少年サッカーと靴ひも

プロの試合でもよく見かけることではありますが、少年サッカーで注意したいのが靴ひもがほどけること。
低学年だと、自分で上手く結べなかったりして、同じ子が何度もほどけたりするんだよね。

競技規則で靴ひもがほどけた時のことについての記載は無いが、用具が正しく身につけられていないということになるかと。
子どもたちはとにかくプレーに真剣なので、靴ひもがほどけていてもそのままプレーに参加しようとしちゃうんですよね。
踏んだり踏まれたりして転んだ時の危険性まで頭が回ってないので。
でもこれは危ないから、審判が注意して結び直させるべきでしょう。

●結ばないでプレーを続けた場合。
何度注意しても結ばずにプレーを続けるようなら、プレーをストップして相手の間接フリーキック、もしくは警告、つまりイエローカードもありえるかと。
理由は、危険なプレー(自分もしくは相手を危険にさらすプレー)

競技規則の第12条には、危険なプレーは間接フリーキックとなっている。
また、繰り返しの注意に従わない場合は、違反を繰り返したことによる警告。もしくはガイドラインの第12条にあるように、あきらかに負傷を引き起こす可能性がある場合は危険なプレーを警告できる。
この辺が根拠になるのでは無いかと思う。(けど、偉い人の意見を聞いてみたい)
個人的にはこんなことでカード出したくないので、試合を止めて結ばせてリスタートする意味でも、間接フリーキックを取るのが良いんじゃ無いかなと思っている。
あくまで繰り返し結ぶように言っても聞かない場合ね。

●結ぶのに時間がかかって、その間プレーがスタートできない場合。
キックオフ時やセットプレー時などキッカーが靴ひもを結び始めて、時間がかかってなかなかスタートできない場合。
まずは外に出るかボールから遠い位置で結びキッカーを交代するよう促す。
だけど子どもって交代したがらなかったりするんだよね。
この場合、遅延行為で警告になると思う。

いずれにしてもこんなことで警告なんかしたくないので、今度キックオフの前に、靴ひもがほどけた人はすぐにプレーから離れて結び直してね、そうしないとカード出しちゃうかもよー、とひとこと言っておこうと思った。

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