Appleの新商品にワクワクできない時代

やっぱりスティーブ・ジョブズって人は偉大だったんだなと感じますね。

■iMacはすごかった

瀕死だったAppleに復帰したジョブズといえば、iMac。
当時Macって高かったんですよね。
なんか、デザイン・出版・音楽とかのプロが使っているって聞くよね~、でも高いから一般向けじゃないよね~、というような雰囲気。

でもそんなプロ仕様っぽいところが、いつか欲しいなという憧れも誘っていました。
だが買えない。
そんなときに登場したのがiMac。

おい、これならMac買えるぞ!
っていう驚きと嬉しさがありました。

個人的には買わなかったけど、友だちは持ってたし、その後仕事でいっとき使っていた時もありました。
今思えばダサいあのデザイン、当時はめっちゃかっこよかったんだよな~。(苦笑)

■音楽をポケットに

昔はね、音楽はCDでしたよ。
音楽データってのは、違法サイトからダウンロードする怪しいものの意味であって、それが主流になる時代が来るなんてだれも思っていなかったですよ。

そんなバイアスをあっさり破ったのがiPod。
手持ちのCDからデータ化した音楽を気軽に持ち運ぶってイメージが沸かなかった自分にがっかりするほど、こういう物は使ってみると便利だったわけで。

日本人が作るものと違って、極限まで絞り込んだシンプルなインターフェースも使いやすいというより使うことが気持ちいいということで、なんか持っているだけでステータスというガジェットでした。

携帯用音楽再生機の代名詞の座を「ウォークマン」からあっさり奪ったのでした。

■ボタンのない電話

誰だって思うじゃない?
電話にはボタンが必要だって。
だって、数字が打ち込めなかったらどうやって電話するの?って。

iPhoneというものが世に出たときは、外れた顎が戻らないくらいの衝撃が走りました。
天才しか思いつかないでしょ、あんな電話。

■そして

iPod nanoだったり、Macbook Airだったり、とにかく見る人の予想を超えるプレゼンを繰り広げてきたジョブズが亡くなり久しいです。

その後のAppleは、なにかこういう、「その切り口は思いもよらなかった~」というものを出したでしょうか。
残念ながら無いですね。
最後に「これ待ってた、欲しい!」と思った製品は、Retina対応になった第3世代のiPad。

ジョブズがまだ生きていたら、どんなものを作っていただろうと想像すると、残念でならないなぁ。

コメント