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在宅作業の効率向上にRazer Tartarus V2を導入してみた。設定のコツとか。

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■Razer Tartarus V2は高機能左手用デバイス もともとはゲーミング用のデバイスのようですが、僕はPhotoshopとかDreamweaverと一緒に使ってます。 この手の左手用デバイスといえば、昔懐かしいワコムのスマートスクロールを思い出しますが、使えなくなって久しいんですよね。 実はそれ以来ずっと代わりになるようなものを探してはいたのですがなかなか踏み出せず。。。 今回思い切ってこれに手を出してみました。 思い切って、というのは、やはりスマートスクロールと違って元々の用途がゲームだから、どうなのかなという迷いがあったんですよね。 しかしまぁ、使ってみたらこれは十分同じ目的で使用できるものでした。 ■つなげばすぐ使えるが、カスタマイズにはソフトが必要 とりあえずUSBを差し込むだけで、通常のキーボードの左半分と同等のものとして認識されます。 キーボードに数字しか書いていないからわかりづらいんですけど、ブラインドタッチできる人なら押してみればなんとなくわかるかなと。 ただそのまま使うのではこれを使う意味はほとんどないですね。 接続するとデバイスから専用のアプリがインストールされる仕組みになってまして、これでカスタマイズをすると真価を発揮する、というわけです。 カスタマイズできるキーの数は以下の通り。 ●20個のキー 親指側に1つと、その他の指側に19個 ●スクロールホイール(クリック化) ●親指側にある丸いボタン ●親指側にある十字キー 全部で28か所ですかね。 それぞれに、既存のキーボードの機能やマウスの機能、さらにマクロという機能を使って、一連の操作を記録し割り当てることができます。 例えば、キーボードを一つ押すだけで、上書き保存して閉じる、みたいな。 さらにその設定は一つのプロファイルというのにまとまるのですが、プロファイルごとにキーマップ(割り当て)の設定を複数割り当て、切り替えながら使うことも可能。 例えば親指側にある丸いボタンを押している間だけ、SHIFTを割り当てたキーをCTRF+SHIFTとして機能させる、とか。 これらを組み合わせるとかなり多くの動作を割り当てることができるということがわかっていただけるかと。 ■いろいろ割り当てられればいいってもんでもない しかしまぁ、問題が。 50個くらいの動作を設定して、これでボタン一つ押せば何でも

四月は君の嘘 2周目! 4.旅立ち

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   ※アニメ本編すべて+番外編マンガ CODAまで読んだうえでの2週目の感想なので、【ネタバレ】を大量に含みます。 ご注意ください。 ■旅立ちの始まり 冒頭から公生のトラウマ前回のお母さんのアップ。 重い始まりですね~。。。 公生が過去を乗り越えるきっかけになるエピソードですから、見るほうにも気合が入るな。 演奏は出だしこそそつなく始まったものの、だんだんと集中していくと音が聞こえなくなっていってしまう・・・。 ■集中、集中 このアニメには関係ないんですけど、公生が「集中」というと、「全集中、水の呼吸」とか言い出すんじゃないかとはらはらしちゃうのは僕だけじゃないだろう。(笑) ともあれ、集中するほど音がバラバラになるという悪循環で、結局公生は途中で演奏をやめてしまうんですね。 この展開、本当もうハラハラして、椿の気分で見てました。 ■聴いてくれた人が私を忘れないように。 「聞いた人が君のことを忘れない」というようなセリフは、最初にコンテストを見たときに公生が宮園かをりに言った評価だけど、聴いた人たちに自分の生きた証を残していくというのが、かをりの中でのキーワードになっていきます。 もともとコンクールに受かるために素直に弾く気はサラサラないんですけど、自由な音楽を公生と演奏したいという気持ちが、どんどん強くなっていく感じ。 舞台の上だから言葉では会話しないけど、このかをりの気持ちは公生に伝わったのかな。 ■やさしかったお母さんの記憶 ここまでの回想シーンでは出てこなかった、病気になる前の優しかったお母さんの記憶が初めて挿入されます。 これは公生の変化のきっかけになる大切なシーン。 トラウマを乗り越える第一歩となったところだと思います。 ■ちょっと悲しい椿 2人が演奏を再開したことに最初は喜ぶ椿なんですが、たぶん、かをりと公生が、自分の踏み込めないレベルで通じ合ったような雰囲気を感じたんでしょうね~、ちょっと悲しい感じ。 前回椿は「公生が好き」をきっぱり否定していますが、実はそうでもないってことに自分で気づいたということかな。 ■渡はいいやつだよ。 主要キャラではあるものの、ちょっと一人ストーリーの外にいる感のある渡。 でもこういうキャラって必要なんだよね、きっと。 今回は特に、演奏のすごさを顔芸で表現するという重要な役割を担っています。(笑) まず、最初。 2人が最

