CNNリスニング検定 プレテスト 第2回を受けてきて轟沈。

2019年1月27日、朝日新聞社が主催する「CNNリスニング検定プレテスト」というものの第2回が行われました。
難しすぎて轟沈でしたけど・・・。(^_^;)

■CNNリスニング検定ってなに?

一言で言えば英語のテストですけど、正式にサービスを開始しているものではないので初めて聞く方も多いかと思います。
今はプレテストという段階のようで、正式サービスに向けた準備のためのテスト的な開催という位置づけみたいですね。
実は2018年の4月に第1回が行われていて、今回で2回目になります。

僕は第1回も受けていて、その時の日記は下記になります。
https://hcondo2000.blogspot.com/2018/04/cnn.html

受験申込者のなかから抽選で選ばれた人が受けられる形式となっています。
2回めも抽選に当たったのは運がよかったな~。

プレテストは受験料はかかりません。
逆に結果もシンプルなもので、おそらく正解数しか出ません。

■テストの形式・難易度は?

全5パート、合計約37分です。
問題の形式は前回と同じでした。
全てリスニング問題になります。

(以前の日記より再掲)
> Part1からPart5に分かれていて、プレテストは35分程度の受験時間でした。
>
> Part1は、流れた音声の中で使われたフレーズを言い換える問題。
> Part2は特殊で、音声を元にディクテーション(穴埋め)をする問題。
> Part3以降は流れた音声の内容を問う問題に4択で答える問題形式でした。
>
> ディクテーションのPart2だけ、音声が2回読まれますが、その他のPartは1回のみ。
> Partが進む毎に、問題の文は長くなり、1つの問題文に対する質問も増えたりします。

前回は確か問題の英文はすべてCNNの放送からの音声だった気がしますけど、今回Part1のすべてと、Part2の最初の2問は、ナレーターによる録音でした。
少し難易度を下げようということなのかな?

ただ、全体的に考えて難易度はめちゃくちゃ高いです。
僕は直近のTOEICスコアが970点なのですが、途中で投げ出したくなる難しさです。
こういうとなんですが、800点レベルくらいの人だと、本当に座っているだけでも苦痛くらいな難しさなのではないかと想像します。

このテストが「そこそこできた」と感じられるなら、TOEICはらくらく満点とかそういうレベルではないでしょうか。

■生の時事英語の難しさ

このテストが難しいと感じられる理由はいくつかあります。

1.時事英語を一発で聞き取る必要性
CNNのニュース英語ですから、背景知識みたいなものも含めての教養が問われていると思います。
もちろんテストですので問題は放送される部分だけがきちんと聞き取れれば解けるようにできていないといけないけど、身近でない話題を一発で聞き取るのは難しいですからねぇ。
ふだんから英語のニュースに触れているかどうかが大事かなと。

2.ラジカセで流れる
当たり前ですけど、リスニングの音声はラジカセで流されます。
ふだん勉強しているときってイヤフォンで聞くことがおおいと思いますが、ラジカセだと音質は下がりますので、聞き取りやすさも落ちますね。
TOEICくらいなら何とかなっても、CNNのアナウンサーたちがまくし立てる英語を聞き取るのはなかなか難しかったです。
というか、こういうのが聞き取れるのが本当のリスニング力なんだぞ、と言われているような気がします。(^_^;)

3.アナウンサーじゃない人もしゃべる
ニュースなので途中で街角の人の声っぽいのが入ったり、教授にインタビューしていたり、しゃべりの専門家じゃない人の声も入ってきます。
発音も多様でテスト用の録音ではないのでやはりこれは難しいですね。


というか、正直このテストと同じような問題を日本語でやっても難しいんじゃないかと感じるレベルですから。特にPart5。


■今後はどうするのか

第1回の時に一番感じた疑問は、テストとして毎回難易度を一定に保ったり比較できるようなスコアを出せるかどうか、という点は今回特に何か前回よりも対策されたという感じを受けませんでした。
でも第2回をやったということは着実にプロジェクトは進んでいるということでしょうか。
個人的には期待してますので、良いテストができることを願っています。

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