【対処法あり】WindowsにGoogleドライブをマウントしているときの、ファイルのコピーを速くしたい

WindowsにGoogleドライブのアプリをインストールすると、ローカルのハードディスクと同じように使うことができます。
たとえばローカルのハードディスがCドライブ、GoogleドライブがDドライブ、みたいな感じで。

で、もちろんファイルの中身は自動的にクラウドに同期されますので、バックアップだったりチーム内の協業という点では非常に優れています。

■Googleドライブの難点は通信速度

とはいえ、実際にパソコンに物理的に接続されているハードディスクとは異なり、Googleドライブの実体はクラウド上、ネットワークの先にあります。

よくアクセスするファイルは一時ファイルにキャッシュされるため高速にアクセスできますが、そうでないものは当然ながらクラウド上からファイルの実体がダウンロードされてくるまでアクセスできません。

最近は通信速度も速くなっているので、少ないファイル数ならあまり問題になることは無いのですが、困るのは大量のファイルを扱う場合。
たとえばたくさんの小さいファイルが入っているフォルダをコピーする場合。
これが非常に時間がかかる。

ファイルの容量よりも数の方が影響が大きいみたいですね。
フォルダをコピーする場合、一度ダウンロード→ローカルでコピー処理→アップロードという手順になるみたいで、容量が小さいファイルが大量にある場合、信じられないくらい時間がかかってしまいます。

僕の場合、Webを作ってるので、いったん作業途中のサイトを丸ごとバックアップしておきたい場合というのがそこそこあって、容量としては小さいHTMLファイルや画像を大量にコピーすることになるのですが、これがもう地獄です。

■力技で解決

仕方ないので、やり方を変えて対処するほうが良さそうです。

一言でいうと、ブラウザでGoogleドライブにアクセスし、対象フォルダをダウンロード、それをローカルで必要な場所にコピーする、となります。

具体的な手順はコチラ。

1.コピーしたいフォルダをブラウザのGoogleドライブで表示します。(インターネットでアクセスするということです)

2.丸ごとダウンロードします。
フォルダをダウンロードする場合は、ZIPが作成されるまでしばらく待たされます。
この待ち時間をいれても、通常コピーするよりも断然速いです。

3.ダウンロードされたZIPファイルを解凍します。

4.コピーしたい場所にファイルを移動する


その後、自動的にクラウドへの同期が始まりますが、あとはバックグラウンドでの処理になりますのでそのうち終わります。
上記の4を行った時点で、ローカルのキャッシュ上ではファイルの移動が終了した状態になっていて、クラウドへの同期は順次行われるという仕組みです。

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