四月は君の嘘 2周目! 3.春の中

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  ※アニメ本編すべて+番外編マンガ CODAまで読んだうえでの2週目の感想なので、【ネタバレ】を大量に含みます。 ご注意ください。 ■私は作んない 巨大なキャラメルワッフルを食べるシーンからスタート。 こういうのも、マンガだからこんな大きいの食べて大げさだよね~、とかいう感想しか最初は持たなかったのですが、この大きさのを満腹になるまで食べるということが宮園かをりにとってとても意味があるというのが後でわかってすごい。 これについては後でもう一回触れる。 私「は」作んない、と言ってるのは、家がお菓子屋さんだからですね。 芸が細かいセリフ回しです。 ■幸せなピアノ 喫茶店の隅に置いてあるピアノに対してのコメントは、かをりと公生のこの時点での音楽観が反映されてますね。 途中で弾けなくなってしまう公生なんだけど、これもこの時点ではマンガ的なご都合主義のストーリー展開だと感じてた。 でも、後々わかるけど、公生はかなりひどい虐待を受けていたので、確かに精神的におかしくなってしまうということも、現実でもあり得るのかもしれない。 作中で虐待という言葉は出てこないけど、明らかに虐待だよね。 これは見ていて辛くなった設定で、公生の母親が出てくるたびに目をそむけたくなってしまいました。 難しい問題だから、これを織り込むには勇気が必要だったのではないかと思います。 そして、たぶん公生の事情をそんなに深く知らない宮園かをりは、励まそうとするんですけど、ここだけはちょっと無理がある展開かなと思う。 実際にそういう経験をした子に、この励ましはきっと酷だろうと。 まぁそこで立ち直っていけるところだけはマンガ的だなと納得することにします。 ■こういう気持ちは、あこがれっていうんだ どっちかというと、公生の方がかをりに一目惚れというか、先に完全に好きになっていた気がする。 その点はこれよりも前に渡にも指摘されているけど、でもこれは「あこがれである」と言い聞かせているような。 もちろん、実際にあこがれであることも間違いないんじゃないかなと思います。 モノクロームの世界に土足で入ってきたカラフルな女の子が、自分の音楽観と全く違うところで才能を見せつけてきたから。 青春やね~~~。 この辺の展開はとても良い。 ■椿ちゃんは有馬くんが好きなんだね ついにストレートに探りを入れてきた!(笑) これはこじれそうな

四月は君の嘘 2周目! 2. 友人A

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  ※アニメ本編すべて+番外編マンガ CODAまで読んだうえでの2週目の感想なので、【ネタバレ】を大量に含みます。 ご注意ください。 ■友人A 1話の最後からそのまま続きで、コンクールの会場に4人が急ぐところから。 かをりが元気に走ってるだけで、よかった~ってなる。 まぁ、今は元気ってことなんだけどね。。。 この時点で、かをりと椿の公生に対する利害は一致してて、2人とももう一度公生にピアノをやってもらいたいって気持ちがあるんだと思う。 これは想像だけど、かをりが公生に演奏を聴かせたいこともあってダブルデートを提案したときに、椿もすんなり賛成できたのはそういうことじゃないかな。 ■知らん人に突っ込まれる渡 一人目が始まった瞬間寝る渡。 そしてとなりの見知らぬ人に突っ込まれる・・・。 最初これが公生だと思ってて、「公生は画面の左側に座っているはずなのに入れ替わった?」って勘違いしたのですが、服が違うので知らない人ですね。 ■かをりがこの演奏で伝えたかったもの 「緊張しちゃうなぁ、私の音楽届くかな」って、1周目だと、普通に演奏の前に観客全体に向けていっている言葉に感じちゃう。 でも、これは公生に向けた言葉だったんだね。 終わった後もやたらと公生の評価を気にするし。 むしろコンクールで審査員の評価はどうでもよかったってことだよね。 ■めっちゃ困ってる伴奏者 僕は音楽のことが分からないから、登場人物の言葉から考えるしかないんだけど、要するにかをりは伴奏をかなり困らせる演奏をしたんでしょ。 伴奏者、すごい頻繁にチラ見してます。 「愛想つかされた」というのが本当かどうかはわからないけど、それもあり得ると思わせる演出でした。 ■忘れられない、がキーワード コンクールの入賞を目的にした演奏じゃないけど、心打たれた公生のコメントは、 あの子たちにとって、君の演奏を聴いてあわてて花を買って渡した今日のことは、忘れられないよ。 この「忘れられない」は、作品全体を通してのキーワードになる言葉ですね。 だって、かをりは自分がいなくなった後のことをやっぱり考えちゃうから。 でも残された時間で自由に音楽を楽しんで、自分がいた証をみんなに覚えておいてもらいたい。 特に子どものころから音楽家として尊敬している公生に。 だからこの評価はたぶん最高のものだった。 ■影が薄いことが伏線 「なんでこんな子が

