、テーマの設定とかストーリーテリングはよくて、なんだかんだで読んじゃうんだよね。

完全版クラシックシリーズは12作で、今11作目のブラッドタイプまで読んだ。
最初の数冊は敵のスケールがドンドン大きくなってきて、これじゃ次は宇宙人と戦うしか無いなと心配したが、途中でやや方向転換。
問題の規模は大きかったり小さかったりするけど、ちゃんと毎回盛り上がる。

また、賛否はあろうが、著者の北朝鮮のとらえ方なんかは新鮮で、なるほどそういう見方もあるかと考えさせられたりもする。

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