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6月, 2018の投稿を表示しています

マークシートの塗り方を研究しているくらいなら単語を覚えれば良い

どうでもいいことなんですけど、時間に追われがちなTOEICにおいて、少しでも時間の節約のためにマークシートの塗り方をうんぬん・・・というような事を言っているサイトがあったりします。 う~ん、どうでも良いんじゃない? そもそもアレを塗りつぶすのに何秒かかるというのでしょうか。 仮に効率化したとして、1問あたり2秒節約したとしましょう。 リーディング100問で200秒、約3.3分余分に問題が解けることになります。 まぁ、もしかしたら2~3問余計に解けるかもしれませんね。 しかし2~3問解いたからって、5点あがるかどうかじゃないですか? 僕は、そんなこと考えている暇があったら、語彙力でも増やした方が良いと思いますけどねぇ~。 何を目指してTOEIC受けてるか、ってところに立ち返るのですけど、英語力を測るためじゃないですか。 それで、マークシートの塗り方を研究してどうするのかと問いたいですよね。 まぁ、最近ではTOEICのスコアアップ自体が目的というケースもあるとは思いますけど。 そもそも英語力が究極的に高まれば、時間が足りないなって事は無いわけですよ。 最終的に目指すのはそこでしょ?って、僕は思いますけどね。 ま、人それぞですね。

TOEICのPart3、Part4で問題文の先読みは必須か?

TOEICの対策本やサイトを見ていると、ほとんど必ず書いてあること、それは「Part3、4では問題用紙の英文を先に読んでおく」ということ。 だけどちょっと待って! それって本当に必須なの? 990点を目指すという観点から考えてみます。 ■問題文を先に読むメリット メリットはあきらか。 問題文を先に読んでおくと、どこに焦点を置いて聴けば良いかが分かります。 こういうのはリーディングでも有利なテクニックですが、1度しか音声を聞けないリスニングにおいては非常に有効であることは確かですね。 ■デメリットは? デメリットはあるかというと、良いペースで解けていけている分にはあまり無いと思っています。 ただたまにつまずく問題ってあるんですよ。 少し考えてしまって解くのに時間を要してしまうようなやつが。 そうすると次の問題を先読みする時間が無くなります。 こうなると、メンタルの問題という気もしますが、先読み無しで次の問題に挑まなくては行けないというのが、僕はちょっと焦るんです。 それと先読みして行こうと思うと、かなり手早く解いて次に進まないと行けないので、集中力もかなり必要かなと思います。 ■先読みしないと解けないの? そんなことないです。 そもそも出題者は、先読みしないで解くことを前提に問題を作っているはずです。 また、前述の通り、先読みできなかった場合でも問題は解かないといけないので、結局、先読み無しで解けるだけのスキルは必要なんですよね。 ■結論:先読みは不要! あくまで僕の個人的な結論ね。 990点を目指すようなレベルの場合、リーディングのスピードもそれなりに有るはずです。 それだけの力がある場合、Part3、4程度の問題文と選択肢は一瞬で読めます。 読めるなら先読みしても良いじゃんという考え方もありますけど、Part3、4の会話やアナウンスはせいぜい40秒弱、100語程度であることを考えると、別にちゃんと聴いていれば記憶できる程度なんですよね。 僕は45分のリスニングの間、集中力マックスで前の問題を解いたらすぐに次の先読みをするということを続けられる自身があまりないです。 また、当然、先読みできなかった場合も対応出来る必要があるので、それなら先読みしない方に統一する方が気持ち的に楽なのです。 補足...