四月は君の嘘 2周目! 1. モノトーン・カラフル

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 ※アニメ本編すべて+番外編マンガ CODAまで読んだうえでの2週目の感想なので、【ネタバレ】を大量に含みます。 ご注意ください。 この作品、とても感動的で素晴らしいのですが、最後まで見たらどうやら最初の段階でプロットが最後までできていて、伏線がいろいろなところに張られているみたいなので、もう一度見てみようかな~って思ってます。 ■モノトーン・カラフル 第1話は本当に導入なので、主な登場人物の関係の紹介がメインですね。 公生、椿、渡の3人はずっと仲が良い。 椿、渡はスポーツが得意で、公生はピアノを弾いていたけど、2年間弾いていない。 そしてそこに、宮園かをりが関わってくることで物語が動き出すという導入。 ■11歳の公生のコンクール 公生がピアノが弾けなくなってしまったきっかけのコンクールですよね。 舞台の公生を椿が心配げに見ていますが、お母さんが直前に亡くなっているからでしょう。 この時椿の後ろの列に金髪の女の子が座っているんですが、これは宮園かをりでは??? ほらこの左斜め後ろにいる子。 かをりが公生のファンになったのは5歳の時、この演奏は11歳の時だと思うので、それからずっと追いかけてたってことですかね。ですよね! ■椿への電話 椿と公生が学校から一緒に下校して家の前で別れた時に、椿の電話が鳴ります。 相手は宮園かをりっぽいですね。 確実に渡に声をかけてくれるように確認しているっぽいですけど、これは「必ずコンクールの日に見に来てほしい」というスケジュールが決まっているからかな。 そして、その見に来てほしい相手は、実は公生、ということなんでしょう。 ■宮園かをりの涙 公園でハトと少年を演奏する宮園かをりと公生が出会ったシーンは、もちろん第1話の一番の見せ場ですね。 この曲はいい曲だなぁ~~。 終わった時に宮園かをりが泣いていて、たぶん初めて見た人はこの涙はよく分からないんですね。 最後まで見ると、かをりはずっと公生を想っていたので、こうして出会えたことでの涙と分かります。 ただ、ちょっと演出に1つ疑問が。 なんか、宮園かをりが公生を見つけるよりも前に涙を流しているように見えるんです。 まぁ、あれかな~、演奏中から横目で気づいていた、ということにしましょう。(笑) この下のキャプチャ、公生からの目線の角度だと思いますが、演奏してるかをりは横向きです。 アニメ見るとわ

【解決済み】bubbly-bg.jsというJavaScriptのIE11対応。

bubbly-bg.jsという、ちょっとおもしろいJavaScriptがあります。 ページの背景にランダムで動く水玉模様を簡単に作れるというものです。 https://tipsy.github.io/bubbly-bg/ jsファイルを読み込んで実行するだけ、という簡単なもの。 実行は「<script>bubbly();</script>」と記述するだけで、基本のブルー背景の水玉が表示されます。 しかもこれ、色とか変えられるんですよね。 例えばこんな書き方になります bubbly ( { colorStart : "#111" , colorStop : "#422" , bubbleFunc : ( ) => `hsla(0, 100%, 50%, ${ Math . random ( ) * 0.25 } )` } ) ; 背景が黒から赤、赤い水玉が出るようになります。 問題はここから。 この指定をすると、IE11で動きません。 ■IE11で動かない原因 2点ありますが、いずれも上記スクリプトの4行目。 この4行目の書き方が、IE11で対応していないバージョンのJavaScriptの記述法になっていて、これを書き直すだけで対応できます。 ■修正版 bubbly ( { colorStart : "#111" , colorStop : "#422" , bubbleFunc : function(){ return "hsla(0, 100%, 50%, " + Math.random() * 0.25 +")" } } ) ; これだけ。 要するに、bubbly-bg.js自体はIE11でも動作するのですが、色変更を行う場合のサンプルとして挙げられているスクリプトが対応していないだけというわけです。 あとはカラーコードの部分や倍率(上記の0.25のところ)を変えてあげると、いろいろな効果が楽しめます。