ビデオアシスタントレフェリー

ロシアワールドカップで導入されている、ビデオアシスタントレフェリー。 これ、制度自体は数年前から少しずつ始まっているのですが、やっとちょっとこなれてきた感じがあります。 最初は審判も不慣れだったし、客も選手もあまりよく認識していなかったので、何が起こっているか分からない状態でしたが、やっと知れ渡ってきたので以前よりはスムーズになりました。 ■ワールドカップ史上最多数のPK およそ半分の試合が終わった時点において、ペナルティーキックは19回行われたそうです。 これは今まで最高だった18回を既に超えています。 しかも、大会の半分の期間で・・・。 これは確実にビデオアシスタントレフェリー効果で、今までであれば見逃されていたファウルがとられているということ。 PKの多さというより、見逃されていたファウルの多さの方に驚きますよね。 ワールドカップで笛を吹くような超一流の審判がどうなのかは分かりませんが、ペナルティーエリアの中のファウルは「とりにくい」という心理が少なからず働くように思います。 他の場所のファウルと違って、PKをとると得点に直結することが多いため、判定に慎重になるのです。 そういう心理から甘くなりがちだったペナルティーエリアでの判定が、ビデオアシスタントレフェリーのサポートによりよりやりやすくなった点は、選手にも審判にも良い点です。 ■試合の流れが止まる しかしやはり、サッカーというスピードのはやいスポーツでの問題は、試合の流れが止まってしまうこと。 主審が見落としてからビデオアシスタントレフェリーから連絡が入るまでの間に試合が進んでしまいます。 遅れてPKの判定になった場合には、その間のプレーが無かったことになるわけです。 今のところその無かったことになる時間帯に決定的なプレーは起こっていないようですけど、その間に別の得点があるとか、深刻な別のファウルがあった場合などは物議を醸すと思われます。 ビデオアシスタントレフェリーからの連絡がほぼタイムラグ無く行われれば良いのですが、どうやらそちらでも見返して確認している場合があるようで、ちょっと時間がかかっていることがあるのは要改善ですね。 ■全ての試合で導入されるのか 例えば来シーズンからすぐにJリーグに導入される、とかは無いと思います。 設備の問題もあ...

ワールドカップ、日本代表対コロンビア代表、カルロス・サンチェスの退場

2018/6/19に行われたワールドカップグループステージ、日本対コロンビア。 なんと開始3分でコロンビアのMFカルロス・サンチェスがPK献上&退場ということもあり、日本が歴史的な勝利を飾ることに。 さて、この退場の場面、記事によるとカルロス・サンチェスは「なぜ退場か分からない」というようなコメントをしているようですが、明らかに退場です。 2017・18競技規則(12条 ファウルと不正行為の101ページ) 退場となる反則 競技者、交代要員または交代して退いた競技者は、次の反則のいずれかを犯した場合、退場を命じられる: ・意図的にボールを手または腕で扱い、相手チームの得点または決定的な得点の機会を阻止する(自分たちのペナルティーエリア内にいるゴールキーパーを除く)。 (以下略) 香川のシュートはほぼ確実に枠に向かっており、キーパーは体勢が悪くおそらく触れない状態のシュートがカルロス・サンチェスの腕に当たった状況。 腕は不必要に広げられているので、本人がどう思っているかは分からないけど、意図的と判断せざるを得ないので、ハンドリングです。 こういった決定的なシーンでのハンドリングは退場ですよ、と明記されているので疑いがないですね。 少し前の大改訂の際に話題になった、「決定機の阻止の3重罰(退場・PK・出場停止)が重すぎるから、PKが与えられる場合は警告(イエロー)になった」というものが紛らわしさを助長しています。 しかし、ここでいうイエローになるケースというのは、あくまでボールにプレーしに行って不用意にファウルを犯してしまった場合。 例えば後ろから掴むとか、明らかに足を刈りに行ってるとかいうファウルは従来通りの退場になります。 もちろんハンドリングもボールへの正当なプレーではないので退場ですね。 これ、本職のディフェンダーだったらあんなに腕を広げることはしない場面でしょうね。 こういったバタバタした場面で思わず腕を広げてしまったことは仕方ないかなぁとちょっと同情もあります。 ただ、「なぜか理由が分からない」とかはいわない方が良いでしょうね。 分からなかったらルールを読んでくださいとしか言いようがないです。