四月は君の嘘

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  心が疲れているとき、癒されたいときに見て、大正解だった「四月は君の嘘」。 ちなみにまだ全部見てないので、ネタバレなし!っていうか、ネタバレできません!(笑) ■四月は君の嘘 同名の漫画のアニメ化ですね。 この漫画家のかた、実は「さよならフットボール」を読んでて知ってたので気にはなっていました。 絵がかわいい、特に唇にはこだわりがあるんだろうなぁという感じ。 いや、それは見ればわかるから、ストーリーの話をしよう ■ちょっと重い 主人公はテクニックはすごいんだけど幼少期のトラウマでピアノが弾けなくなってしまった中学生の男の子。 正直ちょっとこの設定は自分には重くて、見始めの時は「癒されたいのにこれ見続けて大丈夫なのか?!」と思ってしまったけど、ヒロイン宮園かをりの明るさに救われますね。 ■こんな中学生はおらん なんつーか、言動すべてが中学生らしくない。(笑) 仮に中学生が読んだとしても、自分たちと同じ年代としての共感はないような気がする。 せいぜい大学生くらいのセリフを吐くからね。というかそういうセリフしか吐かないからね。 そういう意味で全体的に中学生が主人公という感じのストーリー展開になっていないし、急に子供っぽかったり大人っぽすぎたり、という雑然とした感じはある。 ストーリーの都合に沿って登場人物が演技しているような雰囲気? あと、なんとなく全編を通して、エヴァンゲリオンのシンジ君の独白シーンのみをつなげたような感覚すらある。(なんだそれ?) でもそれでいいじゃないか、おもしろければ! ■いい音で聞きたい クラシックを題材にしているだけあって、音楽は全体的に素晴らしい。 とにかくこれをゆったり聞いているだけでも十分癒されますね。 もちろん登場人物たちが演奏するんですけど、音楽が分からない僕でもなんとなくわかった気になる盛り上げ方はうまい。 こういうの大事だと思うんだよね。 わかった気になるだけで十分満足できるんだから。 iPad proのスピーカーもたいがい良い音を鳴らしますけど、これはSonos Oneで聞いてて本当に楽しい作品だな。 ■毎回きちんと泣ける 尺の中にストーリーをうまく落とし込んであって、毎回ちゃんと起承転結がついてくるけど、少年漫画的な次回への引きもあるし、そういう構成はとてもうまい。 夜中に見てるんだけど、「あと1話みちゃおう」となって、いつ

ネトフリアニメで感動したい。宇宙よりも遠い場所

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  なんというかねー、人間には、「感動」「笑い」なんかの心の動きって必要だと思うんですよ。 最近外出や人とのかかわりあいというのがめっきり減ってきて、そういうものに飢えちゃうわけです。 代わりと言っては何ですが、なんかネットフリックスで感動できる作品を観たいな~って思う時がありますが、これがなかなか難しい。 だって、見てみないとわからないじゃないですか。 そこそこ時間がかかるので、見た挙句いまいちだったら余計がっかりしちゃうから。。。 そんな中でこの間見たこれはアタリだった。 ■宇宙よりも遠い場所 これから見る人がネタバレ観ちゃうと魅力が半減しちゃうので、ストーリーの展開については書きませんけど、女子高生が南極行きを目指すっていう、ちょっと飛んだ話、かな。 でもそれなりに説得力もある展開にはなってて、ご都合半分という感じでみられる。 ■まぶしい、まぶしいよ こういう青春ものって別に好きじゃなかったけど、それは自分がただひねくれてただけだったなぁと最近感じる。 素直に観たらいいんだよね、こういうのは。 「こんなん、ありえないだろ」とかいうのは置いといて、素直にがんばれ~っ!って気持ちで見るととても報われます。 ■ちょうどいい長さ 全13話だったかな。 変にだれることなく各回濃密にストーリーが進むので、毎回ちゃんと泣けます。 それで気に入ったらもう一周するのもすぐだし(笑) 声優さんたち、いわゆるこってこてなアニメ声で、こういうのも自分は苦手意識があったけど、やっぱ声のプロだからこれも素直に「すごいな」って最近は思えるようになった。 早見沙織はうまい。 ■泣きたい人にはおすすめ ということで、なんか気持ちが落ち込んでいるときに、ポジティブに泣きたいならこれ見とけば間違いないと思います!