リスニングの質を上げるためのディクテーション、シャドウイング、そしてリピ―ティング。

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TOEIC990点を目指して、リスニング強化中です。 使っている教材は主にこれ! 今回主にリスニングの話なので、リスニング部分だけの模試とかの方が無駄が無いんですが、この本、なにせUnlimitedに入って居るのでコスパが良い! これのPart3とPart4を使って、ディクテーション、シャドウイングなどをしています。 ■まずは解く せっかく問題形式になっているので、まず最初は1回問題を解きます。 なかなか通しで解く時間は取れないので、僕の場合は長文1個単位でやってます。3問ずつということですね。 この段階では普通にといて答え合わせをします。 ■ディクテーション 問題を解き終わったら次はディクテーション。 ちょっとずつポーズしながら、聞こえた音を書き取ります。 固有名詞とかは難しいから、答え合わせの時にチェックしておくのも有りかもしれません。 ポイントは、 1.冠詞、三単現や複数形のs、would・hadの短縮形の'dなど弱い音を聞き取る。 2.bとv、rとl、sとthといった日本人的に似ているように聞こえる音を正確に聞き取る。 固有名詞もイチから聞き取る場合は特に2のポイントに気をつけたいですね。 意外と問題は解けても、細かい部分は聞き漏らしがあったりしますので、このステップではどこが聴けてどこが聴けてないのかを確認します。 ■シャドウイング 音声だけを聴いて、すぐ後について口から出す練習です。 僕は等倍と1.5倍での練習を組み合わせています。 等倍では一つ一つの音を正確に再現することを意識します。 ディクテーションの時に聞き漏らした音をしっかり発音しようとすることで、聞き取りの力も上がります。 TOEICではノンネイティブが聞き間違えやすい音を使った引っかけもありますので、その辺の発音もおさえたいですね。 1.5倍ではリスニングのスピードをアップしても聞き逃しをなくすよう、音に付いていく練習をします。 ただ聞いているだけだと聞けたつもりになってしまうので、シャドウイングを行うことで集中力を維持します。 TOEICの1.5倍速だと、だいたい1分間250語程度で、話せないスピードではありません。 最初は難しくても10回、20回とやっていくうちにだんだん出来てくる、、、ハズ! ■...

名古屋グランパスエイト、奈良クラブの再PKについて

■天皇杯で起こった珍事 2018/6/6に行われた天皇杯2回戦、名古屋グランパスエイト対奈良クラブは、延長でも勝負が付かず、ペナルティーマークからのキック(いわゆるPK戦)の末、奈良クラブが勝利しました。 が、しかし。 後に、主審のルール適用に誤りがあったことが判明します。 映像は見ていないのですが、どうやら、こういうことらしい。 奈良クラブの選手がPKの際に不正なフェイントを行う。  ↓ キーパーには不正なし。  ↓ 主審は蹴り直しを指示。  ↓ 蹴り直して得点が認められる。 ここは分かりにくいところなのですが、キッカーが不正なフェイントを行った場合は、PKは失敗扱いになります。 試合中なら相手の間接フリーキックですが、PK戦ではその時点でそのPKは失敗で終了となるのが正しいそうです。 一部では、「このルールがきちんと適用されていれば名古屋が勝っていた」とする記事がありますが、それははっきり間違いだと言っておきます。 この時点の歴史が変われば、その後名古屋のPKがうまくいくかどうかも分かりませんので、勝っていたと言いきるのはおかしいことです。 (修正) 失礼しました。 この時点でキックが失敗と判定されていたら、その時点(PK4本目終了時点)で名古屋4-奈良2となっており、5本目を行う必要が無く名古屋の勝利で終了だったとのことです。 (修正ここまで) そんな訳なのでやり直し、という判定になったようです。 ■やり直しは妥当なのか。 僕は妥当では無いと考えます。 なぜなら競技規則に下記の条文があるから。 プレーに関する事実についての主審の決定は、得点となったかどうか、または試合結果を含め最終である。主審およびその他すべての審判員の決定は、常にリスペクトされなければならない。 プレーを再開した後、主審が前半または後半(延長戦を含む)終了の合図をしてフィールドを離れた後、または、試合を終結させた後は、主審がその直前の決定が正しくないことに気づいても、または、その他の審判員の助言を受けたとしても、決定を変えることができない。 (2017-18競技規則 第5条より抜粋) 主審の決定は最終的なものであり、「変えることはできない」と明記されています。 どうやら試合中、名古屋の選手・スタッフ含め、誰も...